ずっとお会いしたいと思いながらも、なかなかタイミングが合わず、ずっとお目にかかれなかった先生に、今年はやっと会える。
その名も、マエストロ、Miguel angel Curti。
イタリア在住のアルジェンティーナ、声楽の先生です。
何年か前に、友人から聞いていたんですよ。そもそも、どういういきさつでマエストロに出会ったのかは聞いていないんだけど、とにかく、素晴らしい先生で、声を聞いただけで何でもわかっちゃう・・・と。レッスンについてのダイナミックなお話しを、いろいろと聞きました。
で、それから2〜3年?を経た再会の日。
遠くから近づいてくる彼女の何かが、全然違う。
ちょっと言葉ではうまく言い表せないのだけど、down to earthというか、コアというか・・・。人間がエネルギーの塊だとしたら、やさしい霞みたいだった彼女が、表面張力っ!みたいなプリプリになっていて、ええっと、ごめんなさい。意味わかんないよね・・・うまく言えない。
なんでだ?と尋ねると武術とズンバを始めたとのことだったんだけど、私はその背景にマエストロを見た。これはますます会ってみたくなった。
で、 今年こそはチャンスを逃すまいと、来日情報が出るの待ち構えて、張り込みしてたんです。
マエストロは、プロの歌手を育成する、プロの先生です。数え切れないくらい沢山の人に出会い、その声を聞いてきた先生。
声という表現器官は、その持ち主そのものであり、歌という表現を満開に花咲かせるためには、心理的なものも含め、様々なブロックを突き抜けていく必要がある。
そうなると当然、セラピー的な効果が同時に存在するわけです。
私の聞いた話から判断すると、マエストロのレッスンはその効果が類まれらしいのですね。そして私は思った。マエストロは愛のある人なんだな、って。
近年、日本では、プロのシンガーだけではなく、トラウマ的なことも含めて、声を通して、シンプルに自分に還りたい生徒さんが増えているそうです。そしてマエストロご自身も、このセラピー的なレッスンに大変興味をお持ちなのだとか。
私も速攻でレッスン予約しました。レッスンは英語だそうです。
そして、なぜか!7月8日(土)17時以降のレッスンの通訳をさせていただく光栄に預かることになりました。
「自分」がモヤモヤしてる人、マエストロのレッスンにいらっしゃいませんか? 上記の時間でしたら、私が英語サポートしますので、安心して来て下さい。
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マエストロミゲル
1959年アルゼンチンブエノスアイレスに生まれる。9歳からピアノを習い始め、21歳の時ブエノスアイレス国内芸術競技会ピアノ部門で優勝。サンタアナ音楽学校にて学び、卒業前後から声に関する生理学と教育学を学ぶ。
18歳でピアノ講師となり、歌手としては欧米諸国でコンサートツアーを行うと共に、聖歌隊やミュージカル歌手の声楽指導を務める。
1994年イタリアボローニャに居を移し、1998年ミラノ音楽学校のアメリア・オゼス教授からイタリアの伝統的な歌唱法を継承。
現在、国内外を問わず数多くのアーティスト達がマエストロに指導を仰ぐべくボローニャを訪れている。ミラノ・スカラ座やニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など、世界の名だたる歌劇場で歌うソプラノ、クリスティーナ・ザバロニ氏や、日本でも注目されているジャズシンガー、キアラ・バンカルディの師として知られる。