2020年3月23日月曜日

徒然雑記帳


みなさん、お元気にしてますか?

私の知人で、アフリカやイギリスでコロナウィルスに感染した人が出はじめて、こういうのはやっぱり他人事ではなくて、わが身のこととして謙虚に向き合うべきことなんだな、と思います。そして皆で助け合わなくては。

個人的に友達に会ったりすることは時々あるけど、私がイベントを以て人を招集することは、まだ今のところは控えています。

なんでかと言うと、たいして人が来ない行事だとしても、多少なりとも人の手本になってしまう可能性のある仕事?立場?にあるので、「シータマやってるから私もそれに続こう!」という判断の基準になってしまうといけないからです。状況が状況ですから、出来るだけ感染しないし、させないということ。

ということで、いま、フーテンです(笑)。

この機会にあえてがっつり内向しようということで、人にも極力繋がらず、ネットにも極力繋がらず、孤高の独り身暮らしを満喫しています。私も社会の一部として生きている以上、また社会がもとに戻ったら、こういうチャンスって、無いと思うので。インフラが整っていないせいもあるけど、敢えて今は、オンラインのクラスなどもせず、SNSにも極力触れてません。


ということで、元気に生きてることのご報告の記事です。


今回のコロナの日々は、かなりいろいろなことを教えてくれて、毎日毎日、じつに感慨深い。これからブログで時々追々呟いていくと思いますが、とりあえず一つ気づいたことは、ネットがしょぼくても、声が聴けなくても、顔が見えなくても、繋がるべきところにはちゃんと繋がれているということ。

テレパシーじゃないけど、寡黙のなかに、思いを一つにしている人達の存在とか、どんな思いを共有しているか、などがハッキリわかってなんだか、ものすごい安心感を再認識しています。

ノイズが減った分、画面がクリアに見えたテレビ、みたいな感覚。


それはさておき、どんな暮らしをしているかというと、まず、部屋を借りました。

往復3キロの道のりを徒歩で引っ越し(マジか!)していたのだけど、救世主が現れて車を出して下さったので、作業の日程が劇的に短縮されました。Mさん、Kさん、本当にありがとうございました!

ちなみにこの引っ越し作業は、まだ継続中です。実家でテレビショッピングを見て即買いした「アップカート」というやつを転がして運びます。高かったけど、これは本当に買ってよかった。

10年前にすべてを物置にぶち込んでインドに奉公に出てしまったので、10年前の玉手箱から必要なものを分別する作業。アホらしいものを溜め込んでいたりして、ゲンナリする時もあるけど、本当に少しずつ、苦しみも楽しみながらやってます。

一番つらいのは、寒さです。

昔、江の島で「お前がこの浜に居ること自体犯罪!」と言われるほど、青白ヒョロヒョロ夏嫌いだった筈が、長年のインド生活により一転。桜咲けども身は凍え、煎餅布団がいけないんだろうけど、そこはもう我慢することにする。白髪を(ヘナで)染めたいけど寒いのでなかなか出来ません。まあ、誰にも会わないし、いいかな。

久しぶりに睡眠をきちんと取っています。

食事も取っています。

今日のお昼は、パンと珈琲とブロッコリー。ディナーは湯豆腐(もめん半丁、ブロッコリー、人参スライス入り)と納豆ご飯。おやつにみたらし団子食べました。米は一日半合です。昼はパンかパスタ。朝は無し。珈琲は一日一杯。寒いのでやたらと茶を沸かして飲んでいます。

部屋は狭いけど、ミニマムな生活には持ってこいで、毎日の掃除も楽。美食に走らぬよう、調理器具と冷蔵庫も超ミニマムにしました。

窓は二面だけど北向きなので、晴れた日は、直射日光を求めて歩きに出ます。蓄熱、蓄熱。真夏の長時間の日光浴はダメージだけど、赤外線だけじゃなくて紫外線も体が求めている気がするので。

公園に行くと、右のベンチにネパール人家族、ひとつ飛ばして左側のベンチにインド人の若者3名がいて、ボーダーレスな感じ。なんだか安心する。

左に聞き耳を立て、どこの人か判別しようとするも、ちょっと遠くて判らない。辛抱強く聞いていたらマラヤ―ラムだった。ケーララ確定(笑)。

まあ、当面は引っ越し作業を頑張らないといけない。室内の生活環境を整えたら、追ってネット環境が整って、多分、この麗しき孤独の日々は終わるのだろう。ウィルス活動の終息を見込んで、夏のイベントの告知なんかもせねばなるまい。

でも、今の、この感じ、ずっと忘れたくないな。思考が外に外に向いていかない感じ。私と私の逢瀬。今だけは、神様がくれたこの心静かな時間を、じっくり楽しみたいと思う。

そうだ、明日は武田百合子の「富士日記」でも読もうか。きっと明日にピッタリの本だと思う。

写真は10年前の部屋。かわゆい鳩二匹。