2017年2月5日日曜日

新年あけまして読書録

みなさま、あけましておめでとうございます。

だいぶ遅ればせですね。

もうこれからは、こうしましょう。

新日明けましておめでとうございます。
昨日中は大変お世話になりました。
本日もなにとぞよろしくお願いします。

Happy New Day!

いぇーい!


毎度、なかなか自分の為に使える時間がなくて、更新がのろくてすみません。

みなさま、ご存知のとおり、余裕がない。
ゆっくりインターネットを楽しむ時間と体力の余裕がない。

なんだけど、やっぱりたまに文章を書きたいのよ。
書きたいし、読みたいんです。


数年前にkindleを買って以来、インドに本を持ってこなくなった。
私としてはかなり寂しいことだけど、荷物の軽減化のため背に腹はかえられない。


それが、先日、文庫本を二冊いただきまして、そのうちの一冊が、村上春樹の一番新しい長編の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だったんですね。


旅先で、人々の手から手に渡る本が好き。




私は、他人の書いた書評をチェックするのも好きなので、まずアマゾンのレビューをチェックしたら、いまひとつ評判が悪い。とはいえ、単に書評を読むのが好きなだけで、それでどうこうってこともないので、早速本編を読んでみました。


結論。面白かった。


前にも書いたかも知れないけれど、私は昔、村上春樹が好きじゃなかったんですよ。

20歳くらいの時に「ノルウェイの森」読んで、今風にいうと「キモッ!’」って思った。
主人公もキモけりゃ、書いてる人もキモッ!って思ってた。

苦悩に酔いしれる美学「ウザッ!」って。

青臭くて、青臭くて、本当に嫌だった。

つまり、どういうことかというと、当時の自分自身が苦悩に酔いしれる青臭いキモ野郎だった・・・ということなんだけどね(笑)。そのころの私は、極めて「私小説的」な感覚で世界を生きており、作家もみんな私と同じ感覚で生きているであることを疑わなかった。

思春期。

しかし、ここ十年位で村上作品の印象がガラッと変わりました。なにがきっかけか忘れたけれど、小説に加えて随筆とかルポタージュ、レコード評とかを読んでいるうちに、「あれ、この人、キモくないじゃん・・」と。むしろ大変好きになってしまった。

単に自分自身が大人になったせいだけでもない気がする。

小説なんか、エンターテイメントとしても非常によく出来ていて面白いし、文学としても優れているのではないでしょうか。文筆家が、文章を操る芸術家だとしたら、村上春樹はちゃんとそれだなあ、という感想です。文章が意味と響きの両面において美しい。


いつのまにか、例の村上イズムというか、なんかキザみたいな、あの感じが、作品を重ねるごとに文章と馴染んで、服と着ている人が、間違いなくシックリきてるみたいな感じになっている。

加えて、作品の端々に垣間見ることが出来る・・・村上春樹の悟っている世界観、哲学みたいなもの、がフワッと感じられるのが、好きなんですよ。これを小説のメインテーマとしてグイグイ押し出せば、啓蒙書か、例の青臭い私小説みたいになって、鼻につくところなんだけど、地下水脈が時々地上に出てくるみたいなチラリズムが良い。


例えば、「色彩をもたない・・・」から引用してみると

「それがどんなものだか、口で説明するのは不可能だ。自分で実際に経験してみるしかない。ただひとつ俺に言えるのは、一旦そういう真実の情景を目にすると、これまで自分が生きてきた世界がおそろしく平べったく見えてしまうということだ。その情景には論理も非論理もない。善も悪もない。すべてがひとつに融合している。そして君自身もその融合の一部になる。君は肉体という枠を離れ、いわば形而上的な存在になる。君は直観になる。それは素晴らしい感覚であると同時に、ある意味絶望的な感覚でもある。自分のこれまでの人生がいかに薄っぺらで深みを欠いたものだったか、ほとんど最後の最後になって君は悟るわけだからな。どうしてこんな人生にそもそも我慢できたのだろうと思い、慄然とする。」


とかね。ヴェーダーンタに近いなあと思う。
「小説におけるヴェーダーンタ発掘」、趣味ですねえ。


ヴェーダーンタを表現する文章として手を入れさせてもらうとしたら、情景という言葉はいただけないかな。それから、感覚という言葉も使いたくない。生徒諸君、それが何故かお分かりかな?わかったらメッセージで送って!

それと、絶望的な感覚とか慄然とする云々ってのもどうかなあ。こうなるとジャガット目線でしょう。真実を知った人は両者を混同しない。生徒諸君、ジャガットってなんでしたっけ?調べて下さい。


逆に、ジャガット目線のリアリティーとして好きだったのは、


それはいわば、散り散りになった三人の人間をひとつに結びつける血脈だった。儚いほど細い血脈だが、そこにはまだ生きた赤い血が流れている。音楽の力がそれを可能にしているのだ。


「音楽の力がそれを可能にしているのだ」のところとかね。美しいですね。


音楽には確かにありますね。ケミストリーの源となるパワーが。


それから、個人的に主人公に共感した部分は、例えばこんな文章とか。


「多崎つくるには向かうべき場所はない。それは彼の人生にとってのひとつのテーゼのようなものだった。彼には行くべき場所もないし、変えるべき場所でもない。かつてそんなものがあったことはないし、今だってない。彼にとっての唯一の場所は、「今いる場所」だ。

東京は彼にとってたまたま与えられた場所だった。

彼がいわば自らの人生からの亡命者としてそこに生きてきた。そして東京という大都市は、そのように匿名的に生きたいと望む人々にとって理想的な場所だった。」


私が毎度、東京に帰ってしまうのは、この人生がそれを許すかどうかは別として、匿名的に生きたいと望んでしまう、(多分、それは生まれついての)趣向のせいなのだと思います。


良い小説は多面的に楽しい。乾いた情緒にお水をもらえる。みちさん、素敵な一冊をありがとうございました。本に骨があるならば、その骨の髄まで楽しませていただきました。

この本がまた誰かの手に渡って、どこかのだれかの脳内ケミストリーが起こるかと思うとわくわくします。


本もまた旅をするのです。



2016年12月31日土曜日

屋久島の森へ!

大晦日なのに、呑気にこんにちは~。
暖かいと、クリスマスとか、年の瀬、という気分にはなりにくいものですね。

「誰かが来た時のために、とにかく受付に座っている」という業務のため、久々にゆっくりインターネットです。うれしい。

例によって日々、なにかと慌ただしく、なんだか潤いがなくなってきて、スカスカな感じになっているのですが、潤いを求め、この春には屋久島へ飛ぶのです。インドから帰って、羽田で飛行機乗り換えて、すぐですよ。




だからいいや。インドでこれでもかっ!て位スカスカになってもいいのです。

告知が地味に遅れてしまい申し訳なかったのですが、リトリート、Suryaのこけら落としに呼んでいただきました。光栄です。

Suryaはお料理の上手な佳代さんの運営するリトリートハウス。佳代さんの専門はアーユルヴェーダです。アメリカにお住まいですが、日本でも各地でワークショップを行っているので、ご存知の方もいらっしゃいますね、きっと。

今回のリトリートはアーユルヴェーダの智慧を健康管理に生かそうというコンセプト。


そして料理番として、いつも四万十でお世話になっている、Tane のちかちゃんが来てくれるのですよ!

ちかちゃんの菜食料理は美味い!どのくらい美味しいかというと・・・・

一般の募集はしなかったのですが、ウパーサナサンガ神戸のメンバーを中心に、この夏、四万十で二泊三日の合宿を行ったんですね。そこで胃袋担当してくれたのが彼女なのですが、「お腹いっぱい食べて欲しいから!」と十二分に用意してくれていた米が、二日で底を尽きるくらいの美味しさです。

いやー食べましたね。

料理上手のちかちゃんと、佳代さん、食べる担当の私の、三人のコラボレーションです。

詳しくはリトリートのサイトを隅々ご覧ください。

残席は2名様の早い者勝ちですが、先のことですので、キャンセルも出るかもしれません。満席の場合はキャンセル待ちの希望をお伝えくださいね。

屋久島でもきっと奇蹟が起きるぞー。

https://yakushimayoga-ayurveda-retreat.jimdo.com/

本年も、ほんとうに、沢山の方にお世話になりました。

ありがとうございました。

幸多き新年がもうすぐ、そこです。

良いお年をお迎え下さい!










2016年12月25日日曜日

「Sita」 CD発売のお知らせ。


Merry Christmas ! All my friends!
みなさん、いかがお過ごしですか?

ただいま、リアルタイムで、アーシュラムでのクリスマスセレブレーションのために、今年もキャロルとコスプレの準備中。外では、インドのディスコパーティーがズンドコ、ズンドコ騒がしいです。

気付けば、すっかり年の瀬で、私は今年もまた、浦島太郎。

もう七年も日本の冬を知らずにいます。

そして、今年も、またブログを激サボりしてしまいました。

でも、自分にダメ出しはしないの。
ダメ出しは人にやっても`らって、自分だけは自分に100%OK出すことにします。

ても、来年こそはスローダウンして、ゆっくり文章を書くのを楽しみたいな・・・。
そんな日が来るのはいつのことやら。


ところで、この夏私が、いつも以上にバタバタしていた理由。

実は、CDを制作する幸運を授かりまして、それでなんです。ちゃんと出来上がって、我が目で確かめるまで、黙っとこうと思ってたんですが、ついにインドの私の手元にも届きました。

今日のクリスマスに、このお知らせが出来てうれしいです。私が今の仕事を始めてから12年目の初日なんです。


ジャケットデザインは IDEHA Creation の三浦雄大さんが手掛けて下さいました。もともとは別のタイトルで、装丁はイラストを起用する予定でしたが、音を録ってみた段階で、プロデューサーの岡野さんのインスピレーションにより最終案が決定した次第。


       

ささっと書いてくださったスケッチを見て、岡野さんの見ている風景が見えた気がしたけど、それに見合う川と風景が日本に思い当たらない。インド行きが迫っていて、ロケハンしている暇もない。

でも、一か所だけ、閃いた場所があった。限られたスケジュールの中で、お天気一発勝負だったんだけど、曇りの日の合間をぬって賭けてみました。勝算はあったんです。どこだか知りたいでしょ?それについては、また今度。



 写真を手掛けてくださったのは、Kamalesh こと、フォトグラファーの吉江好樹さんです。奥様ともども、インドにも足をお運びいただいて暫く同じ釜の飯を食べた仲間です。

川ではなく海になりましたが、イメージ通りの、むしろイメージ以上の装丁になりました。三浦さんと好樹さん、ありがとうございました。






そもそものはじまりは、タイでのリトリートに来てくださった、生駒さんの一言でした。


「岡野弘幹さんという方のネイティブアメリカンフルートのコンサートにいって、心打たれました。岡野さんのフルートとシータさんのキールタンのコラボが、絶対聴きたいです。」


岡野弘幹さん、岡野弘幹さん、岡野・・・・!大御所じゃないですか!?
めっそうもない!ムリ、ムリ、ムリ!

と心の声。

「そうですねー、機会に恵まれましたらその時に、ぜひ!」とお茶を濁していたのですが、

「岡野さんにお話ししたら、いいですよ!って言ってくれました!」


ええええええーーーーーーーー‼

生駒さん、めっちゃグイグイいくし!


だって、私、歌って素人だし、人見知りだし、ムリムリムリムリー!

こうなったら覚悟を決めて一度ご挨拶に伺って、断られたらそれを良い思い出に・・・・!

・・・という、そういうスタートです。

緊張しまくりまる私を、岡野さんはとても穏やかに、しかもとてもカッコよく、奥様の純子さんは太陽のように明るく、迎えて下さいました。岡野さんは、映画の音楽でお忙しい最中にも関わらず、勝手のわからない私にいろいろご指導くださり、本当にありがとうございました。

岡野さん夫妻は、シヴァとパールヴァティーなんですよ、私にとって。まさにピッタリそういう感じに見える。ご紹介が遅れましたが、岡野さんは、天空オーケストラの岡野弘幹さんです。祈りの音霊の大御所です。

録音の時の記録も、またこちらで追々書きますね。






「あかねちゃん、私、CD作るんだ。岡野弘幹さんという人がサウンドプロデューサーなの。」

「えええ!シータマン!私岡野さんの大ファンだから、ケータリングしに大阪ついていく!お菓子並べるの得意!」

お菓子は並べないでいいから、コーラスやってもらおう、ということで、急遽コーラス隊が結成されました。録りの前夜に突然お願いしたにもかかわらず、来てくださった、あゆみちゃんとまほちゃん、東京から駆けつけてくれたあかねちゃん、そういや、彼女たちも、みんなインドで私と同じ釜の飯を食べている。



更に、同じ釜飯ということで、読者には御なじみかも知れないマー吉(中学生)に法螺貝をお願いしました。




 CDの内容は、とてもとてもシンプルなものです。

インドで私は毎日演奏しているけれど、古典をやっているわけではないし、ご詠歌だし、歌い手のキーも様々だし、臨機応変に伴奏をしなくてはいけないため、どんな軸にでもこっちから併せにいく癖がついてしまっている。自分は出来るだけ消すというか、自分軸がきわめて曖昧なものになっているため、ハーモニウムのチューニングがまさかのヨレヨレだってことに気づいていなかったんですね。

他の楽器が合わせられない!致命的!


そんな悪条件の下で、タブラ(チューニングがとっても大事な楽器)を演奏して下さった、広本雄次さん、ありがとうございました。やっぱりタブラを聴くと無条件に萌える。



それから、写真をお願いし忘れてしまったけど、珍しいパーカッションの数々を、やはり天空オーケストラの、のぶとうまさざねさんに演奏していただきました。もう、大御所ぞろい、例のヨレヨレが、惜しまれてなりません。ゴパールジに Paul &Co.にメールしてもらって、注文しちゃいましたよ。今最終チェック中とのことですが、ちゃんとチューニングに狂いなく日本に届くころを祈ります。

岡野さん、奥様の純子さん、総合プロデューサーの生駒さん、そしてコーラス隊と。






当初、アマゾンなどでの販売を予定していましたが、いろんな奇跡の結晶であるこの音源を大切にしていただけるよう、まずは手から手にお届けしていこう、ということになりました。そこで販売チーム善の秘密結社マックス団(?)を結成しまして、まずは身近なところから販売していく予定です。販売価格は3000円。


直接お目に掛かれる方は、ぜひお声をかけて下さい。インドにも25枚の在庫がありますから、こちらにいらっしゃるかたは、私にメール下されば取っておきますね。

郵送をご希望の方、お問い合わせは seedwellmusic@gmail.com 「Sita CD担当」までメールにてご連絡お願いします。

このCDを応援して下さる(そして私が応援したい)ショップやスタジオなどの販売店も、追ってこちらでアップしていこうと思います。


私が今インドにいるきっかけは、ネイティブアメリカンの祈りの儀式でした。
毎日、日の昇るよりもずっと早く、フルートの音で目覚めていました。
長い軌道をめぐって、岡野さんのネイティブアメリカンフルートの奏に、私が響きが重なった。

なにかが一巡りしたような、そんな不思議なところに、私はいます。

祈りのCDです。

世界と、生きとし生けるものすべてに、平安がありますように。

音楽のように、響きあえたらいいなと思うのです。

みなさん、よいお年をお迎えくださいね。

本年もお世話になりました。


愛をこめて。

Sita




2016年9月12日月曜日

小腹の話

いゃ〜、忙しゅうございました。我ながらスケジューリングが上手いのか下手なのか、貧乏性なのかなんなのか、毎年こういう感じになっているよね、私・・・。

今日は気分転換におやつネタ。

12日ぶりに東京の部屋に帰ったら、ボロ雑巾のような私に、うれしいものが届いていた。スナックミーという、ナチュラル系のおやつを宅配してくれるサービスが出来たということで、お願いしていたのです。やった!やっと来た!

そっそく開ける!


中に入っていたのは
・ドライ温州みかん
・ドライフルーツとナッツ
・ドライキウイ
・手作りビスコッティ
・おさつチップス
・ヴィーガンクッキー




おおーー!これはいつも「ナチュラルローソン」で買ってるBIOKURAのクッキーではないか!ていうか全体的に我らの小腹の見方「ナチュラルローソン」仕様だし。

スナックミーさんの「ギルティーフリー」ってコンセプトも面白い。

とはいえ、私は、あんまり、恒常的な間食の習慣は無いんですよ。罪の意識というのも、あんまり。

しかし、ちょっと甘いものが欲しい時がある。でコンビニしか空いてない時間に変なおやつを食べて、舌がベローンと変な感じになっちゃうわけです。あれは何なのでしょう?添加物?

「ああっ!やっちまった!まじで後悔!」ともう200回くらい思ったね。


で、ボロ雑巾と化して帰宅した私に話を戻しましょう。

「このお菓子たちは〜🌟、朝のコーヒーのお供に毎日少しずつ食べて〜💓」

と思っていたのに、連日の深夜作業で、お腹減りまくり!しかも晩御飯めんどうだからサボったし。コンビニ行く時間も惜しいし・・・・うわー!

そんな真夜中に、がしっといただきましたよ。

スナックの数々を。

ドライフルーツたちは可愛く写真をとって〜 💖 と思ってたけど、空腹に負けて、ちゃっちゃと食べちゃいました。

ああ、ギルティーフリーだわ。

やっと意味がわかったわ。

しかも舌が痺れない。


かろうじて撮った写真。

今回の出張中、関西での行く先々で、食の大切さ、というのを教えていただいたので、まさにタイムリーなスナックミーさんでした。

子供さんのいるお家とか、やっぱり気にされてるのがよくわかったし、子供だけじゃなく大人の体も食べ物で出来てるものね。

自分は急に燃料が切れるタイプなので、機内食のないLCC飛行機の中とか、こだま新幹線の中とか、意識朦朧となることが度々あるので、ポケットにこういうヘルシーな「つなぎ」を忍ばせていくといいのかも知れない。

ちなみに、ボックスの中身はある程度リクエスト出来るみたい。私はナッツが美味しかったな。一箱1600円弱だけど、トータル2000円分くらい入ってるから、ナチュラルローソンや成城石井よりお得だよね。


スナックミーさんありがとう!


2016年8月21日日曜日

雲の上の雑記帳



話したいことは山のようにあれど、あれど、それもままならず・・・・・。

なぜなら、本を読みふけるとか、惰眠を貪るとか、そういうことがとってもやりたかったっていうか、まあ、ズル休みですよ。「自分と、自分の好きなものとだけで奏でる静かな時間」に、飢えていますから。そういう時間、インドには無いし。

昨日ね、「人とつながる」って言葉を引用しましたが、実は私自身は、人とつながること、実はそんなには好きでは無かったりする。

あんまり繋がりすぎると、この愛すべき「静かな時間」が、侵蝕されてしまうし、自分の求めるライフスタイルにおいては、ネットワーク作りが、そこまで必要とは思っていない。

というか、必要な繋がりには、ちゃんとアクセス出来ている自信があるっていう、それだけなんだけど。


しかしですよ!


逆に、人と人とを繋げることは、ちょっと好きなんだなー。

っていうか、とっても好きだ。お見合い斡旋おばさんみたいな感じ。そこから思わぬ巡りあわせ的に派生して、いい感じのことが起こっていくのを眺めるのが好きだ。それを草葉の陰で、そっと見守っているのが面白い。

そういう媒介みないなモノでいたい。
ショッピングモールの総合案内窓口みたいな。

窓口だから出来るだけ間口は広くして、感じの良い応対をしたい。

受付のお姉さんは誰にでも優しく親切だ。

それは誰にでも等しく冷たいのと一緒と実は同じなんだけどね。


多分、私は、この窓口のお姉さんと同じだから、誰かを否定することによって、他の誰かを肯定したりすることは出来ない。

だってそれは私の職務の向こう側にあることだからね。


お姉さんは、あなたの 欲しいバッグを売ってあげることは出来ないが、そのバッグが手に入るように案内をする。

その結果として、人と人を繋げるお手伝いさんみたいなことになっているわけだ。


今年はなんだかとても、新しいです。どこかを一周回って、新しい 時間軸から、もとの景色を見ているような、そんな感じかな。

一見過去だと思っていたことが、とても温かに、今ここにある。そういうことを実感させられることが、今年は本当に多かった。

その一周分の時間と、経験と、思いとを、形にして刻み込むタイミングかな・・・なんて思っています。

もうすぐ私の「窓口のお姉さん」歴の12年目がスタートです。

























2016年8月19日金曜日

魂の!



おいーっす!

残暑お見舞い申し上げます。

むかし大槻ケンヂが「日本をインドにし〜てしまえ!」と歌っていたが、もうそろそろ、なってるんじゃないでしょうか、インドに。

先日、YOGAJAYA時代の生徒さん「えみ子さん」とまさかの再会が果たされました。ほとんど10年振りくらいでしょうか。

当時、クラスが終わると自転車に乗ってピューンと、たぶん会社とかお家とかに、すっ飛んでいった彼女なので、ゆっくりお話する機会はあまりなかったのよね。

そもそも、不特定多数の人に接するのが私の仕事なわけで、5年前くらいの時点で、クラスを教えた生徒さんは、述べ2000人くらいだったわけですよ。キリがないので数えるのやめた。

一期一会・・・すべては come and goであることを受け入れて、求めず、しかし求めに応え、黙々とやっていくしかありません。


そんなわけで、彼女とお喋りの機会が持てたことは、まさに予期せぬご褒美のようなものでした。楽しかった。ありがとう。


ひとつ、教える身として嬉しかったことは、えみ子さんが、日々のメンテナンスにSivananda Yoga をチョイスして毎日自分で練習してくれているってこと。

以前にもここで書いたかもしれないけれど、私としては

「アタシんとこなぞ帰ってこなくても、自分で家で練習できるようになって貰おう」

という心算で教えているので、彼女はまさに優等生なわけです。ちなみに私は、えみ子さんにとって初めてのSivananda Yoga Teacher だったとのこと。むむー、身にあまる光栄でございます。


えみ子さんを、ひとこと、私の言葉で表すならば、ずば抜けて「知的な人」ですね。

知性というのは、人の上に、どういう風に現れるかというと、人間的な旨味というか、まろ味というか、全てに等しく注がれる愛情みたいな感じ・・・と私は思っているわけです。


知性・・・それは味わいといっても過言ではない。


最近、行く先々で、彼女の話題を耳にする。味わい深い彼女ですから、そりゃ愛されるよね。このブログの読者の皆さんも、きっとごご存知だと思いますよ。


日頃から「赤信号、一人で渡れば危なくない」と豪語している私ですが、彼女の著作の中でたいへん共感した文章を、みんなにもシェアしたい。

生きるということ、働くということ、について、分からなくなってしまった人に、特に読んでいただきたい。やさしく(易しく&優しく)、朗らかで、実はとても知的な本です。

しかし「アフロでおなじみの」ってすごいざっくりとしたキャッチコピーだな(笑)。

ちなみに私も脱サラ組のフリーランス。念願叶ってついたコピーラーターの職を辞したのは23歳だったけどね(はやっ・・)。三年間と短かった会社員時代ですが、あれは「魂の退社」だったと思ってる。


ではまたね〜。



・・・・以下、「魂の退社」(稲垣えみ子 著)より抜粋。




 大事なのは「一人」ということだと思ったのです。
 この頃になると私は、「会社とは、組織と個人の戦いのば」であると思うようになっていました。組織は強い。しかし強いゆえに弱いのです。事なかれ主義、長いものには巻かれろ。人間の持つ本質的な欲や弱さが集団になるとたちまち顕在化し、組織そのものを蝕んでいく。
 これを止めるのは個人の力しかありません。一人で判断し、一人で責任を引き受け、一人で動く。それは小さな力ですが、自分一人が決断さえすれば、誰にも止めることができない。それゆえに弱いけれど強いのです。

道を歩いていても、お茶を飲みに行っても、買い物をしていても、私は人を観察している。で、どこの誰であれ、わずかでも心が通じ合えるような、感じのいい人を探している。

それは多分、一人だから。で、一人では生きていけないから。気がつけば、同じく一人で生きている人を応援してつながろうとしている。いや別にそう大したことじゃない。ただ目を合わせて、相手の言っていることを一生懸命聞き、笑顔でお礼を言って別れる。それだけのことだ。でもそれだけのことが案外、いちばん人を勇気づけられるんじゃないかしら。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一人の人間として、つながる。人を助け、そして助けられる。そんな関係を一から積み上げていけば、無職でも生きていくことができるはずだ。っていうかそうやって生きていくしかないんだよね。多分、いやきっと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「つながり」がこれからの社会のキーワードだと言う人がいるし、私もそう思うけど、つながるためにはまず一人になることが必要なんだ。みんな知ってた?私は初めて知ったよ。





2016年7月21日木曜日

8月28日(日) は垂水ティケティケで逆立ち

「インヴァージョンクリニック」&「インドの神様サットサンガ」

私がブログとウェブサイトの管理を怠っているにも関わらず、皆さんにお申込いただいて、ありがとうございます。スケジュールページの文字数もいっぱいのようなので、こちら本編の方に移動させます。

毎年お邪魔させていただいている垂水のティケティケ。

今年はお引っ越しもされて、(いろんな意味で)ますます明るいティケティケです。
まず、二人のオカンが明るい。

今じゃあ、私もUFOの踊り手として中々の成長を見せてはおりますが、そもそもの発端は、二人のオカンのうちの一人、きみちゃんです。彼女の初めの手ほどきがあってこそ。今や、アーシュラムの慰労会で、毎回ハズレなしの鉄板ネタですからね。

観客の喝采をバネに、今年はヴァルカラ新喜劇を始動して、こちらも爆笑の鉄板出し物となっているので、オカンもいつか見にきて下さい。


新喜劇の主要メンバー(左から)
シータラン:脚本、演出、小道具製作を担う。舞台では主にヴィシュヌ役。
モヒニ:妖艶なモヒニから噛みつきワニまで、幅広い役をこなす。
ヒロミダス:当劇団の看板、当たり役のシヴァで不動のポジションを得た。


・・・・・・・ていうか・・・・

なんだ、この写真・・・・・・・。


8月28日のワークショップとサットサンガは真面目なやつなので、どうぞ安心してご参加ください。逆さまになるポーズをガンガン行います。苦手な方、もっと上達したい方、おまちしています。


8月28日(日)神戸 ティケティケ
お申込:thiikhae@gmail.com 

第1部 10:00-12:30「インヴァージョンクリニック(150分)」
参加費:4000円 

逆転のポーズの攻略法をたっぷり学ぶ二時間半。基本のアーサナでウォーミングアップした後、逆転のポーズにフォーカスします。目標とする逆転ポーズを出来るようにしたい方、逆転系の指導法を知りたいインストラクターの方、普段なかなか客観視しにくいポーズを、互いにサポートしあうことで視覚的にも理解していきます。以前東京で行った6週間のコースのダイジェスト版。
・逆転のポーズの意義とは?
・押さえておきたいヘッドスタンドの成功条件

・その他ヴァリエーションの為の応用編
第2部「インドの神様サットサンガ(120分)」
参加費:2500円(ティケティケ特製のチャイ&お菓子付)

過去に3回だけ講演されたインドの神様のお話をティケティケで。今回は瞑想で心を鎮めた後、神様の名前を音楽にのせて歌います。その後どんなお話が飛び出すかはお楽しみ。最後の火の儀式アーラティまで目が離せません。

※午前、午後通しのお申込で500円割引。
※ランチタイムの幻のティケカレー(700円)をご希望の方は事前にご予約ください。