2012年1月29日日曜日

なんの曲でしょう?

あまりの嬉しさにfacebookにもアップしましたが、タレントショーでピンクレディーやりました。ずうずうしく生徒さんに混じってます。さて以下の写真をみて曲名が分かるかな???


きみちゃん(通称オカン)「いくでっ!」
その他全員「はいっ!」









 

 ピンポーン!アラフォー以上の皆様、大正解。「UFO」でした。
 
 

 昨日は、週に一度の休養日。我々はトレッキングツアーを企画していましたが、コースのあまりのハードさに、参加者が集まらず、キャンセル。皆さんゆっくり体を休め、夜のタレントショーで心も融けて、よい一日でした。

 我々の思いは、皆にベストなものを得て帰ってもらいたい、その一言につきる。精神的、肉体的に準備の整わない状態での参加者も勿論いるのだけど、その中でどうベストをつくすかが大切だと私は思ってます。自分自身の限界(・・・と思い込んでる枠)をブレイクスルーしてほしい。もちろんそれが出来るのは、本人だけ。私達は、影からそっとその手助けをする、それしかしてあげられないんだ。


 幸いなことに、生徒の数は24人。先生がきちんと生徒のことを見守れる理想的な環境です。授業もしっかり理解できるまでケアできる環境がある。これはまさにグルクラ(生徒が先生と共に暮らしながら勉強する学び舎)だよね。

 私は、スワミジが、このような質を落とさないコースをやりたい!と願っていたのをずっと知っていたので、スワミジ本当に独立して良かったなー(涙)!と思ってます。

 私の受けたTTCは30人だったけど、ATTCは一気に4倍の120人。先生との距離の遠さに少し残念な感じを抱いてました。(まあ、300人近くのコースを手伝ったこともあるから贅沢は言えないんだけど・・・)

 初めてスワミジを手伝った90人のATTCで、その時も「自分の時のATTCの100倍いいな」と感心してたんだけど、今はそれよりもっと良くて、本当に生徒さんが羨ましい限り。まさに理想の一ヵ月といえるかな・・・。


 まあ、とにかくですね、スワミジは、英語が苦手なうえにシャイな日本人グループが日に日にしんどくなってきてるのを心配していたので、今回の弾けたピンクレディーを見て、とっても嬉しかったみたい。来週は別の曲を踊りなさい!と言ってました。普段、私にめっぽう厳しいスワミジですけど、お許しが出てるし、来週は「渚のシンドバット」踊っちゃう。


 それにしても・・・全ての写真において、我ながら満面の笑みだよねえ。ほんとに楽しかったのねー、不憫なシータちゃん・・・。予想以上のストレス解消をさせてもらって、最高にハッピーでした。

 今回振り付け指導をしてくれた、普段とても控えめな「オカン」。関西人の底力を見せつけられました。弟子にしてくださいっ!

Be always cheerful, lough and smile!

I'm nothing but happiness itself!!!

Om Om!


Sita

2012年1月28日土曜日

Om Om!

スケジュールがタイトなので、ついついブログが疎かになっているわたし。体調は回復しました!ご心配頂ありがとう!



さて、今おこなわれているコースのスケジュールですけれど、



 3:30       起床
 4:00       各種クレンジング&太陽礼拝
 4:30- 5:30 プラーナヤーマクラス
 5:30- 7:00 サットサンガ
 7:00       お茶
 7:15- 8:15 アーサナクラス
 8:30- 9:30 講義(サンスクリット語orヨーガスートラ)
 9:30       ランチ
10:00       奉仕活動  
11:30-12:30 講義(解剖学)
13:00       お茶
13:30-15:00 講義(ヴェーダーンタ)
15:30-17:30 アーサナクラス  
17:30       ディナー
19:30-21:00 サットサンガ
21:30       就寝



 TTCは実は、開催側からすると子供キャンプ・・・と呼ばれていて、いまやっているアドヴァンスのほうが実は本番だったりもする。だから楽しいの。私がこのコースを受けたときは、上げ膳据え膳で勉強してればいい天国!と思ったもん。

 「けっこう隙間があるじゃん!」とお思いでしょう。この合間にアーサナやチャンティングのワークショップや、ためになるビデオ上映が入ってたり、クラスが長引いたり、宿題は沢山あったりで、みんな大変。でも頑張ってます。


 私?もう慣れたものですよ。
 

 通訳が付かないので、講義に関してはクラスの合間に私が日本語でおさらいします。とても楽しい時間。私にとっては、だけど・・・。


 休みの日は例によってバスで町の薬局に行き(ほぼ趣味)、いつもの店でワダッパウを食べる。

 
 子供達もたまに会いに来てくれる。


 全然関係ないけど、最近、突然サリーの着方を思い出して、一人で着れるようになった。風邪をひいて顔がむくんでますねぇ。



 本当に宝物のような時間が流れているこのコース。学ぶことの楽しさと、それを教えられる先生に出会え、学ぶ機会を得ることの貴重さ・・・。素晴らしいコースになりました。


 私達日本人にとって、一ヶ月ポジションを空けるってことは、本当に勇気のいること。でも、この素晴らしさを皆にもシェアしたい・・・と、ついつい思ってしまうのです。だって、すごくいいんだよ(ああ、語彙力のなさ・・・)。だから、一ヵ月は無理でも、私がみんなのとこに行く。頑張るよ。

 昨年、約束を実行できなかったかので、まず真っ先に関西です。先生の為の、ディープな勉強の機会を作れたらいね、と関西チームと盛り上がっているところ・・・。

 それから、毎年満員御礼のSwami Tattwarupananda先生のヒマラヤ巡礼旅が9月にあるのだけど、もし興味のある人がいるのなら、日本人優先枠を作ってくれるかも知れない。「是非!」という人は私にメールください。お願いしてみます。今年は私も行こうかな・・・どうかな?

 巡礼旅。いつか一緒に行けたらいいね。スワミジ達のもとを梯子しながら、お寺を巡って各地スナックを網羅する。皆に会わせたい人が沢山います。


ではまたね!

愛を込めて

Sita

2012年1月18日水曜日

引越し顛末機。

・・・たいっへんご無沙汰いたしました。元気ですか?元気があれば何でも出来る。我が同居人Tulasiが、空港で猪木さんに会ったそうです。うらやましい。私は先日の引越しとコース準備でどっと疲れてちょっぴり体調を崩しておりました。


 多少なりとも影響力のあるブログを使って、またまた、こういうことを書くべきではないのかも知れないけど、書いてしまうのだっ。

 アンボリのアシュラムで今年もまたコースをさせていただいていた私達ですが、アシュラムのディレクターが、金、金、金・・・といって「薔薇と牡丹」みたいな昼ドラばりのえげつない意地悪をするようになってしまったので、もう出て行くことにしました。スピリチュアルという名前の下に、こういうことが、あちこちで起こっているのは本当に情けない話。まあ、彼らの問題であって、私達はこれまで通り、楽しく真摯にやっていくんだけどね。

 まあ、それは良しとして、この空白の数週間のご報告。

 TulasiとRadhikaと私のか弱い乙女達で、怒涛のパッキング、一日で近所のリゾートにお引越し。男手が無い悲劇。

 ニキルはジャングルジムか何かと勘違いしているらしい。


 とにかく大量の荷物で、5,6往復したんじゃないかな。クラスを教えたり、レクチャーに出ながらですからへとへと!我ながらよくやったと思う。Radhika以外の生徒さんが誰一人手を貸してくれないってどういうこと?日本人は本当に優しいです。


 で移って着ました。近所のグリーンヴァレーリゾート。すぐに始まるATTCの生徒さんも続々到着だから、一気にホテルをアシュラムに作り変えなきゃいけません。それにしても、スワミジの格好が不思議。


 まあ、一日でよくここまでやった!夜のミーティング。この時点でだいぶボロボロ。


 ホールの祭壇もいつも通り手作り。私は実はこれのエキスパートです。まかせろ!


 アーサナは外。日よけのルーフを作って貰って・・・



 こんな素敵な練習場が出来た!



 そして、いつも通りガネーシャの護摩焚きをしてコースがスタートです。



 Pujaの後はイニシエーションなんだけど、ああ、またこの世界一ハッピースマイル。



 そして生徒の皆の輝かしいスマイル(2009年1月Neyyar Dam組のみんな!よく見るとケネスが居るよ!彼の日本語も健在です)。



 スタッフミーティグも急にグレードアップ!ドイツからマヘーシュワラ&シャクティ夫妻。ブラジルに嫁いだ英国人ニルマラとトゥラシの足(ともに半生徒)。



 三スワミも再び集結だ!


 愛しのバリガさんと私は元気です!



・・・という訳で私は元気です。今度はコースのレポートしますね!

ではまた。

2012年1月7日土曜日

告白。

大事なことが分からない。

・・・というか、実はここ数年ずっと分かっていなかった。

 今、平成何年ですか?二十四年で合ってる?

 あー、国民におこられそうな・・・、本当にすいません。

 2009年からチャパティ食べるの諦めてますが、この正月からは、パパドゥ(パパダン=食事につく薄焼き煎餅)を食べるのを諦めてみました。

 ところで、私の白パン(ハイジの白パンではなく、白ズボン)が汚れるのが早い。制服は2セットしかないので、毎日の洗濯が日課だけど、一日置きに履いてるから、汚れても仕方ないね。ちなみに新しいのを買うのも諦めてみてます。

 毎日、バケツで洗濯して、バケツで水浴びして、寝袋に包まって寝ている。今日は計画停電で電気が無かったけど、さして、不便も感じず、なんだか返って平和だなー、と思うこの頃。人間、こんなんで全然いけるじゃん。「貴重な時間を洗濯なんかに取られる」というよりは、「貴重な時間を洗濯なんかに使える」贅沢。手桶に汲んで、ちょびちょび体を流す。ただのお水が「プレシャス」な物として扱える贅沢。





 今は、Tattvabodhaの二週間コースをやっていて、私はとても楽しいです。好きなことを勉強できる贅沢。左がチェータナ先生に教わった時に取ったノート。右は今、英語で教わってるノートだよ。


 筆者近影ですが・・・ちょっとした引率ですね。町に生徒さんつれて行ってきました。ワダッパウ(芋のコロッケを挟んだ小さなバーガー)とチャイ、それぞれ5ルピーを堪能。両方で今、20円きってるよね。もっと食べたい!って思える胸きゅん(!)サイズの贅沢。



 プレシャスなものに囲まれて、贅沢三昧だわね。明日は、日本からラディカちゃん到着です。それを皮切りに続々やってきます。一ヶ月がんばりましょう。シータマ、物陰から応援してるからね。


Om

2012年1月5日木曜日

小さな種。


 もう三が日も明けて、皆さんも会社に出かけ始める頃ですね。私は仕事納めも、初めもへったくれもない!という感じだったんですけど、お正月気分を楽しみたいということで、タカコさんとコバリンが、日本から持ってきてくれた煎餅をバリバリと食べ、お醤油とマツケンの写真を枕元において、日々崇め奉っております。


 みなさんから、いただいた、嬉しい嬉しい新年のグリーティングとか、出産のご報告とか(おめでとう!)また、それぞれにお便りさせていただきますね。ノンビリ屋の私を、どうぞお許しください。


・・・お返事を出す前にだけど、嬉しいお便り、一部シェアさせて下さい。

 「昨年、由美子先生から頂いたお葉書に書かれていた言葉(*以下の言葉です)、スケジュール帳の一番前に大きく書いて、落ち込んだ時、悲しい時、勇気が欲しい時に声に出して読みました。救われました。そして凹み続けることなく、患者さん達に心を込めて明るい力を無くさずに関われたと思うと感謝です。今年もスケジュール帳の一番前に書きました。
*『Be always cheerful, laugh and smile. Happiness is your very nature.』(Swami Sivananda)*

今年は何事にもちょっぴりの勇気と行動力を持って、毎日を大切にしながら進んで行きたいと思います。」

 チエコさんは、ユーモアとエネルギーと優しさに満ちた、真の白衣の天使です。本当にいつも頭が下がります。初めてお会いしてから、ほぼ5年が過ぎましたが、5年間頭下がりっぱなし。私の一番好きな英単語は「LUCID」と「GRACE」だけど、チエコさんは、その権化。私も勇気を貰って、日々大切に頑張ります。



・・・そして、もうひとかた、珍しい人からメールを貰いました。朴さんという韓国のお父さんなんだけど、2008年に、インドのリシケシというところで、ヨガを教えた時に出会いました。勤め先の研修制度を利用して、何故かインドにヨガを習いに来ていた朴さん。普通は仕事の短期研修に行くらしいんだけど、なんとか頑張って上司を言いくるめてインドに来ることに成功したとのことでした。

「ユミコセンセイ、アナタハ、トテモヨイセンセイデス」と、スワミ・シヴァナンダジが7年間篭って瞑想したという庵での、あのひと時を、今でも忘れられません。「これはとても大事だから大事に扱ってくれる人じゃないだめです」と言って、タイで授かったという仏舎利を下さいましたね。約束どおり、今も大切に持っています。

 
 4年も前に、わずか数日間・・・それだけのご縁が、息絶えず今日まで繋がっていることに、感動してしまった。電話を下さいとのことなので、何か用事があってのご連絡かと思われるのだけど、そうならばヨガ以外にはちょっと考えられないし・・・。

 思い出して下さって本当にありがとうございます。私に出来ることであれば、出来る限りにお手伝いをさせていただきます。ひょっとしたら・・・またインドでヨガを一緒に出来る・・・なんてことなら最高だろうな。スワミジにも会わせたいな。
 

 私の従事しているこの仕事は、自分で思っている以上に、ありがたい、素晴らしい仕事なのかも知れません。


 小さな小さな、何気ない行いの種が、土の中で、じっと育まれ、いつか、思いもよらなかった綺麗なタペストリーを織りなす。「生きる」というのは、いつもいつも面白いし、ちょっと感動的だ。いつもいつも、もれなく感動的だ。

2012年1月2日月曜日

Greetings

髭と頭髪が伸び放題で、仲代達矢とジョニー大倉を足して2で割ったようだったスワミジでしたが・・・・・、


元日に床屋に行ってきた。二十歳くらい若返ってる。新年のご挨拶です。


ゴパールジは今日も元気。


これは私達の部屋からね。


それではまた。

2012年1月1日日曜日

謹賀新年




新年、明けましておめでとうございます。

本年も、皆さんと、世界中の人々の心が、日々満ち足りて、幸せでありますよう、お祈りいたします。



 アンボリは、まだ2011年。外からディスコ音楽がズンドコズンドコ、聞こえてきます。花火もね。インドも年越しをお祝いするんだなあ、と気づきました。

 私は、というと、来月の引越しに向けて、部屋が倉庫のようになっており、しかも今週、インテンシブコースが終わって、タットヴァボーダというテキストを勉強するコースが始まったので(2009年にケララで手伝ったTTCの生徒3人が来てくれてますfrom Europe)、また悲惨なほどに忙しいので、部屋が大変なことになっている。事務と、ヨガクラスも教えなくてはいけないから、自分の時間といえば洗濯する位しかないです。


 今日のQ&Aの時間に出た質問。

Q:グルクラム(先生と生徒が同居する寺子屋みたいなところ)では、師匠は生徒の資質を見極めて選ぶ(ふるいにかけていく・・・というような意味と思われる・・・)のですか?

A:新しい子が入門してくると、先生はその子に何かしらの仕事を与えて、様子を見ながら資質や傾向を判断する。しかし、先生がふるいにかける、ということはしない。奉仕の仕事と、勉強の時間と、想像を絶するタイトスケジュールが、結構しんどい。それに耐えられない子達は、自分達から去っていくからね。資質のある子は自動的に残っていくし、残っていられる子が資質のある子ということになる。


・・・というような話。どれだけグルクラムの暮らしが大変かを、「自由時間は洗濯の分くらい」と先生が説明してくれるのを聞いて、「ん?これ私じゃん!」と思ってしまった。人使いの荒いこと!と思っていたけど、どうやら私はスワミジのグルクラム(私しかいないけど)に入門していたらしい!!もうしばらく必死にしがみついてますよ。



◆2012年の展望

 今年も「生徒」として、同時に「先生」として、与えられた仕事を一つずつ、こなして乗り越えていくのみ。 


具体的には、

①タイのマッサージ学校から、ヨガのコースのオファーをいただいたので、今年、それを実現できるかどうか、見てみましょう。タイマッサージを習得する時間も組み込まれるのではないかと思うけど、私サイドでは、

「一ヶ月のTTCに行くほどの休暇は取れないけど、ヨガとヴェーダーンタの世界観全体を把握して、身近な人とシェアしたい」

・・・と思っている方に、確実に対応できるような、1週間から2週間の少人数のコースを出来たら・・・と思ってます。それが定期的に開催できたら、いいかな。皆のスピリチュアルヴァケーション。何度来て貰っても変わらぬ価値のあるような・・・。私達の小さなグルクラムを。



②それから、司祭のSwami Nivedananandaに略式のPujaの儀礼を授けて貰う事になってるので、日本で皆とPujaをしよう。


③あと、昨年から思いついている本を書き始めたいですね。出版にこぎつけるまで、どれ位かかるか解からないけど。

 
まあ、それらが、時間の都合などで実現出来なかったとしても、それはそれで全然オーライです。


小さなことを、コツコツと、大切に。


本年も、何卒、宜しくお願い申し上げます。


バーラタより愛を込めて

寺崎 由美子 Sita