2018年9月14日金曜日

こないだの続き 


こんにちは。
チェンマイに来ています。
このリトリートも微妙に進化し続けて、早七年目。

香港経由で来るのが楽だな、ということに初めて気が付きました。
ルート的にも無駄がないし、体力的にも楽。
タイ航空も一時安かったけど、だんだん元の値段に戻りつつありますしね。
来年もこのルートで来よう。
来年もやりますよ。
10年は頑張る。

こぞって押しかける子ニャンコちゃん達。



みんなの疑問「シータマはどうやって生計を立てているのか」について前回は書いたんだけど、今日はちょっと補足をしようかなと・・・。

私は、あまりメディアとか、大手のヨーガビジネスとつるみません。危険だなあ~と感じる場合ですけどね。妙に潔癖で、警戒心が強いところがあるからだと思います。

自分の軸に、理想というか、生きる上での美学みたいなものがあって、そこがどうしても頑固でブレてくれないから(笑)、納得できない潮流みたいなのに迎合すると、ストレスになっちゃう。

だから、つるまない理由は軸を中心に生きることと、ストレス回避のためです。

人の意見、聞きません、まったく。

アハハ、困った奴です。

しかし・・・・

私の生活の糧は、ヨーガを教えることを生業として、得られています。

生業(なりわい)とは、世の中で暮らすための糧を得るための職業のことです。

そりゃ私はお一人様好きではありますが、世の中で暮らすということは、他と共存するということだと思っています。

だから、世の中は、お互いに助け合ってこそ効率が良いと思うのです。

それが私の仕事のポリシーの一つかな。

ビジネスっぽい言葉を使うと、

「クライアントは同業他社とシェアしたらいいじゃん」

てこと。

自分のテリトリーは出来るだけ人と共有しますし、後続は育成します。他の先生のクラスもどんどん宣伝しますし、スタジオさんに他の先生を紹介します。


もちろん、誰でもいいってことでは無くて、良いな、紹介したいな、安全だな、って判断した場合なんだけど・・・。


その方がみんな気分良いし、生徒さんにとっても多角的な人生の助けになるし、巡り巡って自分にもメリットがあると思うんですよね。

たとえ顔の見えない相手でも、人には親切した方がいいし、助けを求める人には手を差し伸べたいと思う。

もちろん私の出来ることには限度があるので、出来る範囲でベストを尽くしたい。


「これは自分の取り分だ、自分の所有物だから、誰にも奪われたくない!だから一歩先に人を出し抜くのだ!」

と多くの人が思っている今の世の中。

でも、「奪われる」とか、「奪われないように独占しないと」とか、そういう概念は、人間のアホアホパウダーによる妄想ではないかと、私は本気で思っているんですけどね。

少なくとも私の美学からは大きく外れる妄想だな。

そんなの、本質的には存在しない概念ですよ。

そもそも、奪われたら無くなっちまう富なんて、誰が要るかっつーの。

どうだろう?

寛容さとかって案外大切なことかも知れないよ?

持ちつ持たれつ。

憎んだら憎まれて、愛せる人は愛される。

だってそれが世の中だもん。

人間、誰しも、一人で生きていない。

たとえ「お一人様」でも、本当は一人ではないからね。