2013年4月26日金曜日

くらび日記2

4月26日(金)




朝食タイムに遅れて食堂にいったら、マネージャーが冷蔵庫からパンを三枚だしてくれた。食堂といってもレストランが稼動しているわけではなく、セルフサービスのお茶が飲めるのとトーストが食べられるだけなのだが、ありがたい。マネージャー、青りんごを二つに割ったのもくれた。すみませんです。近いうちに船で町にいって果物仕入れてこよう。

昨日の午後は曇り空だったので、本日は午前中に、もう一つのビーチに行ってみた。昨日トラクターが走っていたところから、ビーチ沿いの小道ぎりぎりまで水が寄せており美しい。どうやら午後が干潮らしい。

今日のビーチは昨日のより断然良かった。左右を絶壁に囲まれた青い海。昨日は伊豆の温泉みたいだったけど、今日のはちゃんと南の国の海だ。みんなに見せてあげたいがカメラを忘れたのが痛い。優しいなあ。ヴァルカラの海とは大違いだな。だいたいインドに優しい海ってあるんだろうか?無いだろうなあ。

気持ちいい!と呟き続けながら30分以上水と戯れ続け、泳ぎの苦手な私だが、人生で一番、海水浴を楽しんだ気がする。こんなところにダーリンと来たらロマンチックでしょうね~と思いつつも、いや、そりゃ違うな、と思い直す。男は飽きるけど水と空気は飽きない。

周囲の小道を探検しつつの帰宅途中、ダイアモンドケイブという洞窟が口をあけており、入場料40バーツの看板が出ているのに人が居ない。勝手に入っていいものかどうか悩むがやめておいた。


この三日間でいろいろテストケースを試してみたが、ようやく生活のリズムが確立できたようだ。

午前のうちに海水浴、日の出ている内に洗髪、デスクワークは午後でいい。「放浪記」はブランチタイムに食堂で、食事は朝夕2回。夕はあまり早すぎない時間に採って(昨日は5時で早すぎた)、夕食後は何をするのでも深入りしないで早く眠ること。

私の机の向こうでリスが遊んでいる。このあたりの植生は南インドに極めて近く、隣のジャングルも立派だし、籠に入れられてないブルブルも楽しげに啼いて安心する。ジャックフルーツも、椰子の木もたわわで、マンゴーは日に日に黄色くなっていく。・・・食べたい。