2011年5月2日月曜日

いってきます。

 これから、コンピューターをしまって、いよいよアシュラムにさよなら。

 スワミジは一足先にケララへ旅立ちました。暫くお別れっていう感覚がなくて、一番大事なこと「ありがとうございました」というのを忘れてしまった。「Om、スワミジ」それしか言えなかった、まぬけだった。


 帰省ラッシュとエアインディアのストが重なって、電車のチケットが大変とりにくい。インドにはタットカルという妙なシステムがあり、満席の列車でも、2日前の朝8時に数枚から数十枚、少し高値で席が販売され、概ねこのシステムでチケットはゲット出来る筈なのだけど、ここ数日はまさに「チケット」ぴあ状態。日々の争奪戦に敗北していた私のキャンセル待ちチケットがしかし、奇跡的にコンフォームされました。発ちます。


 話は変わるけど、たまたま、この方(占星術の先生)の文章に行き当たって、そうだそうだー!と思ったのでリンクさせて下さい。⇒http://shundelphi.blog35.fc2.com/blog-entry-190.html

 毒をもった白兎としては、私もこれくらいブログで書きたいものです。ちなみに「毒をもった白兎」と言うのは友達の山中路子先生が、旦那様に私のことを紹介して下さった時の言葉。

「これ由美子。毒を持った白兎」

・・・良くわかってらっしゃる・・・。


 震災の後、私の周りでも、魂が萎縮してしまったみたいになってしまった人が沢山いて、まるで「もっと萎縮しなきゃ」という暗示にかかったみたいで、しんどそうだった。

 でも、私は思うのです。私たちは、愛する人の幸せの為に何をしてあげられるのか?物質的なヘルプは各々出来る範囲の中でやれることなんだけど、その先は、究極的には、多分、何もしてあげられないんですよ。私たち自身が、キラキラ生きるというか、ガンガン生きるというか、その姿を見せていくことしか、無い。だから、Surviver's Guiltに陥ってはいけない。

 岡本太郎じゃないけど、芸術は、いや芸術が生き様ならば、生きることは爆発だ。ガンガン生きよう。決意のいることだけれども、悲しくても、空しくても、後ろを向いちゃ駄目だ。