2012年1月1日日曜日
謹賀新年
新年、明けましておめでとうございます。
本年も、皆さんと、世界中の人々の心が、日々満ち足りて、幸せでありますよう、お祈りいたします。
アンボリは、まだ2011年。外からディスコ音楽がズンドコズンドコ、聞こえてきます。花火もね。インドも年越しをお祝いするんだなあ、と気づきました。
私は、というと、来月の引越しに向けて、部屋が倉庫のようになっており、しかも今週、インテンシブコースが終わって、タットヴァボーダというテキストを勉強するコースが始まったので(2009年にケララで手伝ったTTCの生徒3人が来てくれてますfrom Europe)、また悲惨なほどに忙しいので、部屋が大変なことになっている。事務と、ヨガクラスも教えなくてはいけないから、自分の時間といえば洗濯する位しかないです。
今日のQ&Aの時間に出た質問。
Q:グルクラム(先生と生徒が同居する寺子屋みたいなところ)では、師匠は生徒の資質を見極めて選ぶ(ふるいにかけていく・・・というような意味と思われる・・・)のですか?
A:新しい子が入門してくると、先生はその子に何かしらの仕事を与えて、様子を見ながら資質や傾向を判断する。しかし、先生がふるいにかける、ということはしない。奉仕の仕事と、勉強の時間と、想像を絶するタイトスケジュールが、結構しんどい。それに耐えられない子達は、自分達から去っていくからね。資質のある子は自動的に残っていくし、残っていられる子が資質のある子ということになる。
・・・というような話。どれだけグルクラムの暮らしが大変かを、「自由時間は洗濯の分くらい」と先生が説明してくれるのを聞いて、「ん?これ私じゃん!」と思ってしまった。人使いの荒いこと!と思っていたけど、どうやら私はスワミジのグルクラム(私しかいないけど)に入門していたらしい!!もうしばらく必死にしがみついてますよ。
◆2012年の展望
今年も「生徒」として、同時に「先生」として、与えられた仕事を一つずつ、こなして乗り越えていくのみ。
具体的には、
①タイのマッサージ学校から、ヨガのコースのオファーをいただいたので、今年、それを実現できるかどうか、見てみましょう。タイマッサージを習得する時間も組み込まれるのではないかと思うけど、私サイドでは、
「一ヶ月のTTCに行くほどの休暇は取れないけど、ヨガとヴェーダーンタの世界観全体を把握して、身近な人とシェアしたい」
・・・と思っている方に、確実に対応できるような、1週間から2週間の少人数のコースを出来たら・・・と思ってます。それが定期的に開催できたら、いいかな。皆のスピリチュアルヴァケーション。何度来て貰っても変わらぬ価値のあるような・・・。私達の小さなグルクラムを。
②それから、司祭のSwami Nivedananandaに略式のPujaの儀礼を授けて貰う事になってるので、日本で皆とPujaをしよう。
③あと、昨年から思いついている本を書き始めたいですね。出版にこぎつけるまで、どれ位かかるか解からないけど。
まあ、それらが、時間の都合などで実現出来なかったとしても、それはそれで全然オーライです。
小さなことを、コツコツと、大切に。
本年も、何卒、宜しくお願い申し上げます。
バーラタより愛を込めて
寺崎 由美子 Sita