2014年9月4日木曜日

う〜ん・・・

なんだかなあ〜。

と思うことがある。


インターネットというのは、まあ、事業をしていたりする人にはとても使えるマーケティングツールではあるのだけど(Facebookなんか手っ取り早いから私も告知に大活用してるしね)、情報操作に引っかからないような、受け取り側の成熟度は必要だよねえ。


それはまあ当たり前の常識なんだけど、それを踏まえてですよ。


世の中に「他人によって幸せそうに見られることが、本人の幸せの尺度になってしまっている人」が、たいへん多くいらっしゃる。これは怖い・・・っていうか危ない。


情報操作構造がちょっと複雑になってる。


昨年、恩師のG先生とお茶したときに「リア充」って言葉を初めて知ったんだけど(あ、やっぱ遅いですか・・・?)、リアルライフの充実って意味だそうですね。先生は「リアル」と別の「アクチュアル(実際)」があることを指摘。


わざわざ分けなきゃいけないのは、「リアル」が、ネット上では既に「ヴァーチャル」化しているからです。


SNSでリア充アピールして、他人に「あの人、リアルライフ充実してそう!」って思われることが、その人の精神的充実の基準になっている。でも実際は?というと「うーん・・・」なわけ。


リアリティの崩壊。それは主体性の崩壊。


情報を発信して、他人の感想を操作し、その反応によって自分を操作するという二重構造。わ〜お、トリッキー!


「私が幸せな人であることを、これを読んだあなたによってどうぞ明らかにして下さい。」

「私が悟っているということを、これを読んだあなたによってどうぞ明らかにして下さい。」


ということです。



そもそも、幸せというのは、「自らによってしか明らかにされない」境地なわけで、このトリックに自らを引っ掛けてる人の書いていることというのは、独特の気配があるというか、一目瞭然でして、とても居たたまれない気持ちになるんですな。その人の持つ、とてつもない不安感がバッチリ伝わるからね。


そりゃ自分をだましてんだから、不安に決まってるわ。セルフコンフィデンスなんか持てません。


現代社会が持つ不安感と通じるものがあるのでは?


ヨーガの業界もそんなこんなで大変ですわ。SNSとは、もっと直接的な付き合い方でいいんじゃない?と思ったりする。


「あたしゃ、不安だ!」


それでは、駄目なのだろうか・・・?
マーケティングの神様に聞きたい。
♪ありの〜、ままの〜姿見せるの〜 は、駄目ですか?

いいんじゃない?と私は思うよ。

自分と向き合うのが第一歩。「私」と「私」の間を、他の誰も取り持つことは出来ません。そこには私だけが「在る」。




明日あたりムナールの続き書きましょう!!