2012年7月14日土曜日

Go to west!




みなさんいかがお過ごしですか?

雨と湿気と時々晴れと、でも着々と夏の訪れを感じます。このぺたぺたする肌で・・・。

さて私は今から京都に向かいます。ホテルが、新幹線が思うように取れない!と思っていたら祇園祭の真っ最中なのですね。せっかくなので、山鉾とか見てこようかな?あるいは部屋にこもって一連のワークショップの準備をしてるかと思います(こっちの線が濃厚だな・・・)。

ときどき無性にインドが恋しくなってしまいます。これはどういう訳か?まあ恋しくなっちゃうんだから仕方ないですね。

先シーズン、南出のスワミジの全てプログラムを終えてさあ帰りましょうって時、まず荷物と一緒に車にトラックに乗ったスワミジ達を見送り、そのあと無性に寂しくなり部屋に帰って泣きました。

私とゴパールジは翌日にヴァルカラを出発したのですが、車はもう一人生徒さんを乗せていて、その人を空港で落としてから駅に向かおうという手はず。しかしインド人というのは時間とか他人のことをあまり気にできないんですよね。途中バナナチップ屋さんに寄ったり、空港で落とした生徒さんが車に忘れものをしたとかで引き返したり、時間的に厳しい状況になってしまった。

私達は列車の出発前にスワミジのフラットに寄って最後のご挨拶をする予定だったのですがこうなるとさすがに無理です。ガーン!だいぶガッカリしましたよ。ちょっと生徒さんを恨んじゃいそうなくらい。ポーターを雇い、走って列車に荷物を乗せて、一息つくと、またガッカリ感が襲ってくる。

そこへですよ、キタキタキター!まばゆいオレンジ色の二人。スワミジ達がわざわざ歩いて駅にお見送りに来てくれたのです。本当に嬉しかった。



私のインド恋しさというのは、この聖なる人たちの体現してるインドの世界への恋しさなんですよね。多分。

世の中には理不尽なことや、怒れることが沢山あるのですよ。いじめとか原発とかも含めていろんなことね。「それおかしいですよ」と勇気をもって口にできる人間でありたいし、一匹狼の私はそれが出来るのだけど、時々原発いらん、節電しよう、と発言したらご近所さんがサーッと離れていった、とかいう話を聞くと、本当にやるせない気持ちになる。ポリシーは無いのか?きみらのポリシーは一体なんなんだ?大衆がポリシーというならそれはそれで有りだけど、ただ周囲と牽制し合って行きているのなら、つまらない!と思う。そしてまた、とてもやるせない気持ちになる。


スワミジとは業務連絡を頻繁に取り合っている。それは心の支えになっているような気がするな。私の勇気の源です。


関西でも頑張ってきます!インドの神聖な世界をしょって皆と幸せな時間を過ごしてきます。では!


2012年7月11日水曜日

女の子!

・・・らしいことを、今日はしてみた!

ちょっと前に宣言してみた水晶のアイピローの最終仕上げをしてみました〜。
一日中ミシンを踏み踏み(実際はスイッチオンですけど・・・)。
というわけで、今日は完成記念「実録!アイピローの出来るまで」

こういう状態の石をさざれ石というのよね。さざれ石の巌となりて〜♪ってやつ。このさざれをクリスタル2kg、ローズクオーツ1kg買ってみました。


これをですね、流水で洗って、2日ほど日光浴させ、セージで燻蒸しました。我ながら念入りな性格だ・・・。このセージは2001年、サウスダコタのスー族の儀式にどういうわけか参加していた時に自ら摘んでバンドルにしたものざんす。


石の浄化が終わったら布を買いに行く。近くの手芸屋さんが閉店セールで、作家ものの可愛い生地をゲット。普段は買えないもん、ラッキー!

で、次は裁縫なんだけどミシンが無い。私の呪い(もちろん良い呪いさ)を込めて手縫いしかないのか?はたまたミシンカフェ(あるんだよー!)か・・・と思っていたらジャノメ様がやって来た。2000円也。「人生を信じると必要なものが来るってのはまさにこのこと」だよ。


あっ!その前に実は、通販でロゴスタンプを作っていたのでした。私の手作りお店屋さんの名は「ウルミラ」。Urmilaというのはラーマーヤナに出てくるSitaの妹の名前ですが、これを語りだすと長くなるので割愛〜。知りたい人はどこかで会ったときに聞いて下さい。ネーム付きのタグをカバーの裏側につけてます。見えないオシャレ(違うか)。




カバーは三パターン作ってみました。ガーリーでしょウ?名前とかつけちゃおう。左から「Sweet dreams」「Good night」「Summer Breeze」なんてどう?柄物は綿と麻の半々ずつの混紡。無地はリネン100%です。ちなみに「Summer Breeze」とは私の好きな曲の名前。アイズレーブラザーズね。アイズレーといえば「Between the Sheets」だけど、サマーブリーズはねえ、なんか良いんですよ。杉並の善福寺川によく似合う(合わないか・・・)。私の夏のテーマソング。



それから石は日干ししやすいようにオーガンジーのパックを作って入れてみたよ。石の量はそれぞれ220g。上は水晶、下は紅水晶(ローズクオーツ)。ローズの方が感じが柔らかいです。水晶の方はよりヒヤッとシャープかな。ピッタ過剰問題にお悩みの方(=私)にもってこい。ローズクオーツといえば、いたわり、ねぎらいの石→転じて女子力アップ!



こうして出来たアイピローを京都のワークショップでお譲りしようか・・・と。となると価格を決めねばならない。原価の計算が面倒なので、例によってGoogleチェック。3000円位が相場のようなので、2500円にしました。気が頭に上がって寝付きが悪い方、疲れがとれない方、お仕事などで目が疲れる方用に。クリスタル9個ローズクオーツは3個です。



いやー。終わった終わった〜。こんな感じで瞑想スペースに鎮座まします手仕事の集大成。更にプージャをしましょうね。どれだけ念入りなんだい・・・。


思えば西日本ツアーももうすぐだよね。今からみんなに会えるの、とても楽しみです。

今日は女の子なUrmilaもといSitaでした。

See you!


2012年7月5日木曜日

The Moneyless Man

今日は久しぶりに一日家にいたので頑張ってみましたー。ようやく英語版のウェブサイトをほぼ完成させてみました。まあ無理矢理終わらせたので、英語が間違っていることは確実なんですけどね・・・・。まあ、いいっしょ。早速ゴパールジに見せます。



また本の話ですけど、アイリッシュの若者の書いたThe Moneyless Man (邦題「ぼくはお金を使わずに生きることにした」)は面白いですよ。

持続可能な社会を目指しての実験として一年間のカネなし生活に挑む、ワイルドなくせに知的な若者マーク・ボイル。軽妙な日本語訳も最高でした。現代の「経済」と「流通」がいかに無理・無駄・ムラからなのかが、数字としてもよーくわかる。資本を売って収益というなかれってこと。資本ていうのは地球そのもののことですよ。



ほとんどの人は、生まれたときから「おまえに安心をもたらすのは(地域社会ではなく)何と言ってもお金だよ」と教えられて育つ。なるほど、すでに持っている物を守ろうとするのは人間の習い性である。そうでもしなければ、万一のときに何を頼りにしたらいいのか。ぼくがカネなし生活からまっさきに学んだ最大の教訓は、人生を信じることであった。自ら与える精神を持って日々を生きれば、必要なものは必要なときにきっと与えられる。ぼくはそう確信している。これを理性で説明しようという努力は、とっくの昔に放棄した。感性と経験から導かれた確信である。(中略)ぼくの経験では、何の見返りも期待せずに惜しみなく与えていれば、かならず人からも惜しみなく与えられる。与えては受け、受けては与える、有機的な流れだ。この魔法のダンスに、地球全体の生態系は基づいている。けれども、その流れに乗るには、ひたすら信じる必要がある。必要な物は自然が与えてくれると信じることだ。これをキリスト教徒は「自分のまいた種を刈りとる」と表現し、仏教徒は「因果応報」と呼ぶ。無神論者に言わせれば「常識」だ。


「人生を信じる」というところで完全に共感しましたね。私は何も持たないしょうもない人間ですけど、「人生を信じ」てる。それが私の全てです。


あと、夏のキャンプ生活の箇所は胸躍ったな。



冬から春にかけてはカネなしの壁を思い知らされる瞬間がどうしたってある。でも夏がやってきた今は、自分がカネなしで生きていることも忘れてしまう。ぼくはただ生きていた。


ただ生きていた」感覚って、私にとって小学校の夏休みに駆けずり回って遊んだ時とか、インドの大自然の中をバイクで駆け巡ったときとかのことだよね〜。ああ、いいなあ。全ての瞬間をこの感覚で満たしたい。

そういう風に生きたいのです。シンプルに。

政治の腐敗、エネルギーの問題。現代の混乱は人の仮面をかぶった餓鬼のカネ・カネ・カネと踊る故でしょう?「ただ生きる」喜びに「生きる」ことを忘れた亡者たちの・・・。一読の価値ありだと思います。おすすめ。

ではまたね。

2012年7月4日水曜日

女神さま達へ!

みなさん、こんにちは。群馬のワークショップに来てくれた皆さん、どうもありがとう。今年も皆さんに会えてとっても嬉しかったです。おかげで良い夏になりそうな予感がふつふつと・・・。当日の写真、HPにアップしましたので見て下さい。→コチラ

個人的にはですね、焼きそばの「クイチ」さんとこの看板犬が可愛かったなー。ポメラニアンにあるまじき人なつっこいさ。お近くの皆さんは是非会いにいってみて下さい。すっごく可愛いから!



雨にたそがれるモモコ。




ところで、先日の予告通り、女性の為のワークショップを開催します。材料を集めたりしなくてはいけないので、7月30日までにご連絡いただけると幸いです。狭い場所なので、ぎゅうっとつめて20人くらいが定員になってしまうと思います。

もうすぐ関西。京都、大阪、岡山はもうそろそろ満員御礼とのこと。もしかしたら岡山は広い場所に変更するかもしれないそうです。姫路のマメキングダムもご一緒に〜!では以下、詳細です。

8月18日(土)女性と健康ワークショップ(東京)※女性限定


ヨーギニの為のワークショップ。ハタ・ヨーガにおいて女性の生理はどのように扱われるのか、なかなか話題にのぼらないトピックについて学習します。講義とともに、簡単布ナプキン作りを実習(Sita講師)。また冷え、生理痛、PMS等に対応するセルフケアの為のお灸と、アーユルヴェーダ・レメディについても学びましょう(Tulasi講師。当日は通販ショップPADMINのご協力を得て、「ananda」のヨガふんどし&布ナプキンを特別価格でご購入いただけます(数量限定)。

時間:13:00〜15:00
場所:自由が丘(ご予約いただいた際にご連絡します)
参加費:3000円(材料費・施設使用費など含む)
お申込:sivanandakendram@gmail.com 迄
※お名前、メールアドレス、人数をご記入の上7月30日迄にメールにてご連絡下さい。