2014年10月3日金曜日

ホシハナのシータマメモ。

みなさん、こんにちは。

ムナール紀行の途中ですが、タイに来ちゃったのでまたしても閑話休題です。

週末からスタートする10日間のリトリートの準備と、自分をいたわる為に、一足さきにホシハナヴィレッジに到着。なので、自慢ブログです(なんじゃそりゃ!)


まずは、このブログでたびたび姿を現す、I love India号を紹介しましょう。OSは、ときどき私をイラッとさせるWindows 7 starterです。私の、忍耐強さと寛容さを鍛えるためのツール。




昨日、今日と、すいかハウスに泊まっていますが、明日から土の家に引っ越します。

日本からの深夜のフライトで一睡もしていないうえ、東京のウパーサナサンガ・ダクシナムールティクラスの面々の到着を受け、深夜までトークをしてしまったので、今朝は8時半まで寝てしまいました。目覚めて最初にみる風景は、この光の窓ですよ。

ああ、独り占めしているのが勿体無い。誰かに見せたい!

でも、惜しくも独り占めなんだなあ~、それもまた大人の贅沢です。くふふ。




昨晩のうちに、リトリートで使う品々を搬入。



参加者の皆さんの殆どはまだ日本にいらっしゃるので、ネタばれになるといけない・・・ってことで遠巻きですが、われらがグルデーヴ・スワミシヴァーナンダ先生もご到着、深夜二時半まで、リトリートバッグのオーガナイズしておりました。いつもアーシュラムでせっせとTTCバッグを作っている、まさにあの感じ。


まあ、そんな徹夜&夜更かし明けの今日は、まあ眠くて眠くて仕方がなかったのですが、

・近所の洋風のカフェで昼食バカ食い


・打ち合わせ

・ショップでバカ買い



・プールでバカ泳ぎ

・近所のタイ料理屋で夕飯バカ食い。(まぶたが腫れちゃって大変よ!)




など、とバカアクティブに過ごしました。

バランスの為、明日は、バカパッシブにいこうと思います。



リトリートするってね、結構、大変。

いやいや、これほんとなのよ。だって、ガキの使いじゃないんで。

企画。打ち合わせ。ことにお金の打ち合わせは、私とホシハナ、そして参加者に三方にとって、損失が無いように。

(みんなにメリットがあるように、みんながちょっと得した気分になれるように、そういう落としどころが、探し出すのは難しいけど、あるんですよ、きっと。自分が沢山お徳感を得るために、人のお徳感を搾取してはいけない。)


頭の中の準備と、沢山の机上の準備と、体を使った準備。


私は、自分でこれらの仕事をしますので、企画をたてて、私を招いてくださる方の大変さは骨身にしみてわかります。いつも本当にありがとう。


この大それた企画を、全力でサポートしてくださるバーンロムサイのスタッフの皆様には、それこそ足を向けて眠れません。感謝、のひとことに尽きます。


それから、今年の私の一大イベントだった、ヨガの出来るホール寄贈プロジェクトに、お力添えを下さった全ての皆様。


READY FORのプロジェクトサイトの新着情報と、支援者の皆様への報告書において、近々、正式にご報告させていただきたいと思います。

が、一足先に・・・



無力な私に力を貸してくださって、本当に、本当に、本当に、ありがとうございました。


道端でほころんで、行く人にそっと微笑む、小さな花のような、皆さんの優しさの結晶がいまここに、形となって顕れました。

その「名前」と「形」と「福利」は、子供達の生きる、大きな糧になるでしょう。

そして、この世界で、私の生きる、強い支えになるでしょう。


この建物の姿は私にとって、百七十余名の他人同士の「たったひとつの愛」の象徴です。

名前と形の背景に、それは在ります。

それは、神とは、愛のことをいうのでしょう?



愛を、信じることが出来る者は、きっと強く生きるでしょう。優しく生きるでしょう。



私は、「好き嫌い」のことを言ってるんじゃありませんよ。

燃えるように欲っする気持ちのことでもありません。

念のため。




みんなに、見せたいな。

きっといつか、あなたの建てたこのシャーラーを見に、チェンマイを訪れてください。

愛をこめて。


Sita













2014年10月1日水曜日

シータマ・オン・ザ・ウェイ

ひさしぶりにウィンドウズを使っています@クアラルンプール。

この「I love India」と名づけられたパソコンは、一時、ONKYOがSOTECを買った時にONKYOの名義で出していた激レアノートブックで、私は家でのスピーカーとか、ずっとONKYO製品を愛用していたので、お気に入りなのですが、オフィスソフト込みで19800円だったので、当然ながら頭はそんなに良くありません。メモリーを増設したんだけど、それでも限界があるよ。

とうことで、作業が遅い。無料のネットワークは嬉しいけど、それもやっぱり遅い。軽~くイラっとしてみたり・・・。



ここで私が何をしているかというと、チェンマイ行きの飛行機をかれこれ8時間待っているところ。


この長い待ち時間を想定して、読み終えていなかった本を読もうってことで、ジャスティン・オブライエンの「ヒマラヤ聖者の教え」という分厚い本を持ってきた。

・・・んだけど、ご飯食べたり、隅のほうの床で昼寝したり、足裏マッサージうけたりしていて、全然進んでいません。


この本は、筆者がヒマラヤでスワミジと25年間ともに過ごした日々を綴った記録ものですが、これは私にとっては泣いちゃうこと必至の本。語りだしのとこで、もう泣いた。


お父さんこと Swami G とのことを思い出してしまうから。

Gは私にエラい厳しかった。こんなに厳しくされたことはありません。人としての徳を積むための、それはまさに躾でした。いい年して恥ずかしいんだけど、親の躾以上の効力があったと思う。そして親以上に、あきらめずに、エゴを絡めずに、私を躾けてくれるグルの愛の偉大さに、ありがたくってどうしていいのやら・・・。私も、泣きながらもよく諦めなかったよね。それくらい厳しかった。


お父さんはいま中国。私はこれからタイです。

最近はあまり怒られなくなった。寂しいというよりは、信頼してもらえているのが分かり、またありがたい。


お父さんが私をこうして躾ける、その意図は、人に優しくできる強い人を作りたいんだと思います。困った人や悲しい人が一人でも少なくなるように。お父さんは優しい。君は沢山のろうそくに火を灯せる人間になりなさい、と言っていました。

それは大それたことではなくて、まあ「遠くにいる沢山の人」もそうなんだろうけど、「隣にいる一人の誰か」から始まることでもあるんだよね。そしてその為の絶対の資質は「ここにいる私を幸せにできる」ってことでしょう。


お父さんは私を、本当の意味で成熟させてくれました。感謝しても感謝しても、尽くしきれません。


ではでは、タイにいってきます。