こんにちは。
チェンマイに来ています。
このリトリートも微妙に進化し続けて、早七年目。
香港経由で来るのが楽だな、ということに初めて気が付きました。
ルート的にも無駄がないし、体力的にも楽。
タイ航空も一時安かったけど、だんだん元の値段に戻りつつありますしね。
来年もこのルートで来よう。
来年もやりますよ。
10年は頑張る。
こぞって押しかける子ニャンコちゃん達。
みんなの疑問「シータマはどうやって生計を立てているのか」について前回は書いたんだけど、今日はちょっと補足をしようかなと・・・。
私は、あまりメディアとか、大手のヨーガビジネスとつるみません。危険だなあ~と感じる場合ですけどね。妙に潔癖で、警戒心が強いところがあるからだと思います。
自分の軸に、理想というか、生きる上での美学みたいなものがあって、そこがどうしても頑固でブレてくれないから(笑)、納得できない潮流みたいなのに迎合すると、ストレスになっちゃう。
だから、つるまない理由は軸を中心に生きることと、ストレス回避のためです。
人の意見、聞きません、まったく。
アハハ、困った奴です。
しかし・・・・
私の生活の糧は、ヨーガを教えることを生業として、得られています。
生業(なりわい)とは、世の中で暮らすための糧を得るための職業のことです。
そりゃ私はお一人様好きではありますが、世の中で暮らすということは、他と共存するということだと思っています。
だから、世の中は、お互いに助け合ってこそ効率が良いと思うのです。
それが私の仕事のポリシーの一つかな。
ビジネスっぽい言葉を使うと、
「クライアントは同業他社とシェアしたらいいじゃん」
てこと。
自分のテリトリーは出来るだけ人と共有しますし、後続は育成します。他の先生のクラスもどんどん宣伝しますし、スタジオさんに他の先生を紹介します。
もちろん、誰でもいいってことでは無くて、良いな、紹介したいな、安全だな、って判断した場合なんだけど・・・。
その方がみんな気分良いし、生徒さんにとっても多角的な人生の助けになるし、巡り巡って自分にもメリットがあると思うんですよね。
たとえ顔の見えない相手でも、人には親切した方がいいし、助けを求める人には手を差し伸べたいと思う。
もちろん私の出来ることには限度があるので、出来る範囲でベストを尽くしたい。
「これは自分の取り分だ、自分の所有物だから、誰にも奪われたくない!だから一歩先に人を出し抜くのだ!」
と多くの人が思っている今の世の中。
でも、「奪われる」とか、「奪われないように独占しないと」とか、そういう概念は、人間のアホアホパウダーによる妄想ではないかと、私は本気で思っているんですけどね。
少なくとも私の美学からは大きく外れる妄想だな。
そんなの、本質的には存在しない概念ですよ。
そもそも、奪われたら無くなっちまう富なんて、誰が要るかっつーの。
どうだろう?
寛容さとかって案外大切なことかも知れないよ?
持ちつ持たれつ。
憎んだら憎まれて、愛せる人は愛される。
だってそれが世の中だもん。
人間、誰しも、一人で生きていない。
たとえ「お一人様」でも、本当は一人ではないからね。