2020年6月6日土曜日

7月23日~26日★大人の夏休み2020スペシャル in 四万十

せーのっ!

とりゃーっ!

↑ の写真は、四万十に移住したYoga友のクニさんを三馬鹿トリオ珍道中で訪ねた時のものです。

SNSやブログで写真を見た人達から「私も行きたい」という声が沢山届いたので、じゃあリトリートやっちゃいましょうってことになったのが「大人の夏休みリトリート」の始まりでした。

これまでに何回やったかねえ・・・。3回くらい?

昔バンドばっかりやった頃、まあ色んなとこから声がかかるので、とりあえず様子見で複数のバンドに関わって、どうにもならんな、と思ったら直ぐやめて次、みたいなスタンスだったんですね。

そんな中で知り合った広島出身の川島君が、ある日「むかし学校の先生に“続けることが大切ってこともある”って教わった」と私に言った。その言葉が、心のどこかに引っ掛かっていたんだね。それで、20年ほど経った頃に、その先生の言ったことを凄く実行してみたくなったんですよ。

タイや京都もそうですけれど、自分でする企画を、毎年変わらず続けてみているのは、実は川島君の言葉がきっかけだったりする。ここに新しく加わってきた「大人の夏休み」リトリートも、やれるところまでやってみようと思っています。

というわけで四万十の「Natural Life Yoga」のクニさんとの伝説のコラボレーション、「大人の夏休み」。今年は24時間延長パワーアップで帰ってきました。個人的には9月のタイのリトリートの開催が危ぶまれているので、その分のエネルギーも四万十に注ぐ意気込みです。

当初は「title:オリンピック開会式を後目に街を飛び出そうスペシャル企画」というもくろみだったのですが、いろいろと事情が変わってしまったので、「title:オリンピックじゃないけど、テレビに背を向けて大自然に飛び込もう、sub:そうだ嬉しいんだ生きる喜びアンパンマン企画」に変更。

こんな時期ですけど、「お互いがお互いの安全を思いやる」ということを含めて、この集まりは「大人になって忘れてしまった大切なこと」を思いだすための企画です。

なので、「小学生の頃、夏の朝に目覚めた瞬間から輝いていた、生き生きした喜び」は何処へ行ってしまったんだろう?っていう方に、是非来ていただきたいのです。

「理屈では分かっているんだけど、実感として、 “私と喜びの一体感” が思い出せないっていう・・・まあ、大人になったら多かれ少なかれ、皆が持ちうる感覚なのかも知れませんが・・・。


10年程前、クニさんと偶然にも飛行機が同じだったことがあります。羽田空港でバッタリ。その時、クニさんは移住先を探している真っ最中でした。いろいろ候補はあったけど、四万十になりましたねぇ。そして私たち皆が、訪れることの出来る、素敵な場所を築いてくれました。

2011年、羽田空港。マレーシア経由でクニさんはタイ、私はインドへ向かう。


NATURAL LIFE YOGAの窓から。


四万十川の雄大な眺め。

 清流で鮎と遊ぶ。

暗闇。小さな明かりと音に五感を研ぎ澄ます。

寝室兼アーサナホールには、クニさんのアート作品が沢山あります。

釣りバカ日誌にも出てたよね、高瀬の沈下橋。日差しが強いぜ。

宙を舞う猛禽?四万十の夏の風物詩。


やっぱりかき氷!



リトリート開催のきっかけはここからでした。四十路集団の夏休み。



一般的にこの手の合宿は、到着日は午後から初めて、解散日の午前中に終了することが多いのですが、「大人の夏休み」に関しては、初日の朝から最終日の夜まで、みっちりです。料理や清掃もスタッフと参加者が協力して行います。

今年は、スペシャルな回なので、これまで出来なかったスペシャルな企画を考え中です。実現できたら感動的なのですが、これについては開けてみてのお楽しみで・・・。

「大人の夏休み in 四万十 2020」
723日(木)朝7時くらい 〜726日(日)夜21時くらい。
朝から晩まで、まるまる四日間(食事x8、お茶x4、アーサナクラスx4、講義x4、瞑想またはキールタンx4、自然遊び)
宿泊先:Natural Life Yoga
参加費 48.000
お申込み:sivanandakendram@gmail.comまで
※現地集合(中村駅まで送迎あり)、定員6

【4日間のプログラム】
Sitaによるヨーガクラス、講義、サットサンガ
1日2食(ベジタリアン) + ティータイム
・四万十の大自然を楽しむツアー
・みんなでクッキング
・宿泊は大部屋(男女別)になります。

◆集合 7/23(木)午前7時 JR中村駅までお迎えにあがります。
◆解散 7/26(日)午後21 JR中村駅までお送りします。 
※京都、梅田、三宮から出発可能な方は、中村行き高速バス(しまんとブルーライナー)
※遠方の方は、大阪や神戸まで飛行機を利用して「しまんとブルーライナー」に乗り継ぐと便利です。
※高知空港からは高知駅よりJR特急、または高速バス「しまんとライナー」で中村駅へ(それぞれ往復割引有り)。
※高知空港への格安航空便は、成田、名古屋、神戸空港間で就航。
※遅刻早退などは、個別にご相談下さい。
※自家用車でご来場の方の駐車スペース有り。
※前後泊は特別割引料金でご利用可能です。
※小さなお子様をお連れの方は個別にご相談下さい。
※アウトドア遊びがありますが、傷害保険等は料金に含まれておりません。必要な方はご自身でご加入ください。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、お申込みの皆様にご協力をお願いする
ことがあると思います。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。



在りし日の三馬鹿トリオ。もう6年も経ってしまったよ。今やみな五十路。
大人だって、子供の頃と同じ、いのちの輝きを生きている。


2020年6月1日月曜日

『免疫を高めるヨーガの知恵 2020』京都、他

書きかけで止めていたので、続きを書いて完成させました。


↑の表題は、たしか10年前くらい前だと思う。さやかちゃんに読んでいただいて、群馬県でお話ししたトピック。

タイでさらっとお話ししたことはあるけど、↑をもって他の土地を回らなかったんですよね。「なるべくたくさんの人にこの話をしなきゃ・・・」と、思い続けて早10年。いやあ、ボヤボヤしてました。いつやるの?今でしょ! ですよね。

ということで、この夏はこのテーマです。

なるべく参加者がバラけるように、同じテーマで近隣を回ります。

毎年お世話になっている、京都の誓願寺様での恒例のワークショップも決定しました。7月19日(日)です。本当にいつもありがとうございます。

チラシは今年はもう間に合いませんね。手書きしたい気分なので、書いたらこちらに画像を載せますね。

誓願寺さんの講堂は40畳はあろうかという大広間ですが、今年は定員を3分の2に削減させていただきます。お向かいの人がかな〜り遠くなって寂しい感じですが、今年はもうそれで。お食事の時間を挟まず、午後に時短で行きたいと思います。ついでだから参加費もトータルで二割弱削減しました。


兵庫と神奈川も今月の中旬には詳細をアップしますね。できたら関東もバラけるように、どこかで企画したいです。



【Sivananda Yoga ワークショップ 京都】
 7月19日(日)京都誓願寺 講堂
第1部 12:30-14:30 アーサナクラス
第2部 15:15-16:30 講義「免疫を高めるヨーガの知恵 2020」
参加費:第1部 4000円、第2部 2000円、通し5500円
定員:各回20名ずつ(状況に応じて定員を減らす可能性有り)
お申込み:sivanandakendram@gmail.com

状況に応じて、キャンセルの決断をすることもあるかも知れません。また、定員数の変動もあるかも知れません。皆さんのご理解に感謝しています。それから、いつも通り、この京都のワークショップでは、皆さんのキャンセルに関してのペナルティは一切設けません。今年で9年目。さあ、開催できるかな。できるといいな。10年までは頑張りたい!


中学校の修学旅行から始まって、何度も何度も訪れた京都。たくさんの人に、たくさん親切にしてもらいました。個人的には、たくさんの思い出がある特別な町です。一日も早く、京都が元気を取り戻せることをお祈りしています。


10年以上まえのお宝写真!お隣は誰だ!






春を振り返る。

ついこの間まで、寒いといって凍えていたのに、梅雨も目前。

春はどこへ行った・・・って感じだが、なかなか稀有な三ヶ月間だったので、日々を振り返って、記録しておく。

◆これまでの10年間は、日本にあまりいなかったからシェアハウスに入っていたのだけれど、今年は気が変わって、通常のアパートを契約することにした。帰国前からネットで部屋探し。

この収入ゼロの緊急時。敷金礼金と仲介手数料、火災保険など合わせると、大きな出費になってしまった。アホかと思われるかもしれないが、私としてはこれで正解だった気がする。新型ウィルス目覚ましい活躍のなかで、プライベート空間を手に入れたメリットは大きい。お金はまた頑張って働けばいい。

◆思いつきで今年は早く帰国していたが、帰国難民にならなかったのも良かった。これ以上親に無駄な心配をかけるのは忍びないので。

普段より、自分は「ああしたい」「こうしたい」という欲で動かないように心がけているが、なんだかんだ言って直観が一番まとも。私の頭の考えることなんて、大したことない。


◆二月末日に不動産屋で鍵をもらう。10年間お世話になった物置は解約することにした。三月は恒例の徒歩引っ越しフルバージョン。往復3キロの道のりを、毎日1〜3往復、テレビショッピングで買ったコロコロカートで行ったり来たり。

楽器達ついに日の目を見る。ずっと眠らせておいてごめん。五弦を売りに行こうと思ってたが、姿を見たら愛しくなって売るのをやめる。悪いお母ちゃんだった。許して。


◆四半世紀前に「プロの無職」として通っていた職業訓練校の課題が出てくる。ポスター二点作るというやつ。実技練習のため写真素材も水彩でドローイング。捨てようと思っていたが、やめることにする。素材として使った写真集(二冊)を手放したことを、実は後悔しているため。(なんの写真集かわかる人いるかな?)



↑ が ↓ のようになる。




◆人との交流がないと「心の声」がやたら活発になる。警備員の白髪のおじさんの立派な長髪を見ては「ジェロニモ・・・ふふふ」。「ジェロニモからみた私はきっと鉄砲撃ち・・・ふふふ」。いつも「ふふふ・・・」と思っていた。


鉄砲撃ち姿(倉庫からアップライトの楽器を移動する様子)の再現


◆3月、4月がとても寒く、冬服が手元に無かったため、毎日鉄砲撃ちルックで、行ったり来たり。手首や首を冷やすと、鼻水が出ることに気づく。セーターをバラして、手首&首&足首ウォーマーを制作。サリーをバラしてカーテンも制作。いろいろな生活用品を自作した。


◆Mさんご夫婦が車を出してくださって、本棚などの大物を運んで下さった。万一ロックダウンになったらややこしいので、これを機に、残りをとっとと片付けて、4月6日に物置の鍵を返却。契約は四月末日までだったけど、背に腹は変えられぬ。オーナーは台湾の会社で、良い人たちだったから、ご縁が切れると思うと、ちょっと寂しい。


◆それにしても春の寒さは骨身にしみた。四月なのに雪なんか降ってる。手持ちの羊毛布団は、横になると厚さ2cmどころか5mmくらいになってしまう、ちょっと厚手のベッドパットみたいな奴で、床の冷たさが伝わりまくる。一向に気温も上がらないし、思い切って5cm厚の高反発マットを購入したら、睡眠の質が劇的に改善した。起床時に背中が痛むことも無くなった。柔らかいマットは腰に良くないが、硬すぎてもダメらしい。更にすのこを敷くと、これまた劇的に良い。湿気も睡眠に影響するらしい。

◆食事は、毎日同じようなものを食べている。昼は、野菜と油揚げのオリーブオイル炒めしょうゆ味、サラダ、ミニバゲッドを二、三切れ。晩は、米半合と納豆と、あとは適当に。インドで夢にまで見た湯豆腐を、毎日のように食べまくっていたら痩せてきて、ラッキー!と思っていたが、そのうち、風呂に入っても目眩がするようになったので、もう少し重めのもの食べるようにした。あっというまに肥えたが、目眩は治った。



◆近所のパン屋で買った食パンが、あっという間にカビた。老眼だから見えなくて、うっかり食べていた。一人だと食べきる前にカビる。もう水分の多い食パンは買うまい。近所の和菓子屋の草餅も、翌日の夜にはもう酸っぱくなってしまう。化学保存料を使わない正直なお店が存続していて嬉しい。中古で20ℓの冷蔵庫を買う。冷凍庫はない。買い溜めしない生活をしたい。

◆洗濯機はない。なので洗濯物は溜める。たまにコインランドリーへ行く。

◆掃除、洗濯、炊事、裁縫、DIYなど、身辺のことを自分で丁寧にする時間が尊い。オンラインで座学などにも出ていたが、「このチャンスにあれもこれも詰め込もう」と欲張ることはせず、生活のペースを作ることを重んじた。だから自習。自分のアーサナ。掃除なんかも自習のうち。あとは歩行。とにかく歩く。歩き回って見つけた美しいものもたくさんあった。


◆家賃はとても安い。掘り出し物だ。でもその分、車の騒音がひどい。壁が薄いんだな。すごい数のダンプカーが爆音で通る。こんな狭い道なのになぜ?と思い、ダンプを尾行したら、ちょっと先の更地で、地面を掘りまくっていた。大掛かりなビル工事。でも、こんなコロナの時に、運ちゃんたちが儲かってるって、嬉しいことだ。耳先を変えるために、南部鉄の風鈴を吊るす。私の窓の前には、誰かの窓がない。だから、チャンス到来。

金物屋ではもう買えない。マンションなどで騒音と見なされるため売れないそうだ。探しまくった末、京都のハンズで見つけて、ずっとこの日を待っていた。

風鈴が騒音だなんて・・・変な世界になった。コロナの騒動で、この音が、騒音に聞こえない世界が、また戻ってくるといいのに。


◆四月末にようやくネットが使えるようになって、緊急事態宣言中は週末にオンラインサットサンガをやった。外を出歩く必要のある仕事の人もいるので、それらの人が、安全に仕事が出来るよう、私みたいな「特に用事のない人」が、うろちょろするのを控えつつ、でもちゃんと気持ちの上で納得できることが大事だと思ったので。納得の前に必要なのは理解。自分の安全と他人の安全、他人の幸せと自分の幸せが、じつは離れていないんだよ、ってことを理解してもらう良い機会だったと思う。

◆これからが、社会を再構築していく上で、またウイルスなどの脅威とどう付き合って行くかを考える上で、じつは大事な時間だと思う。要はバランスの再構築。社会単位でも、個人単位でも。