皆の衆、如何お過ごしでしょうか?
ムナール紀行を終える前にインドについてしまった。かたじけないこと限りなし。
しかし、ここ「インクレダブルインディア!」にきても、まったく胸がときめきません。長いこと留守にしたわ~、って程度で、ホーム感ハンパ無いっす。
「あたしゃ、これまでに何度も何度もインド人だったんだろうな~」という妄想も、あながち想像のみにとどまらないのではないか・・・。となると、日本にわざわざ生まれたからには、なにかとっても大事な用事があるんでしょうね、日本に。
それはさておき、本日のガネーシャホーマをもって、我らがSivananda Yoga Vidya Peethamの2014-2015ヴァルカラシーズンが正式にスタートしました。
荷物を運んでから今日までの一週間の間に、もう5人の日本人が代わる代わる来てくれて、本当にありがたいことです。
美保ちゃん夫婦が訪ねてきてくれたとき、スワミジが時々日本語で何か言うので、美保ちゃんがビックリしてたんだよね。そしたら、お父さん「そりゃちょっとくらいの日本語は知ってるさ、シータマともう何年一緒に暮らしてるかって~」とおっしゃった。
そういえば、もう5年目になるんだよね・・・。
本当に、お父さんと私とゴパールジしかいなかったのよね・・・。
しみじみ。
スワミジの新しいアシュラムの建設が終わり、そこを軌道に乗せるまで。いつかは終わりが来ることではあるんだけど、こうしてスワミジの側でたたき上げられることは、ものすごく、幸せなことです。
この11月は、なにがスペシャルかって、4年ぶりにマニと一緒に仕事する。初回が一番良かったと云われているタイのメンバー達と、とても良いスタッフチームが出来上がりました。
私は、スワミジと過ごしたこの4年間で、弱みを見せることが少し上手になった。
最初のころは、強くあろうとするばかりに、よく心がクラッシュダウンしてた。
初めて人前で泣いたら駆けつけてくれた掃除人のマラッカニーと、ワサントおじさん。お腹が痛いのか?と私の腹をさすって、泣くな、泣くな、と。
あるいは、いつもボエーッとしているサトーリーが、「あいつらまたこんなことになったら、俺が日本語で怒鳴り散らしてやる」と言ってくれたこと。
スワミジの前で怒り泣きが止まらなくって部屋で死にたくなっていた私を見舞ってくれたカオリちゃん。
そして、そっと様子を見にきてくれたスワミジ。
みんな、みんな、思い出すだけで胸が熱くなる。
それなら少し、その言葉に甘えてみよう。
実は弱みなんて無かったりするかも知れないんだけど、敢えて弱みを見せることで、物事が円滑に運ぶこともある、それもまた事実でしょう。
かっこつけあって、牽制しあうのではなく、弱いところを曝け出しながら、泣いて笑って、持ちつ持たれつ。今回は、マニを含めて、相互にそれが出来る相手達が集まったんじゃないかな。
そのようにリラックスして仕事が出来るというのは、とても大事なこと。
そんなわけで、いま、とても良い雰囲気が漂っています。
日本でも「弱み見せ上手」の「甘え上手」でいれたらいいんだけどねえ。
来年はその辺を頑張ろうかな。
スワミジにカメラの使い方を伝授してシャッター押してもらいました。
撮影 by スワミジ
というレアな一枚。
ではムナール紀行、近日公開、頑張るねー!