2010年6月7日月曜日

滝コレ ~インド編~

 じゃーん、インドです。太陽と水の恵み地、南のケララ州。すいません、性格が非常にテキトーな為、土地の名前は忘れましたが、カンニャクマリに行く途中のシヴァ寺院の傍の滝、清水です。基本的に寺院に参拝する前には、沐浴をしますのです。溜池式だと細菌とか、少し抵抗あるんだけど、川だったら例え濁っていても流れてるし安心。ちなみに、この後、スチンドラムという寺で流血事件を起こし、以降しばらくの間、ドクターに水場禁止令が出されてしまいました。もちろん感染症を起こさぬようにと。


 うってかわって北へ。ウッタランチャル州の魑魅魍魎の世界へ。滝ではないけど、リシケシからガンガーを何キロ位かな・・・遡ると、ヴァシスタグハ(聖者ヴァシスタの洞窟)があって、そこに行った時。7人で遠足に行ったのだけど、ゴビンダと私だけは、当然入水しました。ゴビンダ先生はインド人には珍しく、水泳が得意なの。虹色の水泳帽がキラリ光ってました。私はこのまま着衣水泳。水が冷たく、耳の穴から頭蓋の中が冷えてしまい、しばらく難儀した。耳栓必携です。実は、私、滝と飛行機の他に、岩石が好きで、この日もね、河原で両手いっぱいの石を抱えて嬉々として、ウハウハ走り回っていたら、再びコケて流血してしまった。欲張って石を手離さなかったからです。今もその傷は消えずに残っているんだけど、結構気に入ってる。欲張りそうになったら眺めます。戒めの傷。




 ちなみに、これがヴァシスタグハ入口。中は真っ暗。空気は、か~な~り~、冷たくて重くて鋭くて強いです。ズドンッとくる。ドMでドSと称される私にとっては、結構好きな場所でした。 でも・・・中は・・・万人にお勧めできる場所にあらず。同行したMさんは「あ、あかん、私には強すぎる」と具合悪くなってました・・・。


 

 ケララにもどりまーす。Neyyar Damのアシュラムから、船で迷路のような湖の、どっか解からない岸まで行って、そこから90分位歩いたところにある滝。真っ先に飛び込みましたー。海だと怖くてあまり泳げないのだけど、滝なら流れてるし・・・。


「どうやら自分は素行が粗く、よく流血するらしい」ってことが、だんだんと解かってきたので、破傷風のインジェクション受けましたー。うはははは。ガンガン暴れてもいいのだー! 


 再び、北を呼んでみましょう。「ゴームクのシータさーん!」 はい、こちら、北のシータです。私は今、ガンガーのはじまる地点に来ています。山が氷河で出来ていて、その山の裾から、氷水が流れ出す場所。ここで沐浴することは、全ヒンディーの夢であります。近寄り過ぎると落盤の時、死んじゃいますので、撮影は望遠で。山ったって所詮、氷だからねえ。



 他の隊員が怖気づいたため、特攻隊長を務めるシータさん。漬物石を担いで遊んでいますが、まじ、寒いです。このときは修行明けのため、カラダが軽くて流されそうでした。沐浴というのは、基本、頭から爪先まで綺麗にしないとイケないのよね・・・。漬物石もってザッバーン潜ります。お、スベダ嬢もついに覚悟を決めたか!ちなみに、通りすがりのフランス人が、私の奇行につられて、「俺も気合だ!」と入水してきてしまった。クレイジーアウトサイダーズ結成となりました。


 それでは南にお返ししまーす。シータさーん?・・・はい、こちら、タミル・ナドゥ州に来ております。コッリマライ(コッリ丘・・・ていうか、かなり山ですけど)、日光いろは坂っぽい道を延々登ると、滝とお寺があります。前にもブログに写真載せてるかな。日頃、日本では、泳ぎが下手で馬鹿にされている私ですが、このメンツの中で、ジャジャーン、一番、うまい。ここはコッリという悪魔の山で、夜は来ちゃいけない。メインの滝は本当は大きいんだけど、先週死亡事故があって閉鎖、残念ながら見れませんでした。となりの小滝で、沐浴・・・というか遊んでからお参りに行きました~。腰巻の布を流されたパルティバンは、ブリーフとTシャツで裕次郎ばりのキメポーズ!




 これは、たぶん、センディルとカルキのアッパー(父)だな。インド人は男の子も、女の子も、水を怖がってキャッキャする感じが、本当に子供みたいで、かわゆいのです。でもアッパーはさすがに動じず。じつは、彼は私が密かに尊敬し、目標とするヨーギであります。



 大滝が見れなかった私の為に、写真送ってくれました。確かに大きいね。ここでの沐浴は、こりゃ、確かに危険だわね~。次こそは見に行くぞ。 またね!コッリのデビル・・・。


以上、インドより、シータがお伝えしました。スタジオにお返しします!