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2014年10月3日金曜日

ホシハナのシータマメモ。

みなさん、こんにちは。

ムナール紀行の途中ですが、タイに来ちゃったのでまたしても閑話休題です。

週末からスタートする10日間のリトリートの準備と、自分をいたわる為に、一足さきにホシハナヴィレッジに到着。なので、自慢ブログです(なんじゃそりゃ!)


まずは、このブログでたびたび姿を現す、I love India号を紹介しましょう。OSは、ときどき私をイラッとさせるWindows 7 starterです。私の、忍耐強さと寛容さを鍛えるためのツール。




昨日、今日と、すいかハウスに泊まっていますが、明日から土の家に引っ越します。

日本からの深夜のフライトで一睡もしていないうえ、東京のウパーサナサンガ・ダクシナムールティクラスの面々の到着を受け、深夜までトークをしてしまったので、今朝は8時半まで寝てしまいました。目覚めて最初にみる風景は、この光の窓ですよ。

ああ、独り占めしているのが勿体無い。誰かに見せたい!

でも、惜しくも独り占めなんだなあ~、それもまた大人の贅沢です。くふふ。




昨晩のうちに、リトリートで使う品々を搬入。



参加者の皆さんの殆どはまだ日本にいらっしゃるので、ネタばれになるといけない・・・ってことで遠巻きですが、われらがグルデーヴ・スワミシヴァーナンダ先生もご到着、深夜二時半まで、リトリートバッグのオーガナイズしておりました。いつもアーシュラムでせっせとTTCバッグを作っている、まさにあの感じ。


まあ、そんな徹夜&夜更かし明けの今日は、まあ眠くて眠くて仕方がなかったのですが、

・近所の洋風のカフェで昼食バカ食い


・打ち合わせ

・ショップでバカ買い



・プールでバカ泳ぎ

・近所のタイ料理屋で夕飯バカ食い。(まぶたが腫れちゃって大変よ!)




など、とバカアクティブに過ごしました。

バランスの為、明日は、バカパッシブにいこうと思います。



リトリートするってね、結構、大変。

いやいや、これほんとなのよ。だって、ガキの使いじゃないんで。

企画。打ち合わせ。ことにお金の打ち合わせは、私とホシハナ、そして参加者に三方にとって、損失が無いように。

(みんなにメリットがあるように、みんながちょっと得した気分になれるように、そういう落としどころが、探し出すのは難しいけど、あるんですよ、きっと。自分が沢山お徳感を得るために、人のお徳感を搾取してはいけない。)


頭の中の準備と、沢山の机上の準備と、体を使った準備。


私は、自分でこれらの仕事をしますので、企画をたてて、私を招いてくださる方の大変さは骨身にしみてわかります。いつも本当にありがとう。


この大それた企画を、全力でサポートしてくださるバーンロムサイのスタッフの皆様には、それこそ足を向けて眠れません。感謝、のひとことに尽きます。


それから、今年の私の一大イベントだった、ヨガの出来るホール寄贈プロジェクトに、お力添えを下さった全ての皆様。


READY FORのプロジェクトサイトの新着情報と、支援者の皆様への報告書において、近々、正式にご報告させていただきたいと思います。

が、一足先に・・・



無力な私に力を貸してくださって、本当に、本当に、本当に、ありがとうございました。


道端でほころんで、行く人にそっと微笑む、小さな花のような、皆さんの優しさの結晶がいまここに、形となって顕れました。

その「名前」と「形」と「福利」は、子供達の生きる、大きな糧になるでしょう。

そして、この世界で、私の生きる、強い支えになるでしょう。


この建物の姿は私にとって、百七十余名の他人同士の「たったひとつの愛」の象徴です。

名前と形の背景に、それは在ります。

それは、神とは、愛のことをいうのでしょう?



愛を、信じることが出来る者は、きっと強く生きるでしょう。優しく生きるでしょう。



私は、「好き嫌い」のことを言ってるんじゃありませんよ。

燃えるように欲っする気持ちのことでもありません。

念のため。




みんなに、見せたいな。

きっといつか、あなたの建てたこのシャーラーを見に、チェンマイを訪れてください。

愛をこめて。


Sita













2013年6月7日金曜日

ひとりごと



本屋で立ち読み&写メ。何かの雑誌で占星術特集だった。どなたかオネエっぽいアストロジャーの記事にも「おおーっ!」と思ったけど、やはり「夢」に関する石井ゆかりさんの記事がやっぱり美しかった〜。


 『天秤座の「夢」は、例えば、誰かとだれかを巡り会わせることです。
あるいは、あなたの心の中にある完全な美を、何とか現実の中に、実現することです。あなたには、ほとんど最初から、物事が「どのようにあるべきか」ということが、わかってしまっているのです。

 でも、その「あるべき姿」から、この世界はかけ離れています。だからこそ、あなたは無意識のうちにこの世界に手を伸ばし、物事があるべき姿になるように、置き換えようとしているのです。

 ほかの人が二つの選択肢の前で思い迷っている時、あなたにはもう一つ、あるいはもっと多くの選択肢が見えています。だからこそ、あなたは迷い悩むわけですが、その先には必ず、厳然とした「決定」があります。最大数の選択肢の中から、最前の選択肢を選びとること。これは天秤座の夢の主要な一部分を成していると思います。ほかの人の目から見ると、あなたの審美眼の鋭さはほとんど、理解不能な魔法のようです。

 おそらく、12星座の描く夢の中であなたの描く夢が、もっとも美しいのです。

 一切のムダがない、でもすべてを受け入れても崩れないような、黄金律のようなルールに守られた、完全な宮殿です。』



なーぜーわーかーるー・・・・

今の私の思い描いていること、自分自身にかけているプレッシャー。

またも恐るべし、石井ゆかり。


なんなんでしょうね、占星学というのは。またそれを表現する語り部たちの才能にも脱帽です。


この夢において、私は完全なる戦う女です。


実は結構大変なことが多い。スピリチュアル業界(っていうか社会のマジョリティー)が権力的だったり、ナスティーだったりして肩を落とすこともある。また、その重圧が重すぎて、次の一歩が踏み出すのが難しかったりもする・・・んだけど、背後で見守って、折に触れて勇気を下さる諸先輩・・・いやいや大先方の言葉なき応援に触れると、本当に勇気がでますし、純粋に「知ること」を渇望し、汚れを自浄しながら励む(これは実はすごく大変なこと)生徒さんの姿にふれるたびに、心が洗われ、癒されます。


私もいつか名取さんみたいな素敵な人になれるだろうか。
もっと大きな愛のある、もっと強い女性に。


雨がふるといいね。


またね。






2013年5月10日金曜日

くらび日記8

5月9日(木)

やはり、朝の干潮時に船が出せないということで、一日早めて明日の午後発つことにした。マネージャー氏がお別れディナーに招待してくれる。インドへのホームシックもようやく消えて、ここに慣れてきた頃にはやっぱり出発しなくてはいけない。私の性格がこうなもんだから、面倒くさいと思ってしまったりもするが、マネージャー氏は本当に性格が良くて好青年だし、真面目。どこか純朴でかわいいところがある。本当にありがとう。

帰り路に例のファイヤーダンスのバーで、他の宿泊客(オージーの男性とデニッシュの女の子2人)を発見したので、私達も合流して、しばらく座った。

10時まではアコースティックライブで、おじさんの後にDJのムキムキマンが出てきた。ギターも歌も凄く上手い。お客をぐっと引き付けて盛り上がっている。世界中どこにいっても食いっぱぐれは無さそうだが、実は彼はマレイ人なのだそうだ。云われてみれば、ムキムキさえ隠してしまえば、骨格は小さく華奢、マレイボーイ独特の可愛い顔をしている。どうりで他のスタッフとは毛色が違うというか、英語も流暢というか。ファイヤーダンスにしても歌にしても、何をやらせてもハイクオリティーでアトラクティブだし、彼の活躍でこの店が大繁盛しているといっても過言ではなかろう。

何がどうしてマレーシアからこんなところに来ちゃってるんだろう。自分もインドくんだりでヨガ教えたり、事務をとったり、食べ物を配膳したりと、他人のことを云えた義理ではないのだが、いろんな人生があったもんだ、とシミジミする。服装の感じが心なしかゲイっぽいので、そういう理由もあるかも知れないと。あの封建的なイスラム社会で同性愛者の存在は許されにくいだろうし。

今日のファイヤーショーは5人だけ。前回の盛り上がりは、パフォーマーの一人の誕生日を祝いに近所の若い衆が応援に駆けつけていた、ということだったらしい。10代とおぼしきあのレオパード軍団の鬼気迫る演技が見れなくて残念だったが、ムキムキマンは今日もとてもカッコいいパフォーマンスをしていた。ここでの最後の夜であった。


レオパード軍団は、昼間は一生懸命スケボーの練習をしているか、ゴミを船に積んだり何かしら動いていて、勤勉に働いている礼儀正しい少年達である。インドのビーチの不良たちはトコトン西洋人にすれて、かぶれて堕落していくが、ここでは勝手が違うらしい。


5月10日(金)

いつしかここに愛着が出てしまった。

満ち潮のうちに、最後に海を見に行く。相変わらず美しい海。

まさに天国での2週間だった。

天国にきたからには、またシャバに帰らねばならない。

少なくともノート一冊分のスタディーも終わった。

また、きっと帰ってくると思うよ。

感謝。




2013年5月8日水曜日

くらび日記7

5月7日(火)

浜から結構遠くへ泳ぎ出ている。自分は最も泳げない部類に属する人間って思っていたが、思い込みだったのかも知れない。他の人達をみてみると、9割の人は浅いところでバサバサやっている。もしかして、私はちゃんと泳げる人?ザンザンと迫りくる波が恐ろしいので「海なんて嫌い!」と決めていただけなのかも知れない。

1回入ると、少なくとも30分くらいは泳ぎ続けるが、今日、右の中指の先がプルンとした禿頭みたいなものに触れた。クラゲの頭に触ってしまった。

「ひゃあっ!」

とか声に出して驚くのも楽しい。誰もいないし、海と魚とクラゲだけが聞いているだけだ。ほぼ毎日クラゲの赤ちゃんには刺されるが、この美しい海において完全な保護色、つまりキレイに無色透明なので本当に困る。


立ち泳ぎをしながら崖のほうを見やる。壁面にポッカリが開いている見慣れた穴は、もしや私たち探検隊が洞窟から出てきた場所なのか?大分高い位置にあるようだ。あの時、近くに竹の梯子が置いてあったのを記憶しているけど、目を凝らすとやはり梯子が見える。間違いない。



あの梯子はいったい誰をどこへ導くものなのか。あとでマネージャー氏に聞いてみたら、クライミングの人を導く梯子だそうで、クライミングって、どこへ?と更に問うと「頂上までだ、僕も4ヶ月前に登った」とのころ。びっくりした。だいぶ高いようだが・・・。中国人の友人と二人、9時にスタート、交互にビレイしながら登坂し降りたのが19時だそうだ。

今日はマネージャー氏にといろいろとタイのことを尋ねてみた。

・タイの男はみんなムエタイが出来るらしい。子供時代に大抵近所のジムに行くから。ジムは2km四方に一軒くらいの割りである。

・「ドラえもん」は少なくとも30年くらい前から放映していたらしい。

・この辺の男はみんなファイヤーダンスがちょっと出来る。スポーツというか遊びみたいなもので皆できる。(なぜこんなこと聞いたかというと、先日のファイヤーショーのパフォーマーが、そこら中のレストランで注文を取っていたりするのに気づいたからだ。あれは熱くないのか?の問いには「熱い」との答え。)

などなど。




5月8日(水)

あっというまに月日が過ぎて、ここでの美しい暮らしも残すところあと3日となった。とても名残惜しい。あと3日、あと3日、と先のことを考えてばかりいたら、今が勿体無いので、瞬間、瞬間をしっかり噛み締めなくてはいけない。

朝のビーチへの道すがら、とても幸せな人生だった、としみじみ思う。まだまだ生きる気満々ではあるが、中間発表としては、そういうことだ。

「いい経験いっぱいした幸せな人生だったなー」

と、私は満ち足りた気持ちで死ぬことが出来るだろう。さまざまな経験を通して体験した「自分自身」に満足しているだろう。


死ぬ時に思うことが

「お金がいっぱい貯まったなー」

とかだったら、とても侘しいだろうな。さすがにどんな馬鹿な人でも、死の間際には「お金は持っていけないかも」って気づくでしょう。お金こんなに貯まったなー、でもお金はあの世に持っていけない、来世にも持っていけない。





日本から持ってきたシリコン製ティーバックと蓋、可愛い雑貨に興味のない私としては高価な品物だ。ここに来るためにインドから持っていた湯沸し器はまだ壊れずに大活躍している。インドでは電気ケトルを持ってるし、悠長に茶葉をつめたりしている時間はないので、今はなんだか贅沢。蚊取り線香も、シャンプーも、洗剤も、コーヒー豆も何もかも、重かったけどインドで買って持ってきた。タイで買うよりずっと安い。それらが少しずつ減っていくのが嬉しいようであり、また寂しくもある。休暇が終わろうとしている。

それにしても、食べても、食べても、毎日お腹が減って困る。そんな時にお腹が減った人の本など読むと、投げ出したくなるくらい。今日はヴィヴェーカナンダアシュラムで買ったオイルと、カルプーラーディオイルを混ぜたものでセルフアビヤンガをしたら、ものすごい汗が噴出して、余計にお腹が減って困り果てた。Ayurvedaとは本当に凄いよ。


2013年5月6日月曜日

くらび日記6

5月4日(土)

快晴。午前中、天気が良いうちに、と思いビーチへ行ったら、マネージャー氏と他の泊り客らがボルダリングをしていた。しばらく見ていたら私もやりたくなって、着替えに戻って一回だけ登ってみる。クアラルンプールのCAMP5で二度遊んだことがあるが、アウトドアは初めて。

例によって泥棒のようなスピードで登っていたらしく、瞬く間に登坂は終わってしまった。降りてみると「速い」、「上で、景色も全く見てなかったよね」と皆が呆れ顔。なんだ、この感じは。どういう風に登ればいいの?CAMP5でもそうだったが、それよりも昔にどこかで同じような事があった。


そうだ、一度だけスキー旅行に行ったことがあったが、あの時だ。「速い」「リフトから見ていたが、バカな人みたいだった」「誰かと思ったらアナタだった」・・・等々。まとめてみると「ボーゲンであんな速度で滑ってく人は見たことがない。変ですよ!」ということなのだろう。こちらも瞬く間に一滑りが終わってしまう。スキーの楽しみは速度感だと思っていたが、そういう訳でもないのか。分からない。

スキーは道具を扱うテクニックが要るけど、クライミングは素手だし、本能のままに登ればいいのでなんのことはない。今日くらいの壁は全くもってナッシングである。下を見たときに、どう恐怖心と戦うか、ということなのだろうが、これは一瞬一瞬の一挙手、一投足に集中あるのみ。



一行はこのあと隣のビーチへ抜ける洞窟へ行くというので、私も付いていく事にした。





中華系マレーシア人の彼らは男2人、女4人のグループで、カレッジの同級生だそうだ。洞窟は真っ暗。川口浩探検隊のような状況だが、誰もヘッドランプを持っておらず、携帯電話の明かりで進む。どうやらそういう時代らしい。



色白でポッチャリ眼鏡の男の子が高所恐怖症で、1m位の壁ですら「ああっっ!ひいっっ!」と泣きそうな悲鳴を上げるのが、ぎゅっと抱きしめたい位に可愛い。彼が洞窟の出口から降りられたことは奇跡のようで、皆で喜んだ。






20歳くらいのグループ。スクスクと若く健全で、しっかりしていて、みんな可愛かった。夕方も一緒に泳いで、夕食も一緒に食べ、夜はバーにファイヤーショーを一緒に見る。


10時過ぎに外に出るなんてのは好きではないが、結果的にファイヤーダンスはとても楽しめるものだった。ファイヤーダンスというと、部族的な太鼓に合わせて火を振り回すのしか見たことがなかったが、今までのは何てドンくさいお遊びだったか。

メンバーは、さっきまでDJ卓にいたムキムキマンと、昔の暴走族みたいな眉毛なし、昨日弾き語りをしてギターをとちっていた良い声のオジサン、等の従業員チーム。旅行者であろう西洋人の女の子。いつもスケボーに乗ってウロウロしている全身刺青スキンヘッドにキャップの若いスケーター達、総勢8人くらいか。


ムキムキマン以外のスタッフチームは年齢のせいか大したことは無いのだが、ウロウロ少年たちの演技が凄かった。しなやかなレオパードの様な体躯で、長い棒やら、紐やらを火が消える程の高速で振り回しつつ、縦横無尽に飛び、反り、踊る。スピード感。単なる不良かと思っていたが、こんな凄技を身に付けているなんて、どれだけ練習したんだろう。私は、ひた向きさが垣間見えるものが好きなのだ。もっとも彼らにとっては練習も遊びのうち。単に無心に楽しんでいるだけなのだろう。そういうのは、男の子特有だと思う。


それにしても、余分なものの削ぎ落とされた体には凄みがあって見とれてしまう。私は凄みのある体が好きなのだ。そこに見える野生、俊敏、バネ、強靭、粘り、鋭さ、柔らかさ、速度。だから私も凄みのある体になりたくて、そして多分、まあまあ実現していると思う。


今日は一日ただ遊んでしまった。こんな日もあるさ。






5月5日(日)

昨日は一日遊んでしまったから、今日は仕事と意気込んでいたのに、ネットに繋がらない。iPhoneの方が繋がったので調べてみたら、


「良好に接続していたインターネットが、ある日突然使えなくなる」

のは、Windows7で頻発している現象らしい。セキュリティー機能ということになるのだろうけど、どういうご機嫌でか信号を読むのを拒絶してしまうらしい。


Web上にある情報を集めに集めて、朝から夕方までありとあらゆることを試し続けた。初めてコンピューターに手動で指令を出してみたり、ドライバーを削除してしまって、慌てて復元させたりもした。デフォルトゲートウェイだとかIPアドレスだとか、DNSだとか、いままで自動で取得されていたものを、手入力して、接続を復活させることに成功したが、接続があってもウェブの閲覧が出来ない。最終的にIPアドレスの末尾をある255と0以外の数字に変更し、遂に解決。6時間半かかってしまった。サブでiPhoneがあったから出来たことだが、根気よく苦手を克服したことに達成感。


一日つぶしてしまい残念なようだが、雨模様だったから良しとする。日没間際に雲が晴れたので泳ぎに行く。嘘みたいな凪、静けさ。だいぶ深いところに出ているが怖くはない。ふかふかと浮かんで水中シャバーサナすると、二つの水晶体から360度の世界が見える。パソコンと睨めっこで疲れた目が楽になった。




5月6日(月)

夜遅くに寝たのに、早く起きた。気持ちの良い快晴は逃してはいけないので朝食後に泳ぎに行く。

水は極めて透明で、もうピピ島なんて行かなくてもいいや、と完全に思っている。ピピ島はディカプリオの映画以来人気が出て、若い人とバーが多く、毎晩パーティーだそうだ。


空の青さを受けとめる水の中で遠くを見ると、ティファーに二ーの箱のような優しいマリンブルー。ゴーグルを持っていないので深いところでは魚は見えないが、浅瀬ではメダカみたいなのや、赤ん坊のくせに立派に縞々な奴とかがいるので、いるはいるのであろう。



ここに来てから、体がだいぶ緩んだというか、ニュートライズされたような気がする。マッサージという言葉にもはや魅力を感じないくらい。ここまで腹をくくって休暇を楽しんだのは初めてなので、こういうことは初めて分かったのだが、ニュートラルに戻す、ということは肉体にとっても精神にとっても大切なことではないか思う。フランス人は毎年こんなことをしているのか、と羨ましくなる。実に豊かである。顔に麦わら帽をかぶせてゴロ寝。麦わらの隙間から見える風景。




40バーツ払ってダイヤモンドケイヴという洞窟に入ってみた。綺麗な鍾乳洞であるが奥行きは短い。正直タイの洞窟はあまり好きではなくて、なぜかというと獣臭いからである。蝙蝠の家(天井)の下に糞が集まるが、蝙蝠は掃除をしないので。洞窟やら滝などは日本のものの方が清廉で好きだ。


昼過ぎて戻ったら雨。ずっと雨。お陰で頭の中のお仕事には大変集中できた。午前に泳ぎに行ってしまって正解。




2013年5月3日金曜日

くらび日記5

5月1日(水)

とうとう2013年も4分の1が過ぎてしまった。起きてみると大胸筋がすこしだけ筋肉痛というだけで、他はなんともない。同年輩のみならず、もっと若い男女でも、全身筋肉痛は必至である。例によってヨガ恐るべし。しかし上には上がいるもので、その辺の鍾乳石で練習しているクライマー達はまるで猿のようだ。ロープもハーネスも付けず、天井やら柱やらにぶら下がっている。いったい何を考えているやら・・・というより凄いの一言。



空は晴れ清々しいのだが、なぜか気分が晴れない一日。本を読んだり、仕事をしたり、泳いだり、いつも通りなのに、どうも良くない。例の告発メールに続きがあったからか。


某聖職者のセクハラを彼氏に愚痴ったら、彼氏が激怒して要所に抗議のメールを送ったというのが今回のストーリーだったらしい。彼氏のしでかしたことに「スミマセン」と詫びつつも、「あのスワミにもう来訪して欲しくない」との意思表明。それに対し本部役員会が「対策窓口を外部に設置したので、文句のある人はそちらへ言ってください。さもなくばこんなことは噂にもしないでください。」ということ。なんだそりゃ。全体的に、あきれて物も言えん・・・・。役員会も役員会だし、被害者の人もまだしがみつく?徹底的に毅然としないといけないよ。パワーにおもねってはいけないよ。


この手のセクハラは、パワーハラスメントであり、弱者への暴力である。殴る蹴るのと一緒。人権の搾取だよ。搾取されるのはいつも弱いもの、貧しいもの、女、そして子供。


もう、暴力はごめんだ。


嫌な気持ちを静めようと放浪記のページをめくっていたら、そこから黄色い押し花が出てきた。一瞬思い出せなかったが、これはサジットがヴァルカラを訪れたときにくれたシヴァギリアシュラムのお寺のプラサーダだ!トゥラシマタと一緒に、サジットはとってもスイート!とほっこりして二人で押し花にしたんだった。


今日の天使は埃っぽい本の隙間にいたね。



どうもマネージャー氏に気に入られている感がある。夜、ツバメの巣の甘いスープの差し入れを持ってくる。おかしなことはしないし、しつこくもないし、真面目な青年だが、面倒だと思う。




5月2日(木)

こうして日記でもつけないことには、今日がいつで何曜日なのか、さっぱりわからなくなる。何は無くともこんな贅沢な環境での暮しは、人の反感を買うだろうか、反感を買ってそのお返しに蔑まれたりするのだろうか。あの人は稼がないでダラダラ過ごして、と。日本から完全にはみ出してしまっている気がする。なんでもボチボチがいいんです。それに全員がボチボチにすればもっと失業者が減るんじゃないかって思う。

午前中に泳いで、というプランは速くも却下。潮の干満の時間がずれていってしまうため。このタイムテーブルは意味が無い。自然のリズムに私が合わせるほうが、きっと理にかなっているのだ。


ようやく勉強の方もエンジンがかかってきて、午後2時くらい机の前。スワミジの話を、要らない紙~みんなが置いていったノートの余白とか、印刷ミスの裏紙とかに書き取ったものを、ノートにまとめて清書していく。器用なことに、話を聞きながら、手は別に動かす芸当が出来るようになっていて、どの生徒さんよりも必死でメモを取っている。私の講義の情報ソースはここにあるのだ。スワミジの一言一句をジイ~ッと聞いている、そこなのだ。

一度オフィスの引越しの時に行方不明になり、「無い無い」と言って毎日しつこく聞いて回って皆に迷惑がられたけれど、この紙切れたちは私の命と同じくらい大切。すごい執着がある。


当初の予定ではこれは一日でパーッと終わらせてあとは翻訳、の筈だったが、よく見ると厚めの文庫本ほどの情報量がありそうだ。終わるのだろうか。日本に帰る前に絶対終わらせて、荷物を軽くしたい。



この夏の日本での住まいを検討し始めており、暮らしを想像するのはとても楽しいのだが、同時に凄いホームシックにかかっている。インドシックか。ここには西と東に一軒ずつ仕立て屋があって、当然そのどちらもインド人である。みんながゆったり服でリラックスする南のビーチで、パリッと着たYシャツをスラックスにインしているのはインド人しかいない。どちらのテイラーもスーツがメインでお呼びではないのだが、恋しさに無闇に店の周囲をうろうろしてしまう。完全にテイラーを意識しているが、

「スミマセン、インド人の方ですか」

と声をかけるのは意味不明でさすがに躊躇われる。もっと気楽な性格に生まれついたらよかった。海に沈み行く太陽を見ても、ああ、あの太陽インドに行くんだな・・・と思って侘しくなる。



メモからある日のスワミTのお話。これらの「お話」が大好きだった。


男がビーチを歩いていて振り返ると、いつも二人分の足跡がある。この一つは自分ので、もう一つは神様のものだという。神様いわく

 『I'll be with you always for helping you.』

ある辛い時期、背後を振り返ってみると足跡が一人分しかない。それで男は文句をいうのです。

『いつも一緒だっていったじゃないか!なのに僕の一番苦しいときに貴方はいない。騙したな!』


すると神様がこう答えるのね。

『あの足跡は私のだよ。今私は君を背負って歩いているんだよ』 


これはなんだか泣けるお話。




5月3日(金)

朝大雨。満員電車に乗らないでよくて、あとは屋根があれば雨さえ嬉し。


テラスに座って雑事をこなしていたら、ザザーッと木が揺れる激しい音がして、何の気なしに目をやると、先日みた猿が。めがね猿と思ってたが、図鑑でしらべたら全然違う。メガネをかけたような顔をした顔の黒い、顔の周りの白い猿だ。図鑑には載っていなかったが手長猿の一種か。

やがて屋根からヒュウッと木に飛び移ってジャングルに消えていったが、なんとなくその悪そうな動きとか顔の白黒とかが仮面ライダーのショッカーに似ている。


連日、外でワッサワッサやっていたのは庭師かと思っていたけど猿だったか。マンゴー持ってきたのもこの子達に違いない。よくよく考えてみたらリスが自分よりも重いマンゴーを小脇に抱えて、テラスに飛び移ってくるなんて不可能だもん。なかなか空は晴れてこない。毎日見ている天気予報サイトがまったく当たらない。涼しい一日。泳ぎもサボろうかな。




部屋探しはとても面白い。かたちが非常に変わった物件も幾つかあって、話の種に住んでみようかとも思ってしまう。






2013年4月30日火曜日

くらび日記4

4月30日(火)

食堂でパンを食べて戻ったら、閉じておいたゴミ袋が破られていてハッとする。良く見ると隣には、ガリガリに齧りかけた青いマンゴーが転がっているではないか。リスが持参のマンゴーを食べにきた!なんて素敵な一日の始まり。またおいで!今度は一緒に食べよう。


マネージャー氏(名前は何だったか・・・ヤンだったか、ヤイだったか。自分から尋ねて置きながら忘れてしまって、申し訳なくて聞けない)とラグーンへ行く。ツッカケに、ぶわぶわの長ズボンで行ったら困った顔で「あ・・・それじゃちょっと・・・」というので、温存しておいたchacoのアウトドアサンダル、西荻のガード下で買っておいた7分丈パンツに着替えて出発。マネージャー氏はラグーン近くの出店にビーチサンダルを置いて素足になっている。


「ここが入り口、準備はいい?」

という場所には何も無い。しかし道端には「View point, Lagoon コチラ」の看板が立っている。「不親切な看板をつくりやがって!道ないじゃん!」と思っていたが、これで正しかったらしい。この崖がコチラなのだ。よくみるとロープが一本ぶら下がっている。

「では行きましょう!」とマネージャー氏、素手に素足でほぼ垂直の崖によじ登っていく。速い速い。かくいう私も実は苦手ではない。何事も安易に信用しない私、ロープに全体重を預けるのは大変危険なり両手のひら足のひら駆使して登る。登りきると息がゼイゼイして、久しぶりの無酸素運動・・というか走ってるみたいな速度だったのだ。猿のようなマネージャーだ、聞いてみると地元生まれのクライマーなのだった。




まずはView Pointと呼ばれる場所へ。林の中から確かにこの小さな岬の全体が一望できるポイントだが落ちると死にそうだ。5歳くらいの混血の女の子が、怖いもの知らずで崖の際まで歩いて行ってしまうので、西洋人のお父さんが慌てている。10歳位のおねえちゃんも明るく強い、良い子達だ。






ここで、一行はレズビアンカップルと、父娘3人が加わり、更に目的地のラグーンへ。今度は谷底深く一気に急降下だが、トンネルになっていたりして忍者屋敷というか、まるでディズニーランド、作り物もののような岩肌のテクスチュア。これが本物のジャングルかあ・・・と何でもかんでも面白い。レズビアンカップルの内一人、怖さに耐えかね途中棄権。





そして谷底に現れたのは・・・これをラグーンというのだね。いつも浜から見上げていた岩山の真ん中が煙突みたいに空洞になっていて、そこに海水が入って小さな湖になっている。





干潮のため水位が低いが、もう2時間もすると水が入ってきて美しい緑の湖になるそうだ。





ここを最初に発見した人は(おそらく昔の現地の人でしょうが)一体全体どういうつもりで、あんな藪の崖に登ってここに来てしまったのか。よほど暇だったのだろうか。それとも夢のお告げか何かか。いずれにしてもロマンチックなり。ぶら下がる鍾乳石の隙間をくぐって対岸の洞窟を探検してみたが人の住んでいた気配ありテンションが上がる。洞窟の中が二階建てになっていて、二階の奥に蚊帳がつってあった。なんという贅沢だろう。夢のようだ。





子供の頃胸をときめかせたロビンソンクルーソー。十五少年漂流記。私も中学生の頃は一人、泉やら浅い洞窟やら色々発見してはいたもの、関東平野とは規模が違う。ここがリゾート地でなくて、私がまだ十代だったら、毎日ここにやってきては一人潜んでいたろうに。憧れの秘密の場所。

帰路の崖登りも楽しかった。「行きは良いよい、帰りはこわい」とか「ファイトー!いっぱあああつ!」などと心で呟いて楽しんだ。めがね猿に出くわす。帰りはビーチによって汗を流して帰宅。




旅行サイトのクチコミが高得点のこの宿だが、スタッフが親切で気さく、とのコメントを良く見る。聞くと庭師、清掃、など4人+マネージャーの少人数。うち半分は通いとのこと。実際接客しているのは英語の話せる彼のみで、別の高級リゾートで5年、今のとこに4年、足掛け9年もここに勤めているそうだ。クチコミにおける「親切な人」とは、おそらく彼のことなのでしょうね。


一人旅が多いので、「人を見れば泥棒と思い、男を見れば常に警戒」が身に付いている自分だが、旅先で人に親切に触れる時、自分の心の枠を悲しく思うことは多々ある。用心を完全に手放しでリラックスできたらもっと楽しいだろうに。でも背に腹は変えられない。



「うちは大きいリゾートじゃないから、毎日宿泊者に笑顔で声かけできるの。」

なるほど、そういう方針か・・・心が曇る日もあるでしょうに。私もアシュラムでは彼のようであらねばと覆う。

マネージャー氏、ありがとう。素晴らしき冒険の一日。健康的な一日でした。感謝。

追記:名前、ヤーさんのようだ。クラビのムスリムボーイ30歳、やはり鈴木雅之系。















2013年4月29日月曜日

くらび日記3

4月27日(土)




今にも泣き出しそうな空だが、生活のペースを継続させるべく今日も午前中の浜へ。しかし、遠くで雷鳴がしていて、ちょっと波も出ており、船は入り江の端っこに全て片付いてしまっている。ヴァルカラの海に比べたらなんてことはないが、こんな雨の中で泳ぐような酔狂は一人も居ない様子で、上がったあとに寒そうだし、私も止めておく。天気なんて毎日変わるんだから、私も少しは柔軟にしないと。

昨夜、夕食の前にオイルマッサージを受けてみたのだが、これは・・・私の方が上手いかも・・・。まったくリラックス出来ず250THB也。本日は気を取り直して同じ場所で、足の反射区療法をお願いしたが・・・まずい・・・私の方が上手いかも・・・というかこの人はリフレクソロジーを知らないな。突然ツボ押し棒を出して、つんつんと、無作為に5-6回突いただけで、あとはレッグマッサージ。300THB也。みなさん北部イサーンからの出稼ぎの方。

午後パソコンを開いてみたら、某団体に対するセクハラ告発メールが私にも届いており、おいおいまたか、いい加減にしてくれ、と思う。気持ちが悪くなる。書いた人も相当お怒りの様だったが、気の毒に、どうせまた黙殺されるんでしょう。

金も権力も名声も手に入れて精神性の名をmisuseなんて、男というのは悲しい生き物だ。というか、聖職者としては悲しいで済まされない。最低。私は、こういう克己心のない輩とは、たとえ袖を触り合う程度にでも一緒に仕事は出来ない。みんな文句を言い言い、それでも関わっているのはなんでなんだろう。メリットは何なんだろう。こういうのはみんな目を背けないでちゃんと認識したほうが良いと思う。

まったく勉強をする気が起きないで困る。終日、辛気臭い雨ふりであった。



4月28日(日)





快晴。朝食の後いつもの浜へ繰り出す。浜の流しのマッサージ夫婦の熱心さに負けて、水泳の後にフットマッサージとスクラブをお願いすることになってしまった。今度こそ・・・と賭けてみたのだがしかし、またもや私の方が上手そう・・・。誰かまともなマッサージ師はいないのか・・・。チェンマイで教えてくれた先生や、シンガポールの空港のおっさんの凄腕を懐かしく思い出すと泣けてくる。しかし、このつつまし気なムスリム夫婦の人の良さは嫌いではなく、余分に使えるお金は持ち合わせていないのが侘しい。


この辺りの浜はどこも小さな入り江になっていて、左右を、内部は鍾乳洞と思われる崖に守られた小さなビーチだ。それが私の気に入っている。プカプカと海面に浮かびながら、高く切り立つ絶壁越しの空の青さと太陽の白さを見ていると、なんとも言えぬ胸に迫る思い。

この浜にビーチボーイと言われる輩はおらず、中年の流しの漁村風情のマッサージさんたちがだけが客を求めて徘徊しており、つげ義春の夢か漫画の世界のようで、これがなんだか私の安心をそそるのだ。


しかし誰も彼もマッサージが下手なのは痛い。もっとお金を払わないと高い技術は買えないのかもしれないと思い、歩いて複数のスパに聞き込み。比較的安いところで90分1500THBか。いずれ試そう。これで駄目だったらもう、泣く。

今日は歩きつかれて、いろいろと買い食い、散財してしまった。しかし一日三食にすると、夕方お腹が減らずよろしくない。



4月29日(月)





7時半ごろ、ふと入り江の方を見ると、凄く潮が引いている。朝はハイタイドでは無かったのか?潮の干満というのには慣れておらず、どんな感じで変化していくのかも全く読めない。私の出発は早朝5時で、干潮時にはホテルの船は出せないと聞いているので焦る。最悪前日の夜に町に出るしかない。

毎日、寸詰まりのサラシのワンピースに黄色い麦わらの夏休みの小学生のような格好で海に行く。往復30分くらいの徒歩と、30分くらいの水泳と、朝のヨガで、運動量に不足は無いであろう。午後は覚悟を決めてデスクに座りっぱなしになるべし。お仕事エンジンが稼動してきた。明日は勉強エンジンもかかるだろう。このリハビリ行、わずかながらも日々進歩はある。毎朝の独り言は、あきらめないでコツコツと、だ。


テラスから多彩な緑の木々を見ていると、スワミジが無性に懐かしい。カシューの木を教えてくれたのはスワミジ。黒胡椒も、コーヒーの木も、カルダモンも、クローブも、ナツメグも、山のことはスワミジ。ビートルナッツと、ビートルの葉は違う木なんだってこともそう。お寺のことも、作法のことも、全部スワミジ。スワミジがおじいちゃんで私が孫みたいな感じがする。まさに私にとってスワミジは

Tvameva mata ca pita tvameva, Tvameva bandhu ca sakha tvameva, Tvameva vidya dravinam tvameva, Tvameva sarvam mama deva deva


あたなは私のお母さん、そして私のお父さん
あなたは縁者で、そして友
あなたは叡智、あなたは福徳
あなたは私の全てです。

大変に素朴な人なんですが、私にとってはまさに神の使者。オーストラリアで元気にプログラムをこなしているでしょうか。

夕食、例のアロくない食堂のヴェジタリアンメニューに挑むこと三度目。昨日は卵が出てきたし・・・。

ソムタム、野菜炒め、ご飯で150バーツ、量がわからないから、とりあえず頼んでみるしかないのだが、これは量が多すぎた。過去、調理物は全て美味しくなかったが、野菜炒めだけは大丈夫、うまい。ようやく夕食の路線が見えてきた。ここん家でご飯と野菜豆腐炒め。もしくはYam Yam Cafeでカオパットでよかろう。


明日、マネージャーとラグーンを見に行くことにした。今日までは大分忙しいらしい。つくり上めったに人と顔を合わせないが、ここの全ての部屋はびっしり埋まっている。「良いことじゃないですか」というと「良いのはオーナーだけ。僕らは忙しくて良くない」だってさ。ラグーンって何か私は知らない。この辺りには鈴木雅之みたいな顔の人が沢山いる。マンゴー一個20THB也、きっとこれって高いんでしょうね。町で山ほど買いたいものだ。

昨日あたりから突然日本人の姿が現れ始めた!と思ったらゴールデンウィークらしい。私は何人に見えてるんだろう。













2013年4月26日金曜日

くらび日記2

4月26日(金)




朝食タイムに遅れて食堂にいったら、マネージャーが冷蔵庫からパンを三枚だしてくれた。食堂といってもレストランが稼動しているわけではなく、セルフサービスのお茶が飲めるのとトーストが食べられるだけなのだが、ありがたい。マネージャー、青りんごを二つに割ったのもくれた。すみませんです。近いうちに船で町にいって果物仕入れてこよう。

昨日の午後は曇り空だったので、本日は午前中に、もう一つのビーチに行ってみた。昨日トラクターが走っていたところから、ビーチ沿いの小道ぎりぎりまで水が寄せており美しい。どうやら午後が干潮らしい。

今日のビーチは昨日のより断然良かった。左右を絶壁に囲まれた青い海。昨日は伊豆の温泉みたいだったけど、今日のはちゃんと南の国の海だ。みんなに見せてあげたいがカメラを忘れたのが痛い。優しいなあ。ヴァルカラの海とは大違いだな。だいたいインドに優しい海ってあるんだろうか?無いだろうなあ。

気持ちいい!と呟き続けながら30分以上水と戯れ続け、泳ぎの苦手な私だが、人生で一番、海水浴を楽しんだ気がする。こんなところにダーリンと来たらロマンチックでしょうね~と思いつつも、いや、そりゃ違うな、と思い直す。男は飽きるけど水と空気は飽きない。

周囲の小道を探検しつつの帰宅途中、ダイアモンドケイブという洞窟が口をあけており、入場料40バーツの看板が出ているのに人が居ない。勝手に入っていいものかどうか悩むがやめておいた。


この三日間でいろいろテストケースを試してみたが、ようやく生活のリズムが確立できたようだ。

午前のうちに海水浴、日の出ている内に洗髪、デスクワークは午後でいい。「放浪記」はブランチタイムに食堂で、食事は朝夕2回。夕はあまり早すぎない時間に採って(昨日は5時で早すぎた)、夕食後は何をするのでも深入りしないで早く眠ること。

私の机の向こうでリスが遊んでいる。このあたりの植生は南インドに極めて近く、隣のジャングルも立派だし、籠に入れられてないブルブルも楽しげに啼いて安心する。ジャックフルーツも、椰子の木もたわわで、マンゴーは日に日に黄色くなっていく。・・・食べたい。


くらび日記1

4月24日(水)

シンガポールにお別れして、一路クラビへ。TTの下見もあるし例年通りチェンマイに行けばいいものを、いつぞやのタレントショーでサンディが読んだダライラマ14世の13のアドヴァイスが気になっていて、ここに来た。

「一年に一度は、今までに行ったことのない場所に出かけなさい。」

シンガポールから計ってみたら90分くらい。イミグレーションでひと悶着あったが依頼しておいた送迎の運転手にも無事に会えた。

ブッダガヤ-カルカッタ間のトラブルと疲労がトラウマになっていて、予防策に送迎をお願いしたのだが、よくよく考えてみるとタイなんだから、普通のトランスポーテーションで十分楽だった筈。1200バーツの送迎は目玉の飛び出るほど高い。インドがスタンダードになりすぎていて、わけが解からん。

私一人のためのマイクロバスで30分くらい走って小さな入り江で降ろされると、ほどなくしてロングテールと呼ばれるボートがやって来た。尻尾が長いのかと思ったら、長いのは舳先で、これはロングノーズでは無いのかと思う。




水平線に向かってボートが軽快に走り出すと全身に抱え持っていた緊張が溶けるような感覚。これだけで1200払っても甲斐があった、と思う。船旅は、メキシコのチーフ・オスカーのキャンプに行ったとき以来。あのときは8時間の船酔い地獄だったが、15分くらいなら何でもないし、第一、海が静か。マングローブの入り江に付くと、荷物は降ろされトロッコによって引き上げられていったが私は歩き。林に入る急な階段は殆ど梯子。


マネージャーの名前はヤンさんだったか、とても朗らかで的確かつ親切なのに感心した。チェックイン時間より二時間も早く来たのに間髪いれず、「一番眺めが素敵な部屋をとっておいたよ」と奥まったバンガローに通してくれる。


各コテージは海に向かって斜面に建っており、お互いの部屋が極力見えない造りで、メイドはお願いしない限り来ない。山の中の一人暮らし感があるのにインターネットはある。食事は外。



一通り掃除をし、二週間余の一人暮らし部屋をセットしたら安心したのか、人見知りの素性が頭をもたげてきて新たな緊張感がでてきた。昼寝から醒めたら4時で、まだ出かけられる時間だったが、誰にも会いたくないので夕食すらも我慢して部屋でYoutubeみたりして寝る。遠くで雷がゴロゴロ鳴っていた。



4月25日(木)

起きたら日がすっかり昇っていてガッカリしたが、それでも8時だった。人見知りムードがまだ続いており、食堂に下りていく勇気が出ない。昨日、だらだらしてしまった罪悪感もあり、そこから逃れるようにさらに引き篭もりたくなってしまう。

しかし、そうも言ってはいらない。勢いを付けて溜まっていた洗濯とシャワー、洗髪。ベランダは広く、ヨガや勉強が気持ちよく出来そうだが、塵が溜まっていたので雑巾がけ。

気を取り直して10時前に食堂エリアに行くと、お茶だけじゃなくて、セルフサービルのトーストがあって、お腹が減っていたので3枚も食べてしまった。食堂からの眺めの実に美しいこと。

午前中は生徒さんからの相談メールに返信。私にとってプライオリティーの高い大切な時間だし、一生懸命書くと実は時間がかかるのだか、自分は「一件しか」ということに拘って罪悪感を持っている模様。また引き篭もりたくなる。これでは益々いけないので、午後歩きにでてみた。宿の前の入り江は干潮で有明海みたいになっており、トラクターが走ったりして、「干潮時のボート送迎は出来ない」の断り書きに合点。

鍾乳洞のような道を抜けて隣のビーチへ。曇り空もあいまって海は青くなく普通の色。心持ち塩気が強い感じで暖か。同年代かそれ以上の人々と共にプカプカ浮いていると温泉のようで気持ちがいいのだが、やはり夢のような海も見てみたくなる。一人だし・・・と敬遠していたが気が変わった。滞在中ピピ島にも遊びに行こうと思う。




帰り道、適当に入った店で好物のココナツミルクスープを頼んだら、アッチャーナヒーンへー、ぜんぜんアロくない(美味しいをタイ語でアロイという)。どうしたものか。全てがインドより高くて気絶しそうなのに、この味ではガッカリ感もひとしお。


半年温存しておいた林芙美子の「放浪記」をチラチラ読みはじめる。あまりの美しい文章に感動。これは詩だ。文章としては挑戦的というか詩的でありながら、涙がでそうな率直かつ愛くるしい、愛しい文章であり、大事に少しずつ味わいながら読むことにする。





このローカルな場所でインド人を見かけて二度見してしまう。気のせいかとも思ったがあのチョビヒゲは間違いない。テイラー「アルマーニ」の主人に違いないと思う。さらにレストランの鳥かごにアンボリでよくみかけた「ブルブル」という鳥が入っていて、「あ!ブルブル、何してるのこんなところで!」と呟いてしまった。可哀相なブルブル。

どこにいてもインドは恋しい。今日のハヌマーンジャヤンティ(誕生日)に猿に出くわしたことはよかった。






2012年10月23日火曜日

ありがとう。



ただいまー。帰ってきました。

メールの返信、これから頑張ってして行きますので申し訳有りませんです。

ひょんなことからわき起ったチェンマイでの修行合宿は、いろいろと未熟な部分があったとはいえ、自分的には95点つけちゃいます。これも参加者の皆様のおかげです。あの時、あの空間に、誰一人欠けてもいけなかったんだと思うし、誰一人欠けることは有り得なかったでしょう。あ、犬のヂャイエンもね。

私の中ではもはやDurga Maである名取さんが「よかったねー、これは毎年やらないと!というか年に2回やらないと!」とお声をかけて頂き、Durga Maがそう仰るならNOは無いので「はい!やります!」宣言をして参りました。来年も皆で集いましょうね。

朝5時半から瞑想をさせられて、夜は遅いし、これは途中で苦情が出るのではないか!と思っていたのに、皆さん素晴らしいヨーギ・ヨーギニ達で、本当に皆で力を合わせて頑張った10日間だったと思います。

初回ということもあってか、やたらお得なコースになり、私もすっかりご相伴に預かってしまいました。現地にお住まいのNさんがオリジナルポーチを作って下さったり、マッサージのグーン先生がマッサージ棒をデコレートしてプレゼントして下さったり。あたたかいお心遣いを本当にありがとうございました。

なによりも、手伝ってくれた弘美先生、ご参加頂いた皆さん、バーンロムサイやスクールのスタッフの皆さんとの出会い、一緒に一つの「何か」を作り上げることが出来たことが嬉しかった。どうぞこれからも一緒になにか良いことをしていけたら、私は嬉しいです。





私は最近ゴパールジに顔が似てきましたね。もうすぐゴパールジと再会です。

とりあえず帰国のご連絡でした。後日、もはやカリスマと言ってもいいでしょう!ヒロミダスのカッサ&タプシャレポートをするぞ。

またね。

2012年10月13日土曜日

闇の中の光

皆さん、元気でお過ごしですか?

こちらは上々。毎朝、毎晩、サットサンガの為に、みなの泊まっているhoshihana villageまで、1.5キロくらいの距離を自転車で通っているのですが、これが、暗い。真っ暗。

夜ってこんなに暗かったんだなあと、感慨深い・・・とはいえ、この真っ暗な林のなかで一人きりぃ~自転車のチェーンが外れてガーン・・・!



それはさておき、タイはチェンマイ郊外で進行しているこのコースもいよいよ佳境に入ってまいりました。昨夜はスペシャルサットサンガということで、バーンロムサイの子供達にお手伝いいただいて、夜空にコムロイというランタン気球を飛ばす集いをしました。子供達は孤児です。彼らには、眠りにつくまで傍らで絵本を読んでくれたり、いつでもそうして欲しい時にギュッと抱きしめてくれるお父さんやお母さんがありません。

彼らの明るく健気な姿にうれしくなりました。




これがコムロイ。深海をたゆたう発光クラゲのよう。



闇深い空高く、舞い上がっていくコムロイに、みんなはどんな願いを込めたのでしょうか・・・。


2012年10月10日水曜日

YOGA 知識と暮らしのリトリート in タイ

・・・は、以下のように順調に進んでおりますよー。

タイマッサージのクラス


ヨガはこちらで・・・ときどき雨が降っちゃうけどポチッとです。


今日は、HIV感染孤児のための施設、バーンロムサイでのお勉強会。


10分ほどのDVDを見て涙。ううううー。
発症して亡くなった子供達も過去には沢山いました。
 


施設内を案内してくれているのはスタッフの麻生さん。



名取さんとバンロムベアーと!
次回はオリジナルベア作りクラスを入れようって思いついた。



ヨガふたたび~


ご飯は常に大盛り~。


祭壇。毎日コーキさんがお花を一杯に飾ってくれる。


サットサンガに新しい仲間。ヂャイエン君。
毎日マッサージスクールから私たちと一緒にホシハナに通ってます。

・・・てな感じでつつがなく進行しています。始まったばかりなのに、皆ずっと一緒に暮らしていたかのように馴染んでいて不思議。楽しい日々です。


ではまたねー!