2011年7月27日水曜日

岩手復興支援行 2

 緑濃い山あいの住田から、横田に向かう道中に息を飲む私たち。大船渡の港町です。解体屋さんがあちこちで重機を操り、大きな警察車両は、捜索隊が今なお作業をしている姿。二度目の方によれば、これで、だいぶ片付いたのだそうです。

 私たちが向かうのは仮設住宅。つまり、この大船渡の町のようなところで、家や家族を失ってしまった方達の暮らす場所なのです。皆、どういう感情を持てばいいのか、完全にわからなくなっている。恐れ、悲しみ、同情?「仮設」は、私達にとって、全くの新しい境地でありました。ただするべきことをする、それだけなのだと、思います。