2011年9月5日月曜日

「一所懸命」

雨。

東京都庁で雨宿りしつつ、iPhoneで遊んでます。このwifiは庁舎内を網羅なのか、それともそこにあるコーヒー屋から飛んでいるのか?

昨日はKalyaniお姉さんの結婚パーティーに呼んで頂きました。新婦の人柄のあたたかさが滲み出るあったかい会で、本当に良かった。幸せでした。

新郎新婦は小笠原で式を挙げて来る予定だったのですが、折からの台風の影響で島へ渡れず、急遽Google検索で最初にヒットした牧師さんに電話したらokって事で、二人はパーティー会場のレストランの、タージマハルの絵画の前で、結婚しました。

この牧師さんのお話が凄く良かったの。
「普段このような場では、型どおりに説法(すなわち法話)をするのだけれど、今日はそれやめましょう。」と言って、神父さんご自身から二人へのメッセージを話してくれました。

写真家の故・星野道夫さんの言葉の引用から始まって、どういう時にあなたは新郎を好きになったか?と新婦に問う神父(!)。

「その人の本気で何かをする姿に触れた時に、その時にハッとさせられるのではないでしょうか。」




本気の姿に、その人の真実が見える。真実に触れる時に、我々の魂が震えるのだ…ってことですね。星野道夫好きの熱い神父さんの言葉に、同じく星野道夫好きの私はテーブル叩いて叫びましたとも!

そ、その通りだーっ!

勿論心の中でですけど。

このところ感じていた違和感の正体が…何だか腑に落ちた。

6割なんだ。

なんざんしょ…。




本気でしか生きられないです。私は6割では無理だ。だいたい4割分をセーブしていて、その4割を使うことはあるのか?無いと思えるが違うだろうか?人生たったの80年、その間に本気貯金引き出すことは、無いと思う。これは折角貰った人生に対する冒涜ではないか!

…って言い過ぎ?

平和ボケしてボーっと生きてる訳ですよ。そこで想定外の病気や不運がやって来たりもする。それを機に、6が10になった人を私はこれまで随分沢山見た。本気発動。なんだかわからんが凄いことだと思う。ひとつところにいのちをかける。本気で生きる人はかっこいいね。


素晴らしい式に居させて貰えて嬉しかったです。
末永くお幸せにね!

写真は後ほどアップしま~す。