2010年3月1日月曜日

茅ヶ崎へ


 先日、「ロハス茅ヶ崎」にお邪魔しました。なんていうんでしょうね、うまく説明できないけど、とても懐かしい感じのする教室だったんですよね・・・。うっかり写真機を持っていくのを忘れたので、次に行くときは撮影してきます。聞けば以前は、障害者の方の作業所だったそうです。周囲の方の御理解も含め、温かい気配に満ちた素敵なところでした。久保さん、このブログ用に私が訳したキプリングの詩を、印刷して置いて下さってたりして、気恥しいながらも、うれしかったです。

.

 個人的な話をすると、私は高校を卒業して家を出て、その時に住んだのが茅ヶ崎です。子供の時は、「学校」が社会の殆ど全てで、「環境」が人間関係の最大のモチベーションでした。これが、私には窮屈でね~、どこか腑に落ちないものを感じていたんですね。でも、これからは、全てが自分の選択と行動が、私の環境をつくる。これからは自分で選ぶんだ、私はどこへでも行けるんだ・・・って思ったら、人生に対する責任感と共に、どうしようもない歓びが湧きあがってきたのを覚えています。

.

とはいえ、苦悶と歓喜を混ぜこぜにして、パンパンに詰め込んだ、青春時代。一筋縄ではいきませんでしたけどね。沢山泣いて、沢山笑って、悩んで苦しんで・・・ああ、思い返すと、いじらしいですねぇ。あの時君は若かった。人生第二期のスタートだから、第二の故郷と勝手に呼んでいるこの町を、大人になって再訪できて、うれしかったです。

.

この機会を作ってくださった久保さんと、お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。また茅ヶ崎で会いましょうね。