ああ、やはり今日も、写真のアイコンが出ないのですね・・・・。
皆様、お元気ですか?ヴァルカラは、暑いです(笑)。今期最後のTeachers Traning Courseも、もはや佳境にはいっています。何もかも「?」でやってきた生徒たちが、例のごとく、それぞれ自分らしい、っていうのかな、そういう素敵な姿になっていくのを見させてもらえるのは、壮観といって過言ではない。これは、先生であることの嬉しい点の一つだな・・・。長そうに思えた6ヶ月も、終わってみると(終わってないけど)、毎度ほんとうにあっというまです。
しかし、人との繋がり、というのは、本当に不思議なものですね。
今、ヒマラヤはウッタラカシのSwami Chetan jiの日本人生徒さんが来てくれてます。彼女は、スポーツの業界にお勤めなのだけど、その世界にヨガをリンクさせることをしてみたい、とのことで、私もアスリート時代(なんちゃってだけど・・・)の経験を語らせて頂いたり、とても楽しい時間をすごしています。
Swami Chetan先生(・・・毎年来日されてるので、ご存知のかたも多いと思うけど・・・)がうちのお父さん(Swami G)と仲良しということで、Swamiji達は私の知らぬ間に、その生徒さんに私を紹介してくれたのですね。先日初めてSwami Chetanと電話でお話したけど、昔から知っているような、面白い感じでした。ちなみに、インド人なのに、声が低くてとてもカッコよかったです。これらの縁は、これからもきっと繋がり続けていくのだろうな、と思うし、その輪も綺麗なレース編みのように、だんだんと広がっていくのでしょう。
先日、頭にタオルをかけて道を歩いていたら、向こうから可愛い女の子が歩いてくる。きっとデンマーク人あたりの人かなー、と勝手に決めていたら、「シータさんですよね。いつもブログ読ませてもらってます」とサングラスを取ったお顔が日本人。タオルを頭にのせていることを咄嗟に後悔しましたとも。彼女は岡山の温泉郷でヨガをされてるルミカちゃん。はじめまして!行きます、温泉。絶対。これをご縁に、これからも宜しくね。昨日は、懐かしい日本人のお二人が、リキシャーで尋ねてきてくれたし、私は、遠くにいても、ちっとも寂しいことありません。ありがとう。
かと思えば、滞在予約をしていた方が、何の変更連絡もなく現れなかったりもした。ここではヴァケーションのシステムはないのだけど、それでも部屋を確保して待っていただけに、途中でなにかあったのではないか、と心配になったり、「あ、その人知ってる、すぐドタキャンするんですよー!」なんて話を聞いたりしていたのが、噂といえども、心に引っ掛かったり・・・。スワミジに日本人て無責任・・・と思われるのが嫌で、「私が確認してみるから、その人とのコンタクトメールを転送して下さい」と言ったものの、「No need!」でしょ。まあ、ご縁がなかったということですが、とにかくご無事であることを祈るばかりです。でも、ご一報いただけたら、嬉しかったな・・・。
インドにはラクシュミーという女神様の名前がありますが、この女神は、世界の「豊かさ」の側面を表す神様です。ひとくちに「豊かさ」といっても、いろんな場面での豊かさがある。例えば、「成功」としてのそれを「Vijaya Lakshmi」という名で呼びますし、「子供」という恵みであれば、「Santhana Lakshmi」という。そんなこんなで、全部で8つのLakshmiの姿があるのだけど、その詳細が知りたかったので、スワミジに「アシュタ(8)ラクシュミについて教えて下さい」とお願いしたら、ま、いろいろ教えてくれた訳ですね。教えるの大好きだから。
「かくかく、しかじかで、だからSitaが子宝に恵まれたかったら、Santhana Lakshmiに祈るってことだよ」とスワミジ。そしたら横で、司祭のSwami Nivedananandaが、「Sitaの場合はそれ以前にRama Lakshmiでしょ」といって、くっくっくっ、と一人笑っている。8ラクシュミの中に、そんなラクシュミーは居ません。伴侶無しに子は出来無いってことで、Sitaの伴侶、Ramaの名前をくっつけたジョーク。
また、別のある日。スワミジ(G)とのやりとり。
「マラヤラム語はホントに難しいですよねー?」
「うんうん、マラヤラム語と同様に、マラヤラムの男もとても難しいよ。」
で、「知ってます。」(※スワミジもしっかりマラヤラム男してますから)と答えたら、横でSwami N が、かっかっかっか、と笑って止まらなくなっていました。この方、案外、辛口ジョークが好きなのね。
すべての良いもの、清潔さとか、美しさ、恵み、豊かであることは女神ラクシュミのあらわれ。物質的に、の場合もあるし、精神的豊かさというのは、もっと大事だね。人との縁も、美しく、豊かで、清いものでありますように。