2013年3月15日金曜日

その後

なんとか元気にやっているSitaです。最近、パソコンを見ると目が疲れる!ということが分かってきて、IT離れの感ありですが、スワミジが「ウェブサイトやブログは更新してるのか?」と突然おっしゃるので、「はっ!してませんっ!しますっ!」ということで今ここに座っております。


アユールヴェーダでいうところのヴァータ(移動性の性質)バリバリの私。ただでさえフワフワ、スカスカしてるのに移動が激しいとあっという間に消耗してしまう。なので一箇所にじっと暮らすことの良さは身にしみますね。インドでしかそれが出来てないので。

スワミジのSivananda Yoga Vidya Peethamの目下の仮の宿りであるここヴァルカラは、美しいビーチが売りのリゾート地ですが、もともとは小さな村。地元の人の家と、旅行者向けの宿が隣り合わせで、生活の音が、沢山聞こえてくる。隣のおやじが娘と喧嘩する声、朝のうがいのガラガラ~ペッ!。赤ん坊が一生懸命泣いている声に、子供達のはしゃぐ声。

旅行者向けのカフェでは「ズンドコ、ズンドコ」パーティーサウンド。インド恒例、寺のラウドスピーカーから聞こえる爆音のご詠歌にモスクからはコーラン。風の強い日は磯に砕ける波の音、椰子の木が唸る音。遠くを渡るカラスの声に、色んな種類の鳥の声。猫に犬に、ねずみの運動会。木と間違えて窓にドリルを打つキツツキ。

中でもかわいいのは、「ポッポー」でも「ポッ」でもなくて「ぽ」と鳴くウッパンという鳥で、思わず「だから何!」と聞きたくなるような中途半端ぶり。

そのウッパンに「ぽ」で返事をすると近くに寄ってきて会話を続けてくれます。

まあ、一言で言えば賑やかなところです。前にいたアンボリアシュラムと反対で、修行には正直向かない場所なのかも知れない。いやあ、瞑想のしにくいこと、しにくいこと。

でも。

この幸せな騒音だな・・・とも思うのです。

サッチモの歌う「What a wonderful world」の心境かな。瀬戸内寂聴さんの小説の中で、お釈迦様が「アーナンダ、それでも世界は美しい」という台詞があるんだけど、そんな感じです。


幸せな騒音のもとを紹介しましょう。



となりのジミー君うたたね。

インドでは飼い犬が飼い主にコントロールされていないのでストレスなさそう。


夕暮れ時のアラビア海と、そこに浮かぶ漁師のカヌー。
小さな小さな船ですが、「ふぁいとぉ~!いっぱあ~つ!」って感じで荒波乗り越え沖へ出ます。



今回のTTCはとても良いグループで先生感激です。
近所のカーリー寺院のお祭りへ。10日間に渡って夜通しうるさかったなあ。


地元町内会と思われるが、お寺に奉納する太鼓の演奏。
このチームが一番人気。本当にクール!


そうそう、話をもどして、スワミジに言われて反省し、ホームページを英語、日本語とも少しだけ更新しました。インドでのコーススケジュールを紹介しているのと、6月からウパーサナサンガ大阪篇が始まるので、その件もチラッと。二ヶ月に一回、2日通しで行う予定です。先生からのお願いなんですが、東京と同じように、ドロップインの方式は予定していません。3回分、半年間のコミットをお願いしたい次第です。お世話係のまりちゃん、まだ詳細を送ってなくてごめん!ばばっと閃かして追ってお送りします。

日本語での通訳つきのTTCですが、可能性としては来年の4月から5月、東南アジアのどこかで、という線が濃厚なのですが、まだ分からない。

そこでですよ、もしも来年インドでのコースに、日本人が今のように沢山きて、私の仕事を代わってくれる有能なアシスタントが用意できるなら、私が通訳に入ってもいいよ、とスワミジが言ってくれたの。送受信機もないし、どこまで出来るかは分からないんだけど、そうなると、三回あるうちのTTCのうちの一回にまとまって日本人が来てくれるのがありがたい。来年の2月のコースでそれが出来ないか、早速検討に入りたいと思います。


明日は、今シーズン最後のTTCの試験&卒業式。外で生徒達が問題の出し合いっこをしている声が聞こえるな。本当に良いクラスだったから、またお別れが寂しいよ。みんなありがとう。さよなら三角またきて四角、シーユーレイター、アリゲーターだよ。

Om Om


Sita