+91・・・とかかる着信番号はインドから。元旦の一番乗りコールはインドからでした。まさにあの奈良合宿に出発するその日から、この+91がガンガンかかるようになって、なんなんでしょうかねぇ、こういうのは・・・。ホームシッカーの心を揺さぶります。さて今日も、インドから、恋の相談電話。経験を踏まえてお答えしちゃいますよーって思ったら、そういえば、一度もモテたことが無いんですけど、インドで!これまで延べ一年くらいの滞在ですが、日本人女性としては、どうなのって位のモテなさ。お役に立てずにすみません。
人気、無くもないと思うんですけどねぇ・・・隙がないのか何なのか、どうやらローカル扱いってことなのかも知れない。見合い婚が主流なインドは婚前恋愛をしない文化ですからね、楽でいい。
恋をして、胸に秘密が宿ると、影と光が綾を織り、世界の色が繊細に変わる。それはそれは美しいもの。恋愛ってクリエーションの無常を教えてくれる最たるものですからね、この儚さを経験してこそ情緒は育まれるのです。一方、秘密が無きゃ無いで、カーッと照りつける陽に晒された原色のまま、無邪気でいられる。どちらも体験出来たら、人生のカラーはもっと、深みを増すのかも知れませんね。
今回は、モテない理由をプライベートフォトで検証してみましょう。
春の訪れを祝って色粉を投げつけ合うホーリー祭。早朝、人々が動き出す前に・・・と空き巣の如く一人コソコソ歩いていたのに、やられました・・・。町で一、二を争う、早めの被害者うつけ者でした。
大好きな木登りが出来て、意味不明の大はしゃぎ。もちろんピンクが私ですが何か・・・?
TTCの助手をしている時のジャングルトリップ。誰よりもはしゃぐ先生に生徒さん、大ウケ、やや呆れ。もちろん右が私ですが、何か?ゴーグルだの棒切れだの、小学六年生か!
インド人以上の落ち着きのなさ、爛漫っぷり。こりゃモテませんな・・・。原色過ぎて情緒がない。隙間ありすぎで箸にも棒にも引っ掛からない。しかし、日本でここまで本性を見せると、まず社会で浮きますから、その点においては、(たとえモテなくても)インドは私にとって楽な国ですね。でも、ずっとこのまま、新鮮な気持ちで生きたい。それが私の仕事をする上での、というか人生を通してのポリシーかな。この真新しい年も、生まれ続ける歓びを謳歌したいです。どうぞよろしくお願いします。