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2023年5月31日水曜日

あまみたび②

あまみたび①の続き。



【1日目:到着】

19:00 少し前、丸々半日の移動を経て、ようやく辿り着いたゲストハウス。
路肩にバイクを停めていると、玄関からキョトンとした男性が顔を出した。

「オーナーさん、お世話になります!」

ご僧侶でもあるオーナーのお爺さんですな、お若い。

いや待てよ、スキンヘッドだけど、爺さんというには若すぎないか?

そこに背後から「あー、着いた?」

本物のお爺さんが近づいてきました。


オーナーに女子部屋に案内して貰いながら四方山話。
お坊さんとヨーガの先生、話が合うもんで、椅子に腰掛けて長いことお喋りしました。

年齢を尋ねると太平洋戦争の開戦前のお生まれとな。
えー!かくしゃくとして年よりもずっとお若い。

5歳の時に島が爆撃されて内地に渡り、再び戻ってくるまでの長い人生のお話を聴きました。

オーナーをお見送りした後、台所で晩御飯。
今度は先ほど出迎えてくれた先客のAさんとお喋り。


私「先程は失礼しました。若いお爺さんだと思って衝撃を受けましたよ!」

A「まだお爺さんじゃないよ(笑)。こちらも他にお客が来ると知らなかったから失礼しました。」


ここはドミトリー型のゲストハウス。

「現在感染症対策で一人一部屋」と案内されているところ、私もAさんも勝手に「一軒まるまる独り占め」と勘違いしていたのでした。

お互い、滞在期間中よろしく、とご挨拶。


A「しかし長話だったね。何喋ってたの?」

私「オーナーの人生のお話を聞いていたんですよ。こうで、こうで、こう。
こんなに小さな罪なき島を空爆するなんてどうかしてますよ。」

A「本当にね・・・。そっかそういう人生だったのか・・・。」

私「あ、それと、オーナーは我々のチェックアウト前に東京のお医者さんに行くので、諸々よろしくとのことです。あとAさんが帰る日にこの家にWiFiが付きます。」

A「あなたすごいなっ。短時間でそこまで情報を引き出すとは!」

私「情報を引き出すなんて人聞き悪い。人生と平和について語り合っていたんですよ(笑)。」

A「若い女性にはフレンドリーなのかな。」

私「若くないですって。私が聞き上手なんですよ(笑)。」

A「バイクはどうしたの?」

私「大島からフェリーで連れてきました。地図も読み込んでたし、足が無いとどうにもならないように見えたんで。あ、来るときに猪の家族に会いましたよ。」

A「え!どこで?いいなあ。」

私「港から右折して割とすぐのとこです。」

A「バイクで来たのは正解。島に借りられるバイクが一台もなくて、三日間暇でどうにかなりそうだったよ。暇すぎて宿のカヤックで遊んでいたら、集落中の人が心配して騒ぎになっちゃって、オーナーにパドルを取り上げられちゃったのよ。今日レンタカー屋が、修理に出してたのが一台あったことを思い出してくれて、ようやく移動手段を得たの。明日はバイクでどこに行くの?」

※カヤック禁止令の話はまた後で書きましょう(笑)。

私「とりあえず知人に勧められた実久に行こうかと・・・」

A「実久!今日行ったら凄く良くてもう一度潜りたいので、明日でよければ案内するよ。」

私「じゃあ、合流させていただきます!」

Aさんは海に魅せられた人。
とある国の海辺に拠点を作ろうと動いていたところ、コロナ騒動が勃発してしまい、目下休みの度に国内あちこちの海に出向いてるそうです。

潮の満ち引きを計算し、翌朝の出発時間を決めてお開き。
広縁付きの女子部屋は、田舎の爺ちゃん婆ちゃんの家みたい。

私は、波の唄を聴きながら泥のように、眠りの底に沈みました。

ふふ、明日はビーチ!



2023年3月28日火曜日

あまみたび①

昨年の年明け「クイズに答えて奄美線で使える一万円券を当てよう!」に応募したら、当選のお知らせが舞い込んだ春。ピーチ航空のキャンペーン。

「一万円でどこまで行けるの?」

・・・て感じだけど、ピーチ航空はLCCだから国内いろんなところ迄飛べちゃうんですね。

ただ、今回は奄美路線限定のチケットだから、行き先は一択。


悔やまれるのは、当選に興奮して即チケットを購入してしまったこと。一晩待てばスーパーセールが始まったのに、うっかりしたことよ。返金変更不可の最安チケットで4000円ほど足が出たが、セールを使えば往復10000円に収めることも可能です。

ちなみにピーチ航空ではチケット料金に加え支払い手数料が発生します。今回は1300円位。


兎にも角にも夏までは忙しいので、先は読めないけど10月後半の便を予約しました。
ま、ピーチも赤字で大変だそうだからな、仮に行けなくても4000円寄付したと思えばいいさ。

・・・なーんて思いながら10月を迎えたのだけど、旅程の直前、いつも出席しているクラスが突然終了になった。

・・・これはもう行けってことだろ。

乗らなくても4000円、乗っても4000円がピーチに入る。
ならば乗ったほうが良くない?

・・・というわけで、もはや古い話だけど、2022年奄美ショートトリップのメモです。



さて、LCC貧乏旅の荷物はカーゴに預けたりしません。

10月後半を狙ったのは、台風を避けつつギリギリ泳げる水温ってことなので、水着、ゴーグル、ウォータシューズ、ラッシュガード上下、あとヨガマットも含めて持ち込み手荷物の7kgに収めなくてはいけないってこと。

頭を使ってスマートかつ実用的にそれを実現するのが本当に楽しいのよね〜。
あ、タオルも忘れずにね。

今回は、六日間という限られた時間を有効に使わなければならず、加計呂麻島に目標を定めました。


【1日目:移動】
 
6:30 … 家を出発、道中食事をできる場所が無いことが予想される。
     低血糖対策に、バナナ、りんご、カロリーメイト、シリアルバー持参。
   
7:30 … 東京駅から成田空港行きのバス。
     現在、ピーチ航空は第三ではなく第二ターミナルになっており、とても便利。
     搭乗までにバナナ、昆布おにぎり。

10:10 … 成田空港発。

12:50 … 奄美大島空港着。バスを待ちながら林檎、梅干しおにぎり。
     古仁屋港のレンタルバイク屋に電話、17時の閉店までに到着の旨を伝える。

14:15 … せとうち海の駅行きのバスに乗車。これからローカルバスで70kmの移動。
     通常料金よりも1日乗り放題の方が僅かに安いのでスマホで購入、2100円也。    
     カロリーメイトを食べる。
    
16:30 … 終点エリアに到着。
     降車時、フリーパスの画面が表示できず、運転手さん激しくムッとする。  
     何度もトライしてようやくできたので明朗にお礼を言って下車。
     感じの悪い人に、やな感じで対抗したら負け。がっかりしない、がっかりしない。

16:40 … レンタル屋に入店し、50ccを借りる手続き、三日間で4000円以下。
     Aコープで、雨ガッパと納豆、ご飯、パン、青菜のお浸し、豆腐、炭酸水をゲット。

17:30 … フェリーに乗船。原チャリとはいえ車両と共に船に乗るのは初めてでワクワク。
     人間360円、原付270円。

18:00 … 瀬相港着。加計呂麻島に上陸。


まだギリギリ目が効くとはいえ、もう日暮れ。真っ暗になる前にいざ行かん、ゲストハウスへ。
地図は頭に叩き込んであるぜ。

寝床は、万一バイクが借りられなかった場合に備え、港からギリギリ歩ける場所(5km)にあるゲストハウスを予約しておいた。

港から山の方に入ってクネクネ道を行く。30年近く振りのバイクだが、車がほとんど走っていないので、とても運転しやすい。




温かく湿った土と森と水の匂いの中、ひとり緩やかに風を切って走る夕まずめ。

サイコーだ!

聴こえない音が、静かの音が聴こえる。




早速イノシシの家族連れに出会ったので挨拶をして通り過ぎた。イノシシ母が小さくて愛くるしい。(後で調べたらリュウキュウイノシシという種類で、地元の人にとってはご馳走らしく、イノママよ願わくば食べられないでいて欲しい。)


18:30を過ぎて、ギリギリ闇が降りる前、ようやく目的のお家に到着。
いやはや、12時間の大移動でした。
非常食と空港で買ったおにぎりによって、燃料切れもなんとか免れた。


無駄に用意周到・・・って思われるかもしれないが、地方都市を含め日本のほとんどの町にあるものが、無いところには無いのである。

私はインドで、僻地ってほどではない普通な村にいたけど、無かった。
便利の不在の存在を知っておくって、悪くないと思う。

それを実感する出来事がこの後起こることになるんだけど、それはまた次回。


コンビニもスーパーも、頻繁なバスの往来も無い、豊かな場所がまだ日本にある。

私の部屋から直線距離で1300km。
ここは鹿児島県大島郡瀬戸内町、思えば遠くに来たもんだ。










2020年8月29日土曜日

弾丸!おひとり様トリップ



あ、あつい・・・。
そして、毎日、毎日、狭~い部屋の中。

緑が恋しくなって、ふらり家を飛び出しました。せせらぎの音に耳を澄ませ足を投げ出す。



「あら?どこぞの渓流にでも行ったのかしら?」

・・・と思いわせておいて、クラスと翌日の歯医者の予約の隙間を縫って、単に宿でのんびりする、お籠りステイをやって来たんですよー。写真は、宿のお庭です。たまには楽しいことを、ただ楽しく書くこうってことで。

先日、突然思いたって、山梨県は甲府の湯村温泉に行ってきました。実は、過去にも湯村にはちょくちょく来ている。お湯がとても良い。しかし今回はいつもとはちょっと違うのよ。

光熱費やらクレジットカードのポイントやら溜まっていたので、普段は泊まれないお宿に行ってみました。天皇陛下はじめ皇室御用達の「常盤ホテル」です。将棋の対局で使われることでも有名。




ですが、本読みっ子としては、山口瞳、松本清張、井伏鱒二ら文豪が執筆した場所というのがオイシイのですよ。

(そういう意味では何年か前に、ヒロミパイセンを訪ねた「上高地温泉ホテル」もオイシかった!)





多分、あれが井伏鱒二の泊まったお部屋!ガーン!




松本清張が座ったかも知れないあずま屋!ガーン!


それにしてもですね、さすがでした、常盤ホテル。


大変格式高いホテルでありながら、なんていうか、従業員の方が、ものすごく感じがいいんですよ。出会いがしらに掛けてくれる言葉とかも、なんて言うんだろう、めちゃめちゃキチンとしてるのに、すごくアットホームなんですね。絶妙。

で、気分としては、自分ちで寛いでいるみたいな感じ。でも、風呂掃除とか、炊事とかからは解放されているんだから、最高なわけです。これまでの旅経験で味わったことのない感覚でした。そりゃ筆も進むことでしょう!天皇陛下もリラックスされましょう!って感じです。




これ、私の泊まったお部屋です。昭和天皇の宿泊された離れの一階。たぶん一番小さな部屋。御付きの人とかが泊まるのかななあ、どうなんだろう。。。

古い日本家屋の板の間にベッドが置いてある。

砂壁、鴨居!これは・・・私の好物、昭和感!

そして窓の外に見えるのは、私め専用の温泉でごわす。なんと源泉かけ流し。ガーン!





一応、井伏鱒二の「荻窪風土記」を携えてきたのですが、そんなの読んでいる場合じゃない。どういう巡り合わせか知らないが、只この空間に今いる自分の生活を味わおうということで、庭を歩いたり、あずま屋で休んだり、広縁でアーサナしたり、最高のお風呂に出たり入ったりして、のんびり過ごしました。



ちょっと庭とは思えないような、自然空間なんだよね。日本の造園芸術の妙。

最近、もういろいろ面倒くさくなって晩御飯食べるのやめたので、夕食無しの一人旅プランがちょうど良かった。ドリップコーヒーと炭酸水などは家から持ってきてたし、駅ビルで、おやつも買ったし、アーサナも出来て最高だったよ。



夜のお風呂も最高。坪庭の松の陰を眺めながら、ちょうど一人にピッタリな風呂桶のサイズも良い。夏はお庭の青芝でビアガーデンをやっているそうで、私が見た時は、地元の方だろうか、四人グループのお客さんが一組だけで、テーブルがポツンと一つだけ。見た目猛烈に贅沢かつ上品な空間。

甲府といえば葡萄だから、みなさんワインとかを飲むのだろうか。

涼し気な夜の庭に、なぜかサザンの曲がかかっていて、それがまた哀愁っていうか、何とも言えないオツな風情なんですよ。湘南の海の歌に井伏鱒二の愛した松がそよいでいる。



それにしても、温泉がねえ・・・お湯が強すぎず、弱すぎず、本当に良いんですよ。湯あたりっぽくもならない。

一晩だけだったけど、やたら出たり入ったりしていたので、調子の悪かった左肩の奥の方の滞りが淡い痛みとなって、筋肉の表面に出てきた。カッサの施術後みたいな感覚。もしや温泉効果かも知れん。もうしばらく滞在できたら、更なる変化が見られたのではないか、と思うと残念。

まあ、己の懐具合のせいだから、仕方ないんだけどね。

皆さん大変だと思うのですが、お湯が出続ける限り、湯村の旅館には元気でいて欲しいな。どうやら山梨県は独自の宿泊割引きを始めるらしい。準備の整った宿から順次始まるとのこと。お近くの方は是非いちど足を運んでみて欲しいです。

私もポイント貯めてまた行きたいな。

なんだか大人な一人旅でした。








 

2015年10月18日日曜日

インド観光ビザ事情・最新(2015年10月現在)


ナマスカール、皆様。

またもやご無沙汰しておりましたが、その言い訳は別の機会に・・・ということで、今、私はクアラルンプール。インド査証を持って彼の地へ向かう途中です。

取得のためのルールがコロコロと変わることで有名なインドビザ。

私も過去に、一日で痩せ細るくらいに翻弄された経験が(何度も)ありますので、これ以上痩せ細る人が増えないように、4月にまた新しくなった最新事情について、ここでシェアしようと思います。


現在のサイトは、過去のヴィザセンターから一切リンクされておらず「ホームページが見つからない!」と慌てて私にメッセージをくれた人もいました(笑)。サイトのリニューアルと共に、東京のセンターの場所も茗荷谷から三田に変わっています。

この方の記事がとてもわかりやすいので、参考になると思います。ということで私はここでは補足ネタを・・・。また30日以内の短期旅行の方はネットで取得出来るvisa on arrivalが便利です。


さて、10月5日の深夜にタイから帰国し、明くる6日(火)に新しいビザセンターに行ってきました。

これまで、茗荷谷では数々の辛い目に遭っている為、茗荷谷のあの通りを歩くだけで、自動的に心臓がバクバクしてしまうという、もう殆どトラウマだったのですが、知らない場所なので、懸念されたバクバクも無く、たいへん宜しい。私は赤羽橋から歩いて5〜6分かな。これと云って目印の無い路地裏に突然あります。


現地についたのが11時。オンラインで事前に作成した申請フォームのコピーを諸々の必要書類とともに、提出。

前年度と違って、出入国の航空券のコピーの提出が必要になります。あとは、一緒かな。


一時間くらいで、いつものオジさんに名前を呼ばれ、記入ミスを指摘されました。この間、

「11時に来たんだけど、まだ呼ばれないんですか?」

詰め寄る人多数。

(ここはインド時間なんだよー、昔は電車の切符とるのも一日仕事だったんだよー。ここからもうインドは始まっているのよー。)

「宿泊先がアーシュラムってあるけど、アーシュラムからのレター添付してもう一回来て。メールじゃなくて郵便ね!」

と言われてキョトンとする女の子。

(だめだよー、アーシュラムや友達の家はだめだよー。招待状がいるのよー。ホテルじゃなきゃ〜・・・といろいろ教えてあげたかったけど、オジさんに目を付けられると困るのてスルー。すまん!)

などなど。


私のミスはというと、

「これねー、Kochiって書いてあるけどCochiね。」

(えーっ!Coこそ英国人の書き間違いであって、むしろインド語だとKoだろーっ!)

言いがかりレベル。

「それとね、去年のヴィザ tourist なのに transit選んじゃってるね。」

(これは私の凡ミスだ・・・)

「オンラインフォーム訂正してからもう一回提出してね。」

私「表のパソコンコーナー使っても良いですか?」

(知ってるのよ、プリントアウト込み30分820円でしょ、去年払ったもん・・・)

するとオジさん、顔を近付けて小声で、

「1820円かかっちゃうけどね、こっちで直す事できますね。」

ときた。

ということでお願いすることに。


まあ往復の交通費で500円以上かかる訳だし、再訪でもう一日潰れる徒労を思えば、入力訂正してもらえて、印刷もして貰えるんだからOKですわ。

それに、ここでこんな高額なお金を受け取って、彼らが入力を訂正するんだから、「やっぱヴィザ出せませんねえ」みたいなことは起こり得ないんじゃないかな、という打算もあったのです。

あとは、好奇心ね。初めてのことなので、とりあえず試してみようと。

ただ、この小声の打診は、みんなにってわけではないようです。

こっちから、再訪したくない意志を伝えてアプローチしたから出てきたと見ました。そういう人間なら1820円払うんじゃないの?的な・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

待っている間、インド時間にイラついて窓口に詰め寄る人々を観察。

よくあるミスは私もやったTransit - Tourist間違い。

パスポート情報のうっかりタイピング間違い。

スクロールが滑らかなパソコンのせいでしょうね。

パチスロが得意な人とかはミスしなそうです。

それから、印刷の際。私はいつもセブンイレブンの文書プリントを使っているのだけど、バーコードの端っこ、名前表記のところがギリギリが切れるんですよ。昨年はそれで820円払う羽目になりましたから、今年は、まず、サイズA4の用紙B4を選択して、そこから気持ち縮小して再コピーしました。

この件で

「僕はセブンイレブンのちゃんとした機械で印刷してきたんだ!」

詰め寄っている男の人がいて、たまりかねた受付のオバちゃんが、

「セブンイレブンはだめよ!端切れる!ローソンなら大丈夫!」

と横から叫んだ。一同爆笑。

新情報ですね。

それから

「出直してって・・・私、遠くから来てるんです!信じられない!え、ここで印刷って、えっ!820円ですって!高すぎるでしょ!」

と、叫ぶお姉さん。

(英語が流暢にしゃべれると、思考回路が英語の人になるので、このようにまくしたててしまうのだけど、ここはもうインドなんだって。怒るだけエネルギーの無駄遣い。結局払うことになるんだからさ。)

で、待つこと一時間半。

携帯番号に「あなたの申請を受け付けました」というメッセージが入り、ああ訂正終わって受領されたな、ということが少なくともわかりました。

順番すっ飛ばしなんて当たり前、私より遅く申請した人が続々と帰って行く中、ようやく私の名前が呼ばれまして、

「この送り状に名前と住所書いてね!で、これがあなたの追跡情報だから、この控えにメモして持ってて下さーい。」

とゆうパックの送り状が出てきた。

え、郵送?そうなの?どうやら自動的に郵送になるらしい。しかもゆうパックって高くない?

また、件の追跡情報というのがですよ、ものすごーく小さい文字なわけ。印刷物としては見たことの無い程の小ささ!そりゃもう笑っちゃう位の小ささなんですって。年配の方達は見えないし、近視の人も見えない。

「いやだっ、見えないわっ!すみませ〜ん、誰か代わりに読んで貰えませんか〜!」

「あ、僕みましょうか?」

てな感じでワチャワチャ。

相変わらずインディア。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いちいち進捗情報のメッセージが入るのが、昨年度までとの大きな違いの一つで、とても安心だよね。

申請当日中にも「やれ進行中です」「やれ大使館に引き渡しました」、後日「大使館からセンターに戻りました」とか、「ご自宅へ発送しました」とか・・・逐一連絡が入ります。

しかも送り主の名前が「BHARATA(インドの国名です。Japanに対してのNipponと同じ)」なのがまた良い。うわー、マハーバーラタからメール来ちゃったよー、という感じで面白い。

そもそも、インド入国管理局を通して、国とやりとりしてるんだから、当然といえば当然か。

火曜日に申請受理
水曜にヴィザが発行され
木曜に大使館からヴィザセンターに戻り
金曜に発送の連絡があり
土曜日には手元に届きました。

これは、私を深く悩ませたスーパーカオス時代に比べたら、だいぶ良くなったんじゃない?

もちろん大使館で直の、即日発行時代が一番だったけどね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



最後に今回支払った金額ですが、

ヴィザ代金 1200円
インド大使館が取る手数料 200円
ヴィザセンターが取る手数料490円(※業務委託なので)
印刷代 820円
データ訂正代 1000円
ゆうパック 1000円  
                 
合計4710円

です。

なんともなあ・・・・

歌舞伎町のぼったくりバーに入ってしまったような気分なんだよなあ(笑)。

滞在時間は2時間半。

内部での飲食禁止、電話、コンピューターの使用禁止。

ひたすら座って待つのみ。

疲れ果てて外でランチ食べて、更に1200円。


で、結論なんですが、

①ヴィザセンターは治外法権。もう日本じゃない。これを知らない人が多い(笑)。
②お近くにお住まいの方以外なら、代行業者に頼んだ方が良いのでは無いか。

の2点。

遠方の方が、ヴィザセンターと郵送でやりとりして、入力のミスや、CとKの言いがかりみたいなのがあった場合、行ったり来たりで時間がかかってストレスフルだし、どのみちゆうパックか・・・という部分もあり。行ったり来たりしないにしても、例の打診で1820円払わせられる可能性も大きい。



・・・というわけで、なにかしらの参考になれば幸いです。

インドは、本当に、楽しい。
日本の失ったもの?もともとあんまり持っていないものを持っている。

どうぞ、みなさん、楽しいインドの旅を!