2013年10月5日土曜日

あたしのあした


プールのほとりで、これを書いています。他の宿泊客がチェックアウトし、もうすぐ日本から、リトリートに参加さる方々が続々やって来る。

束の間の静寂です。

ここはタイはチェンマイ郊外のハンドン。私はHIV母子感染の孤児の為の施設、であるバーンロムサイ所有のゲストハウスにいます。

ここのプールは気持ちいいんだよー。誰もいないプールであまちゃんのように自由に泳ぐ。よろこび。

半年かけて消えていったクラビーでの日焼けのあとがまたクッキリと浮く上がってきた。

昔は、太陽の下が嫌いだった。日焼けも嫌い。海も嫌い。泳ぎも嫌い。大勢での賑やかな時間も苦手…これは今もか…。とにかくこだわりが強すぎて、いろんな好きと嫌いが私の生活をがんじがらめにしていました。ま、夜ライブハウスやクラブ演奏するミュージシャンとしてのイメージっていうの?文学してたしなあ。


こだわりを取っ払ったら、なんだか歓ばしくなった。魔法が解けたように全てがなんだか、すごい綺麗になった。自分と少し近づけた気がする。

歓ばしいなあ。

昨日ヒロミ先生が

やっぱ究極の自己満足だよ!エガちゃんが言ってた。エガちゃん最高!


と言ってたけど、自己を満足させられなくて、どうやって他人を満足させられるかってことよね。自己が満足そのものであることを知ってる人は、自分の幸せが涸れない泉であると知っている人は、自己犠牲なんて言葉使わないんだよ。だって涸れないんだもん。

プールで鰻のように泳いでいたら昨年よりも疲れを取るのと気持ちの切り替えが上手になってるのが解る。この体の感じ。気持ちいい体の感じ。よろこびも悲しみも痛みも怒りも、全部ひっくるめて生きてる感じ。これが綺麗なんだよ、きっと。

孤児院では村人との交流卓球大会が開かれており賑やかです。さあ、今年のリトリートも頑張るぞ!