写真はモハナン。みんなの好き勝手行動がたたり、予定時刻を大幅に上回ってやっとボージヴァーサ(3700m)まで来た。ここでスベダが今夜じゅうタポバンに行って泊まりたい!とゴネる。偶然遭遇したベテランガイドであるヤスパルの兄さんが「もう危ないの
で無理、昼間でもガイドを付けないとタポバンにはいけない、今夜はここに泊まれ」と説明してくれた。当たり前だ、道なき氷河の山をどうやって登るんだ?地表の下が溶けて空洞になり、毎年平均50人くらいがその落とし穴に嵌って帰らぬ人になると言うのに。水筒を持たずに来た皆が私の水を飲む。命にかかわるような我儘をいう。嫌な気持ちと、高標高の低酸素があいまって胸苦しくて眠れない。防寒具を持たずにきた人が私の毛布を使う。身を横たえた床も壁も容赦なく冷たく、鞄は軽くと言って着替えを持たない人が靴下をよこせという。なんだか良く分からなくなってきた。こんなに苦しいのはインドに来て初めてだ。今日の歩行距離、たった14km。
で無理、昼間でもガイドを付けないとタポバンにはいけない、今夜はここに泊まれ」と説明してくれた。当たり前だ、道なき氷河の山をどうやって登るんだ?地表の下が溶けて空洞になり、毎年平均50人くらいがその落とし穴に嵌って帰らぬ人になると言うのに。水筒を持たずに来た皆が私の水を飲む。命にかかわるような我儘をいう。嫌な気持ちと、高標高の低酸素があいまって胸苦しくて眠れない。防寒具を持たずにきた人が私の毛布を使う。身を横たえた床も壁も容赦なく冷たく、鞄は軽くと言って着替えを持たない人が靴下をよこせという。なんだか良く分からなくなってきた。こんなに苦しいのはインドに来て初めてだ。今日の歩行距離、たった14km。