毎度おひさしぶりです。てへへ。
シータ万蔵、元気です!
新しく引っ越したアーシュラムでのお勤めを終えて、休暇を挟んで帰国しました。
新しいアーシュラムについては、また機会を作ってこちらで紹介しましょう。
4月の頭にインドを出国しましたが、アーシュラムを出てからは結構移動が激しかったんですね。
こういう激しい移動は、不毛に終わることが多いのだけど、今回は充実しました。
多くの人が入れ替わり立ち代わりやってくる、人の数だけドラマがあるアーシュラム。
運営側としてはですね、バッタバッタと過ぎ去る一瞬一瞬をこなすのに懸命すぎて、そんなドラマの数々にしみじみしている・・・暇がない!
が、休暇の間はですね、時間の縦の流れの、過去と未来と今に思いを馳せて、久々にノスタルジックな気持ちを楽しみました。
まずは弾丸でアンボリへ。
見よ!
シータAとニキタ挟んでシータB。
シータAが爆発的に老けた(アラフィフになった)ため、Bの若さ引き立ちます。
ニキルもでかくなっている。
ちなみに↓は7年まえ。
左、若い!
ニキタは私の背を抜いた。
いつも私にひっついて、こんなに小さかったのにねー。
小さな二人の子供は、あの頃も本当に可愛かった。
私たちは、なんだか「親戚の一員」のような感じで、近い距離で暮らしていました。
歩きに行く時に、しっかりと握った小さな手の記憶がね、胸に切ないんですよ。
自分の子供じゃないのに、このくるおしさ。
お子さんをお持ちのお母さん達の、子供への思いはいくばくたるものでしょう?
その足で、東海岸のチェンナイに飛びまして、そこでスーリヤ(本物)に出会ってしまったのもすごかった。
スーリャさまの件は、自慢済みなので割愛して、そこから所用を済ませにタイへ飛びましたら、なんと、修行犬ジャイエンに再開!
彼とも6年ぶりくらいではないでしょうか?
生きているかどうかもわからなかったので、感涙。
彼に至っては、もう会えないことを覚悟してたのに。
写真、左から、昔のヒロミダス、ジャイエン、シータラン。
往復3キロの道のりを、毎日2往復。
ジャイエンは走って瞑想に通ってきてたんだよ。
白髪のおじいさんになってた。
急激に白髪と贅肉を増やした私たちを、ジャイエンもまたちゃんと覚えててくれていて、オイオイ鳴きながら歓迎してくれました。
しみじみ・・・。
昨年の秋ね、モー様ことモヒニと、キャロル・キングの人生を描いたミュージカルを見たんですよ。
キャロル・キングの曲といえば「タペストリー」ね。
人生は、縦糸と横糸の交わる、まさに出会いのつづれ織りなのでしょう。
「私」という厳然たる「個」なんて、本当はどこにも、ないものなのかも知れません。
うまく言えないんだけどね・・・。
あるいは、この世界そのものがタペストリー。
いろんな誰かさん達が出会い、交差しては離れ・・・
再び出会えたり、しばらくの間寄り添って行くなんでことは、まさに奇跡なのかも知れません。
時間と空間という軸の中で、描かれるタペストリー。
それ自体が私ともいえるし、その一部が私とも言えるし。
そんな織物を、味わい愛でた、そんな休暇でございましたし、そんな感じの今年です。
ちょっと弾丸だったけど、足を運んで良かった。
そんなこんなで、この夏も、ボチボチ、ブログ更新してまいります。
どうぞ、よろしく!