どーもどーも。(外国の方が日本人の真似をするとき必ずこれを言う。便利な言葉。)
ったく神様って粋なことしやがるぜ。(これは私が毎度つぶやき続けている言葉)
本当にそうなのよ。心からそう思う。人生は(ときに悲惨に見せかけたりするけど)驚きと喜びに満ちている。
日本に帰って来るか来ないの時期に、知らない人から一通のメールが届いた。送り主はフランスで活躍する日本人の音楽家でした。「日本、インド」などのキーワードでGoogle検索して、たまたまヒットしたブログの一つが私のとこだったのでしょう。そして、彼はそうやってヒットした複数の連絡先にコンタクトしたのでしょう・・・というのが私の推測でした。
さて、その人、辻さんはパリを中心に、IONAHというグループで音楽活動をしているとのこと。8月にはメンバーを連れて一時帰国をするのでコンサートを開くツテを探している。
・・・で、4月に横須賀で行われたジミーさんのサントゥール、加えて後日行われたとジミーさんとアリフ・カーンのコンサートのことを思い出したのですね。ああ、あの横須賀の夜は良かったなあ・・・と。アリフ・カーンの時は有志で頑張って実現された立派なホールでのコンサートでしたが、しかし、私は日本に帰って来たばかり。しかも、セクレタリーも居らず、たった一人の興行(?)で日本中を駆け巡っている身である私には、立派なホールでの企画をする時間も実力もないだろう・・・。
で、辻さんには「気持ちはあるのだけど、人の力を借りてアットホームなコンサートを実現するのが精一杯だ」ということをお伝えしたのです。辻さんはメンバー全員の移動費などを捻出せねばならない訳で、まあ、あちらからお断り頂けくのかなあ、なんて思いながら。
でも・・・この広い地球上で、ひょんなことから全然知らない人とご縁して、これってまた粋な神様の仕業じゃない?しかも今、私は生の音楽に飢えている。だからコンサートやりたい・・・というか聴きたい。
この話がその後どうなったのか知りたい・・・?
小さな温かいコンサートを開けることになりました。
あの横須賀の精霊宿る古民家で。
一生懸命生きていて良かった。
真理ちゃん、お忙しいなか快諾してくれて本当にありがとう。
お勤めの方にも、遠方の方にも足を運んで頂きやすいよう、土曜の夜、しかも早めの時間を設定して下さいました。だから皆さん、私は声を大にして言う。
絶対、来て来て!→詳細
サロード、タブラ、そしてギターというインド古典スタイルの演奏会。ついでに私の120分アーサナ・クラス、講義もつけてもらいました。もしも制作が間に合えば京都で完売してしまったアイピローも持参しようと思うので、入り用の方は声をかけて下さい。
IONAHメンバーの詳細については記事のラストに添付しておきますね。平日に大使館での公演もありますが、演奏と人物に身近に迫れるまたとない機会だと思います。去り往く夏に別れを惜しむ夕べを、一緒に楽しみましょう。だって粋な神様の計らいだから。長くなりますが以下詳細です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2012年8月25日(土)
10:00~12:00 アサナクラス
シータ由美子先生の2時間どっぷりハタヨガクラス 2000円(定員20名)
12:30~ランチ
随時皆でランチ今回はポットラック方式にします。参加可能な方は、ランチからでもokです。野菜や果物の持ち寄りでも、前の晩の残りのおかずでも何でも気兼ねなく、持ち寄り集まりましょう!!遠慮は無しです。
14:00~16:00 ワークショップ「ハタヨガの基礎理論とチャクラ、3つの身体について」
シータ由美子先生 2000円(定員50名)
18:00~19:30 北インド古典音楽のライブ 2000円
今年はなんだか色々と企画が盛りだくさんでインド旅行にも今だ行けていませんが、そんな私の気持ちを神様はご存知か、インドからの風を沢山スタヂオに送ってくださっています。その風に乗りたいと思います。
シータ先生のアサナクラス、今回は2時間たっぷり汗かきコースです!今まで練習してきた集中力がどこまで続くかの挑戦ですね。定員になり次第締め切ります。入金をもって予約完了とします。お早めに。
それから午後のワークショップは、今皆がクラスでやっている、シバナンダヨガや、平日のクラスの基礎となっているハタヨガを理論的にお勉強します。一体自分はクラスで何を学んでいるのか、理論を知ると普段の練習の理解がもっと高まります。それから皆が興味津々のチャクラについて、それからヨガで考えられている私たちの身体のあり方について、シータ先生が皆に分かりやすくお話ししてくれます。
連絡先
アクセス
神奈川県横須賀市佐野町5-17
IONAH#trio
二人のインド人ミュージシャンとフランス在住日本人クラッシックギターリストとのコラボレーション。 それぞれの楽器が奏でる心地よい音色と、圧巻の超絶技巧で異国情緒溢れる音の世界に身を任せ一時の音楽の旅を。
二人のインド人ミュージシャンとフランス在住日本人クラッシックギターリストとのコラボレーション。 それぞれの楽器が奏でる心地よい音色と、圧巻の超絶技巧で異国情緒溢れる音の世界に身を任せ一時の音楽の旅を。
辻 英明 → ストラスブール(フランス)在住、ギターリスト・三味線奏者。 1993年より渡仏。リヨン国立音楽院、オルネイ・スウ・ボワ市立音楽院、ストラスブール国立音楽院でギター、 音楽一般教養科目、室内楽を取得する。 また、多くのマスタークラスに参加し、レオ・ブローウェル、アルヴァロ・ピエルリ、パブロ・マルケス、 アルベルト・ポンセらに師事する。三味線を京極流民謡家元、京極利典師の下で学ぶ。
現在、ストラスブール国立音楽院で教鞭をとる傍らソリストまたはアンサンブルの一員として
ヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。
自らリーダーとして作曲・企画を担当し活動している
ワールド・ミュージック・グループIONAHは2009年から
二人のインド人演奏家、アビセック・ラヒリ(サロード)と
パリマル・チャクラバルティー(タブラ)らと共にトリオ
としてドイツ・フランス各地のツアーを行っている。
民謡アンサンブルSAKURAの一員としてフランスを中心に
ヨーロッパ各地でのフェスティヴァルで演奏。
現代音楽のプロジェクトにも数多く参加し、フランスのensemble LINEAとピエール・ブーレーズ作曲の”Le Marteau sans Maitre”をヴィトリア・ガステイツ(スペイン)
の現代音楽フェスティヴァルで演奏、ルーブル美術館主催
のコンサートシリーズ「無声映画と現代音楽」では、
溝口謙二監督作品の「瀧の白糸」を基に作曲家望月京が
書き下ろした新曲を初演し、後にジュネーブ、アムステルダム、
ベルリン、ケルンなどで再演する。
アビセック・ラヒリ/Abhisek LAHIRI → インド国営放送局認定のA級サロード奏者。27歳の若さにして、その完璧な技巧、綿密な構成力、深い音色により世界各地で才能を認められている奏者である。
6歳から父Pt.アロック・ラヒリの下で学び、幼少時にはオランダで開催された「ワールド・キンダー・フェスティバル」に天才サロード少年として招待され
そのコンサート模様ははドイツのテレビ番組で放映された。
また、インド人としてはじめてフランスのヨーロッパ議会(EU)より演奏依頼を受け、インド国文化省より海外派遣アーティストとして助成金を与えられる。
ノルウェー大使館よりアヌン・ランド・レジ賞、インド国営ラジオコンクールにてテレグラフ・スクール賞および大統領賞ほか、
などの多くの受賞暦を持つ。
2010年11月に開催された第一回GIMA(グローバル・インディアン・ミュージック・アワード)で
彼のアルバム「スパークリング・サロード」が北インド古典音楽部門にノミネートされる。
総勢数百枚のエントリーの中から北インド古典音楽部門にノミネートされたのは5人のみ、
その中にはウスタッド・ザキール・フセインやハリ・プラサッド・チャウラシアなどがいる。
現在、インド国内の主要なフェスティバル、また、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地でのコンサートツアーを行っている。
パルタ・サラティ・マケルジー/Shri. Parta Sarathi Mukherjee → 幼少時より父、アスホク・クマール・マケルジーよりタブラの手ほどきを受け後に、ベナレス・ガラナ流派の長老で伝説的なタブラの巨匠、パドマブサン・パンディット・パラサジの一番弟子となり、現在ではタブラ研究者としての肩書も持つ多彩な演奏家である。インド国内外のフェスティバルで、
Pandit Budhaditya Mukherjee, Smt. Shubha Mudgal, Begum Parveen Sultana,
Shruti Sadolikar, Ustad Shahid Parvez, Ustad Shujaat Khan, Pandit Rajan and
Sajan Mishra, Smt. Laxmi Shankar, Smt. Malini Rajurkar, Pt. Ronu Majumdar,
Ustad Nishat Khan, Ustad Imrat Khan, Pandit Alok & Abhisek Lahiri などの国際的に著名な演奏家達と共演し、また彼の活動は伝統的な音楽家、舞踏家との共演だけにとどまらず、ギリシャの著名な作曲家/ロス・ダリ―とのコラボレーションでは2004年のアテネオリンピックのオープニングセレモニーで演奏するなど他にも、フラメンコギターリストEduardo Niebla、ウッドベースのAchim Tang、ジャズギターリストGiorgio Serci、パーカッショニストRonny Barrac、フルーティストDeepak Ram などとの共演が一例として挙げられる。Swar Sadhane Mandir, Abhinav Kala Samaj, All India Radio Music
Competition などの受賞歴を持つ。現在、インド国内の主要なフェスティバル、また、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地でのコンサートツアーを行っている。