2012年9月7日金曜日

every moment 2

★Mata Amrtanandamayiの来日をネット検索をしてる時に私を発見してくれたKさんと、家の近所で待ち合わせた。Kさんはこの近くでお仕事をされているのだ。Kさんは来週、韓国に私の友人である朴さんを訪ねる。偶然だが、Yさんは私が以前手伝ったコースの生徒Mちゃんの英会話の先生だ。

ちなみに、今、この町のマンションの一室に私を置いてくれているのはTさんで、リシケシに居た彼女を訪ねて行って朴さんと出会ったのだ。ここはTさんとのご縁がなければ私なんかが近づくことの無い町。

人のネットワークとはかくも繊細で強かなもの。国境を超えて繋がって行く。

★ビートルズの「Sexy Sadie」を久々に聴いて笑ってしまった。彼らが一時期傾倒していたマヘーシュ・ヨーギ・マハリシに対するメッセージソング。マヘーシュ・ヨーギのセクハラ・スキャンダルに幻滅させられたジョンが作った歌で、元は「マハリシ」のタイトルで発売しようとしたところ、大人なジョージの説得によって現タイトルに変えられた。セーディはサードゥのもじりだ。「おまえ、俺らをコケにしてんのか?こんなに信じてたのに!」という憤り。そう、ジョンは純粋だったのだ。でもさ、ジョン。傾倒の仕方、間違っていたんだと思うよ。そうでなきゃ、そんな歌つくらず黙って去れたよねえ・・・と言いつつも、パンクで好きだ。

★ああ、どこでも堕ちたトップって一緒ね。下らないわ。そこいらじゅうにセクシー・セーディがいっぱい。こないだクラスで「修行してると出てくる障害物・・・落とし穴」について語りながら「あああ・・・」と思ったよ。やたら名声欲が高ぶってくるとか、やたら性欲が高ぶってくるとか、やたら金欲が高ぶってくるとか。そういうの書いてあるし実際に沢山見た。「私が、私が、私が」っていうやつね。仏教でいうところの慢心てやつなのかな。修行者は星の数ほどあれど、最後迄到達できる人間というのは、ほんの一握りなんだって。漠然とした荒野には、素敵な落とし穴が沢山あって、そこに落ちたことに気付かずに、そこで終わる。気をつけなきゃ。

道は厳しい。道は孤独だ。

だけど、自分の弱さに、まけない、まけない、まけない。

自分と世界の接点を冷静に観察しつづける必要があるね。