2011年7月27日水曜日

岩手復興支援行 3

 午前10時、横田地区仮設住宅での炊き出し準備開始。

 作業員の方に、こちらの仮設は何世帯なのか尋ねてみると、90だったか、60だったかかなり多い印象。だけど、今のところ入居はその半分なんだそうです。もうお昼だというのに、あたりはしん、と静まり返っている。「本当に住んでるのかな」と不思議に思いながら準備する私達。

 しかし、段々と、私なりに理解したことには、住んでいらっしゃるけれど、なんとなく、塞ぎ込み、閉じ篭っている、そんな閉塞感がここにはある。多大な喪失感を持ちながら、見知らぬ者同士が集まる仮設住宅で、地元の人にもなんとなく遠慮がちに、息を潜めて暮らしてる気配。その複雑な痛みを思うと居た堪れない。孤独死・・・などという言葉が頭に浮かぶ。

 イベントが始まると、ポツリ、ポツリと人が出始め、子供達に釣られてか、控えめに、でも確実に賑やかになっていく会場。設置したパイプ椅子でビールを飲み、新しいご近所同士が顔を合わせ、同じ食事をつつく光景。こういった炊き出しなどのイベントの意味は、そこにあったのか、と遅まきながら思うに至ったのでした。



レンタルの竹で、流しそうめんの設備を建設中のメンズ。


私たちレディースは野菜洗い。


料理男子。かっこいいよね!


 最初のお客さん。実は末の娘さんは、リラックス会場の隣の保育所から、何度も元気に声かけてくれてたのよね。覚えてたから「あ!来たのー?」と言ったら、「また会ったね!」とのこと。素敵なファミリーだね。


末娘、トマト流してエキサイト。


流しそうめんはちびっ子に大人気。


 そして、バーベキューはお父さん達に。ビールに合うでしょ!


ヨーヨー釣りも楽しかったね。


そして、陰ながら壮絶に盛況だったのは美容部です。