斯くして駅伝に闘志を燃やす女となった高校生の私。当初志望していた大学は「○×大学文学部」の「哲学科」というところでしたが、今に懸けまくっていた為、あっさりと志望校は捨てて、三年生の冬の駅伝まで走っていました。
・
I先生との出会いの場となった「△□短期大学」の「文芸科」に目星を付けたのは、推薦枠の試験に「小論文」と、「文学に関するディスカッションwith教授」という、私の二大得意分野が入っていたので「イケる」と思ったからです。いかにトレーニングの手を抜かず進学をモノにするか、がテーマでしたから。とはいえ、絶対に「受かる」為に、一日一作品の読書と、一日一論文の執筆は自分に課して守ってたかな。国語の先生のところに押しかけては批評をお願いしてました。
・
そして
・
私は最近気がついた。「○×大学」の「哲学科」といったら「インド哲学」で有名ですが、あの受験の時に、それたと思った道に、私、いつの間にか戻ってきちゃってるんですけど・・・。あな恐ろしや宿命。