2014年5月12日月曜日

dearests

今日は、帰国後初のクラスでした。誰も信じないかも知れないけれど、私は知らない人がちょっと怖い、人見知りです。不特定多数の人たちの前に、身一つで立たなければならない状況は、多くの皆さんが感じるのと同じように、ちょっとしたチャレンジです。

本日のチャリティーイベントに、35名もの皆様が駆けつけて下さいました。いらしてくれた方、そして裏方でお手伝いして下さった皆さん、本当にありがとうございました。上記の理由もあって、至らない点、あるいは不躾な点も多々あったと思いますが、どうぞお許し下さい。

このブログは極々個人的な発言の場、つまり私のガス抜きの場でもあって・・・ああ、今日は書かずにはいられない。緊張したー。緊張が覚めやらず、鎌倉で一人ウロウロ歩行して気持ちを鎮めてから帰ってきました。遅く帰って、独り味噌汁を飲む時、風呂に浸かる時に溢れ出すため息の数々。頑張った。あんたシータマ頑張ったよ。

一人でその舞台に立ってしまえば、もう頼れるものは自分だけ。でもそこに一人で立つ私を、支えている無数の「存在」達がある。目の前に見えている存在。そして見えていないけど、確かにある存在。

目に見えてない存在も、見えている助けと同じくらい大きい。

Facebookのメッセージなんかに乗って、それは存在を主張してきます。今日なんかだと、インドでの私のストレス解消となっていた談論相手の「やたら頭のいいアーナンダ」や、「イケメン先生サジュ」からのタイミングよくやってきた「All the best!」とか「Dear!」とか、そんな言葉に乗って・・・。

一見(自分の弱さと)一人で戦っているように見えるんだけど、一人で戦えるスーパーマンなんて居ないよ。教えている私のことをみんなは「寺崎由美子先生」と思っているだろうけど、実はそれは私ではない。そこに由美子はいない。

それは、All the best や My dear やOm om!や、世界中の沢山の小さな温かな思いの集合体だ。

こんなことを書いている今も、インドの生徒さんから「なんでかわからないけどすごくストレスを感じて苦しい」なんてメッセージが来て「Don't worry」なんてことを返しているわけで、このdon't worryが、その人の明日の生きる支えになるものかも知れないし・・・。


今日私は、トークのなかで、バーンロムサイの名取美和代表のことを「ちょっとコワい」って沢山言ったけど(名取さん、ごめんなさい!みんな、コワく無いですよ、とても優しい美和お母さんです)、嘘やごまかしが通用しない人、って感じがするんですよ。嘘やごまかしってどういうことかっていうと、私は名取さんに嘘ついても仕方がないし、つかないから「私が私についている嘘」ってことです。

名取さんは私の憧れ「人」だけど、名取さんだってお釈迦様だってスワミジだってみんな、私と同じように、つらいことも悲しいこともあるという大前提があっての憧れなんです。そして名取さんだってお釈迦様だってスワミジだって、私と同じように、沢山の誰かさんに(そして誰かが自分を必要としてくれる、その温かさに)支えられて、歩いたし歩いているんだと思う。

「まるごと自分と対峙する」という背水の陣に立つ勇気を貰えるんだな、多分。名取さんがコワいんじゃなくて、自分に対峙することが「コワい」んだと思います。コワいけど、コワいから向き合うんです。コワくても私には All the best がついているから大丈夫なんだ。

たくさんのmy dear 達へ
つまり、一つの大きな「存在」へ
あなたの為に祈ります。

Sitaより。