2010年9月2日木曜日

ごはんのこと

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 私の定番の晩御飯を紹介しましょう。納豆飯と千切りキャベツ。えっとですねぇ、別にカッコつけてる訳でも、貧乏自慢をしているわけでもなくて、これが好きっていうか、これのどこが悪い?というか、・・・要するに変わり者だと考えて下さい。体の遡及に応じて、キャベツが茄子味噌炒めになる週とか納豆が豆腐になる日とか、ヴァリエーションもあり。
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 ちなみに朝は、この一年間、毎日、クロワッサン一個と、お湯で薄めたコーヒーです。こちらはノーヴァリエーション。殆ど儀式化。 休みの日の朝は、8時に開くパン屋にクロワッサン一個、買いに行きますし、それ以外は翌朝の分を一個だけ買います。


 10年近く日記付けてるんですけどね、随分前にもこれを食べてる記述があるので、頻度こそ低かったけれど相当な年数ですよ。ここにアボカドを加えて私の好物御三家なので、「今日は御三家丼を食べた、うまい!」とか書いてある。ちなみに、食事は床で食べてます。調理も結構床にしゃがんでしてる。親に見つかったらメッチャ怒られますが。
 
 万一、嫁にいったりしたら、毎日のこんな食事はきっと許されないでしょうね~。それはまじで困るのよね・・・というか無理です。パガニーニという天才変人バイオリニストの食事も、すごく地味で毎日同じものだったと聞きますが、人に問われたり咎められたとき、答えはいつも「粗食で死んだ人はいない」とだったとか。 パガニーニと結婚したい。



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 サーダナインテンシヴコースといって、資格とかそういうんじゃない自己修行の場が用意されてるんですけど、かなりハードな修行なので食事が制限されます。油っ気と塩気を抜いた粗食になります。
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 噂で「食事がショボくて、毎日しんどいのよね・・・」とは聞いていたけど、私はなんといっても ↑ アレですからね。実際にコースに参加して「えぇっ!こんな御馳走頂いちゃっていいんですかぁ?!」と目を輝かせる私に、周囲は「?」顔でした。キッチディ(粥)とダール、サブジ、チャパティ、フルーツ。チャパティは食べずに断っていました。





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 床で調理することに長年後ろめたさを感じていた私なので、インドの台所に入った時「ここが私の天下だぜー!」と叫びたかったですね~。コンクリートの土間に座って野菜切ったり、粉こねたりします。ナイフの切れ味が悪くなったら(インドの刃はすぐになまる・・・)そのまま床で研ぎます。潔癖症の人にはドッキリなネタかしら・・・。
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 チャパティを上手に延せずにいたら、マスターとパルティバンが交代してくれました~。マスターは当然ヨーガのマスターですが、完全にチャパティマスターでもありましたね。パルティバンはビミョ~。ま、男子ですからね・・・。


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 もちろん、食べる時も床。マナ板やらココナツ削り期にどいてもらって。写真は友達のプールニーマとカルキです。プールニーマはお嫁にいってしまった。奥にあるのは若いマンゴーだね。ピクルスにします。ヤシの若木とかもよく食べた。バナナの花の下ごしらえの仕方は(なぜか)カルキのパパに教わりました。そういう時はね、お母さんと一緒にエンドウ豆のスジ取るような、静かで優しい時間。
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 ちなみに最後に、まったく関係ないけど、私の好きなコリウッド・アクター、ヴィジャイのムービーを紹介しましょう。この人を「キャー!カッコいい~!」と思ってしまう自分が、ものすごく謎なんだけど、とにかく膝が良い!しなやかでしたたか、コンドロイチンたっぷりな膝に注目!お楽しみあれ。
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