2010年3月19日金曜日

プラーナヤーマ&メディテーション 18週コース


 5月から、毎週日曜日、18週間のプラーナヤーマ&瞑想のプラクティスコースをさせていただく予定になっています。コースっていいんですよね。関係を継続することで、信頼関係のもとに学び合えることは、お互いにとって、大きな利点です。


 これまで一番長かったのは6週間の「インヴァージョンクリニック」ですが、皆さん感動的な進歩を見せて下さって、わたしゃ心の中で、夕日に向かって走りましたね。ちなみに、裏タイトルは「小姑コーチSitaの鬼の逆立ち特訓コース」でした。


 しかし、18週とは前代未聞のロングコース、もちろん私にとっても初めての経験。18週間、特定の人々にコミットする・・・知らない人と、責任のある関係を締結する訳ですよね。ある意味で、恐れを伴うことです。「他人に対して誠実・公明であれるか」の答えは、「自分に対してそうあれるか」という問いだから。


 実が伴わず、虚勢になっていないか?自分と正直に向き合えているか・・・?この18週は私にとっても、越えなければならない大きな山だと思っています。新米先生の私は、こうして生徒の皆さんに育てられてるんですよね。そして、私を信じて機会を投げてくれる yogajaya スタッフに・・・。そうじゃなかったら、単なる怠けものですからね~。はっはっは!(いばってる場合ではない・・・)感謝です。


 トピックと日程が決まると、お父さん(小姑じゃなかったっけ?)は、内容、構成を考え始めます。家族全員を見守り、誘導する為には、何を、どう伝えるべきか・・・・。紡ぎだしては自分の中で、何度もシミュレーションします。はじめに「アイデア」ありきの「カタチ」ですからね。私にとっては、この時間が、大切だし、幸せです。「部分」が「全体」に繋がっていく感じの、揺ぎ無さが、とても好き。「考えて」るのに「無心」っていうのは、変かも知れないけど、その時間を振り返ると、やっぱり「無心」のような気もします。脳みそフル回転で、膨大なデータが往き来しますが、地球時間(・・・ウルトラの父でしたか?)は実はそんなに掛かっていません。そうそう、告知用のコピーも全て、一生懸命、自分で書いてますよ。これから出会う18週の家族のために。

 
 写真は、日光ワークショップのあと。力尽きて湖畔で昼寝をしている怠け者です。もう、どこでも寝る。




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プラーナヤーマ&メディテーション18週間 実践コース(仮)


Practice of Pranayama & Meditation



◆コース概要



プラーナヤーマとは、我々の体に満ちる生命エネルギー(vital energy)をコントロールすることを意味します。このプラーナヤーマは、ラージャヨーガのゴールである瞑想を深める為の、極めて重要な浄化の過程であり、心のコントロールそのものと言えます。



その習得と成熟には、習慣性と辛抱強さ、冷静さを要しますが、18週という長い期間にわたって、互いの信頼を高めあい、体験をシェアすることが、その大きな助けとなるでしょう。コースのテーマは「調和」。プラーナヤーマと瞑想を通して、響きあう心と身体、人と人、個と大いなる宇宙の調和を得ます。



本コースは、単なる情報の獲得にとどまらず、知識を実践と統合していくことを目的とします。徐々に体を慣らしながら進行していきますが、継続的な実践が伴いますので、現在妊娠している方、期間中に妊娠を予定している方、精神科の医師の処方を受けている方、高血圧症の方はご参加いただけません。その他、既往症のある方は、担当医の指示をあおぐとともに、事前にご相談ください。




◆コーススケジュール

ヨーガでは、「形あるものは①潜在、②発生、③維持と変化、④消滅の四つのサイクルを繰り返している」と説かれますが、本コースも自然の摂理になぞらえ、18週間を4つの期間に区切って練習していきます。各期間とも、レクチャー、実践、そしてシェアリングの時間を含みます。




1ヶ月目 「準備期(Existence Term 5週間」


体の基礎を整える。アーサナと呼吸によるナディ(プラーナの通り道)の浄化。心身休息の訓練。



2ヵ月目 Brahma期(Generating Term4週間」


プラーナの蓄積の開始、止息を伴うプラーナヤーマ。キャパシティの拡大。感覚を利用した瞑想。



3ヵ月目 Vishnu期(Observing Term4週間」


キャパシティの更なる拡大、上級プラーナヤーマへの移行。感覚を離れた瞑想への移行。



4ヵ月目 Siva期(Dissolution Term5週間」

前月までの練習に加え、心的プロセスを使ったナディの浄化。瞑想の時間の拡大。