2012年12月16日日曜日

ティーチャー・アヌープ参上!

ノッてるうちに、立て続けに更新!

このブログの読者の皆さんは、アヌープをご存知でしょう。

この夏も、日本とタイのワークショップやリトリートをさせていただきましたが、ヨーガを通して皆さんから頂戴したお金の一部を使って、11月、我らがアヌープ君をSivananda Yoga Vidya Peethamの参加してもらいました。

私が一人で勝手に作って勝手にやっている 「シータマ・ファウンデーション」=シータマ基金の初仕事でした。


おさらいですが、アヌープ君は18歳のときに貧しい子供たちのために学校をつくってしまった青年です。自身も一度も教育を受けていません。英語もヒンディー語も、書き方を習っていませんし、歌の歌い方、なんてのも習ったことがありません。一見、普通の20代前半の男の子なんですよ。

でも、これはスワミジにも話したんだけど、アヌープに2度目にあったとき、これは神様が私の前にあらわれたー!と思ったのね。これは神様にサーブしないと!でシータマ基金を考え付いたのです。彼の学校に寄付するのとは別の話として、彼のためにお金を使うのが良いのではないかと。なぜなら彼が世の中に良いことをすることが出来る人間だからです。

 なにはともあれ、かのトレーニングコースは、彼にとっては始めてのスクールライフとなりました。週末に二人でお寺にお参りに行った折のこと。

アヌープ 「シータマタジ。ありがとう。いま本当に楽しい、私、時々、泣いちゃうの」
シータ 「なんで楽しいのに泣いちゃうの?」
アヌープ 「もし自分が8歳とか、10歳とかの時に学校に行けていたらきっと楽しかったろうな・・・と思うと可哀想になっちゃうの。」

そんなこと言われたら私が泣いちゃうよ。


大変なことも沢山あったけど、いつもニコニコ笑って、周りの人を励まし、逆立ちが出来たら「やった、やったー」と満面の笑みで喜ぶアヌープは、私には、やっぱり神様にしか見えない。

面白かったのは、私の友達のあかねちゃんとアヌープのコンビネーション。

「アカチンさ、オレはもう疲れちゃったよ、全然わかんない。」
「アヌープ、あたしはもう頭がパンパカパンだよー。無理・・・(顔面蒼白)。」
「アカチン、ガンバロウ。全部覚えるのは無理かも知れないけど出来るところまでガンバロウ!」

中学生男子みたいなふたりの日常会話が面白かった。アカチンていうネーミングが、すごく日本ぽい。

あとアヌプの音痴(リズム音痴も含む)も微笑ましかったです。

アヌープはブッダガヤに帰ってすぐ、学校の子供たちに教え始めました。まだ2週間くらいしか経ってないけど、もう10人位の子供たちが頭立ちが出来るようになったそうです。

見よ!このうれしそうなアヌープ!


子供たちも元気でなによりです。


 アヌープの作った学校の支援をする日本のNPOが無事申請を通って設立されました。ご寄付などの方法についても、近々シェアさせていただこうと思います。

村の人にやっかみを買って、学校のトイレを壊されたときのことを熱く語っていたアヌープ。

「それで、あーして、こーして、こうなって、車で駆けつけたら、村の人がトイレをハンマーで壊してて、私、興奮して、車降りて走っていって、おじさんのことぶっちゃったよ!」



「おいおい、ぶっちゃだめでしょ、ぶっちゃ」・・・というのが私の役目かな。みなさん、引き続き、我らがアヌープを応援してくださいね。




ちなみに、シータマファウンデーションの将来の展望はですね、

1.ウッタラカシ(インド)に何人か住んでヨガもできる庵を建てる。
  Swami Govindananda先生に住んでもらう。

2.日本にヒンディー寺院を建てる。
  やっぱり場所は葛西でしょうか?

3.ワダッパウ(これ美味しいのよー)スタンドをつくる。
  ワダッパウ一個200円、チャイ200円・・・いや300円か?

Hari om.

Sita





もっつぁとヨーガと私。


 みなさま、ごきげんよう。最近すっかり更新に怠惰になっています。ちょっとの時間を見つけてはガツンと更新!みたいな元気がないのよね。これは年のせいなのか、なんなのか。インドでの労働で、今年も私は白髪をドバッと増やしていますよ。やっぱり年のせいなのかあ。


 すっごく時差のある記事で恐縮なのですが、過ぎし今年の10月、友永ヨーガ学院からメールが来たのですよ。そのメールの主がですね、8年位前に仲良くしてくれてた「もっつぁ」(もちろんニックネーム)。8年間前といえば私のバンド時代の最後のほうの時期です。そのころはもう、友永先生のところでヨーガを3年くらい練習していたんですけど、もっつぁは、変人ぶり炸裂(まあ今もですけど・・・)の当時の私を知る貴重な友人ということになります。

彼女の本名は、とても綺麗な珍しい名前なんですね。

こんな名前、もっつぁに違いない・・・

しかし、なぜに友永ヨーガ学院から、もっつぁのメールが・・・



世の中ってのは不思議なものよね。ヨーガとはまったく関係なかった彼女が、求人雑誌を見て応募したのが友永先生の学院で、その彼女が先生の銘を受けてメールをくれた、というわけです。

 メールは、私にDVDを送ってくださるとのことで住所を知りたい、という内容でした。ほどなくDVDは私の元に届き、もっつぁとは数年ぶりの再会を果たすことができました。

もっつぁも然り、実は、先生にも数年間ずっとお目にかかっていません。なのに、地味~な生徒だった私を覚えてくださってたんだ~と思うと感慨ひとしおです。


生徒さんの間で「ゆみこストレッチ」と呼ばれているマイクロヨーガのシーケンスは、友永先生のところでずっと教わってきたジェントルな準備運動の中から、自分に向いたものをピックアップして、自分の体に向くようにモーディファイしたものです。これが、またもの凄く効くのですよ。朝一番に行うと、どれだけパワフルかがわかりますよ。

ゆみこストレッチの源を知りたい皆さん、友永先生の新しいDVDをお勧めですよ。アマゾンで購入できると思います。本当に、素敵な先生です。先生みたいになるのが私の夢です。

友永先生はじめ、諸先生方、スタッフの皆様。
素晴らしいDVDをお送りくださってありがとうございました。
ますます良く生き良く行うことを誓います。


Hari Om.

Sita







2012年11月29日木曜日

ダライラマに会ってきた。

インドより愛をこめて。

 みなさん、お元気ですか。ちょっと信じがたいかも知れないけれど、例によって座って水を飲む暇もないような奉仕の日々を送っております。早速過労で弱ってきました(笑)。これで死ねたら本望ですが。

 現在は16人の生徒さんたちの頑張る姿を応援中。うち日本人は4人です。われらがアヌープも頑張っていますよ。アヌープの頑張る姿に、シータマかあちゃんは泣けちゃいます。

 ここに来ててからはや一ヶ月。皆さんから、「(私の出国と入れ違いに来日された)ヒズホリネス・ダライラマ14世の講演に行ってきて感動したよ」とのメールをもらって、「くそ~っ!みんないいなあ!」とか思っていたら、なんとこの小さなヴァルカラの町にダライラマが来るということに!

 うちのお父さん=Swami Govindananda ji も「シータマが日本で会いにいけなかったら、ダライラマの方から来てくれた、はっはっは」 と言っておられました。

・・・で行ってきましたよ、11月24日。お話しを聞いて泣いてしまいました。

 とにかくこの素晴らしき機会をみんなとシェアしなくては、と思い、必死に頭の中の黒板に書いておいた(セキュリティー上の問題でペンとか録音機を持って入れないのです・・・・)ものを日本語に訳しました。 このブログでご報告したいことは他にも沢山あったのだけど、とりあえず、インドからの一発目はダライラマ法王のお話です。私の頭の中の黒板は、なかなか使えるやつでしたよ。来月半ばになったら少し時間ができるので、着々とブログをアップしていきますね。ウェブサイトのほうも。おまたせして大変申し訳ありませんでした! 

では、以下、ダライラマ法王のお話です。






 この度は、このシヴァギリアシュラム巡礼80周年の式典にお招きいただきありがとうございます。この幸いな機会に拙い英語ですが少しお話をさせていただこうと思います。

 20世紀はテクノロジーの進化の時代でしたね。技術の進化は確かに、私たちの暮らしを便利にしましたが、同時に多くのものを駄目にしたとも思います。科学の進化によって自然は破壊され、人々の心は荒み、多くの暴力が生み出されました。テクノロジーの最新鋭である原子力の発明によって、私はそれらの土地の、まさに爆弾が落とされた地点を訪れたことがあるのですが、広島と長崎に原爆が投下され、これによって20万もの尊き命が奪われました。(※後遺症の方を含めるともっとですよね・・・by Sita)

 今、新しい世紀を迎えた私たちは、この21世紀において、いえ、この世紀の初期の段階において、一刻も早く、これらの退廃を払拭せねばなりません。よき人間性をこの世界に育み、復活させなくてはなりません。

 この世の中は、悲しいことですが、争いに満ちています。争いの源である怒りや憎しみというのは何でしょう。そう、すべては人々の感情なのです。科学や技術の進化は、これに対してなんの解決策にもなりません。この薬を飲んだら怒りが治まるとか、悲しくなくなるとか、そういうのはないでしょう?テクノロジーの進化のみでは世界に平和をもたらすことはできないのです。

 平和って何ですか?平和とは慈悲の海のことですよ。平和とは思いやりに満ちた世界のことです。 真の平和は、我々個人の内なる平和からしかもたらされないのです。内なる平和とは、自分以外の誰かの幸福を願えるということです。これを真のマチュリティー、精神的成熟というのです。でも、そうでしょう?もし相手や、その家族のことを思ったら、爆弾なんて、落とせないでしょう?その人のことを思ったら殺せないし、殴れないし、だましたりできないでしょう?もし、すべての人に、この精神的成熟があれば、戦争なんで起こりえないんです。思いやりというのは、たった一人では得ることはできません。あなたと、別の誰かの間で、あるいは、この国と、どこか別の国との間で、育むものなのです。

 このシヴァギリアシュラムの創始者であった シュリー ・ナーラーヤナ・グルは、ここケーララの人々に「本当は宗教はひとつだ、カーストだってひとつだ」ということを教え説きました。このバーラタ・・・インドという国は、世界において例をみない国なんですよ。この地球上には沢山の宗教があるでしょう?今、このステージの上にだって、クリスチャン、ムスリム、ヒンディー、ブッディストと沢山の違った宗教の人間が集っています。ジャイナ教、拝火教、ペルシャ教、ユダヤ教、etc. etc。インドはこれらの多くの異なる宗教が共存している唯一の国家といえると思います。

 私は、ムンバイにたった100人足らずの拝火教のコミュニティーが、恐怖を抱くことなく存在していることを知っていますし、ラジャスターンのある村では・・・村というのは数千人くらいの人口の村ですが、そのムスリムの村にたった三家族だけのヒンドゥー教徒が、恐れることなく安全に暮らしています。これはすごいことだと思いませんか?もちろん例外もあるのですが、基本的にバーラタというのは、こういった類まれなる特性を持った国なんですよ。争いの原因である怒りや憎しみも源はなんだかご存知ですか?それは「恐れ」に他なりません。

 三千年の間変わらずにある「アヒムサー・非暴力」というコンセプトがいまだ受け継がれているのです。 しかし残念なことに、この千年くらいの間に、それもだいぶ退廃してしまいました。今こそ、私たちはこのアヒムサーの基本に立ち返るときです。そして新しい世代にその美徳を伝えていかなければなりません。


 私は、リシケシやハリドワールで、沢山の聖者~その多くはヒンディーの聖者ですが~にお会いする機会が多くあります。その度に私はしつこく言うのですよ。山にこもってお祈りだけをしている時代ではもうないよ。インドに脈々と続く、ヴェーダの尊い教えを、その神聖を、今こそ立ち上がって人々に伝えに行かねば、って。教育によって、 人々の心に思いやりを、本当の神聖を育てていかなくてはいけないんです。思いやりこそが真の霊的成長であり、神聖そのものなのです。どうぞここにいる皆さんもそのことを胸において、地域に思いやりの芽を育てていってください。

最後に、ここケーララについて感想をひとこと。

暑い!そして湿気が多い!(一同爆笑)

ありがとうございました。



・・・・・・・以上、ダライラマ法王のお話でした。


またね!みんな風邪引かないでね!


2012年10月23日火曜日

ありがとう。



ただいまー。帰ってきました。

メールの返信、これから頑張ってして行きますので申し訳有りませんです。

ひょんなことからわき起ったチェンマイでの修行合宿は、いろいろと未熟な部分があったとはいえ、自分的には95点つけちゃいます。これも参加者の皆様のおかげです。あの時、あの空間に、誰一人欠けてもいけなかったんだと思うし、誰一人欠けることは有り得なかったでしょう。あ、犬のヂャイエンもね。

私の中ではもはやDurga Maである名取さんが「よかったねー、これは毎年やらないと!というか年に2回やらないと!」とお声をかけて頂き、Durga Maがそう仰るならNOは無いので「はい!やります!」宣言をして参りました。来年も皆で集いましょうね。

朝5時半から瞑想をさせられて、夜は遅いし、これは途中で苦情が出るのではないか!と思っていたのに、皆さん素晴らしいヨーギ・ヨーギニ達で、本当に皆で力を合わせて頑張った10日間だったと思います。

初回ということもあってか、やたらお得なコースになり、私もすっかりご相伴に預かってしまいました。現地にお住まいのNさんがオリジナルポーチを作って下さったり、マッサージのグーン先生がマッサージ棒をデコレートしてプレゼントして下さったり。あたたかいお心遣いを本当にありがとうございました。

なによりも、手伝ってくれた弘美先生、ご参加頂いた皆さん、バーンロムサイやスクールのスタッフの皆さんとの出会い、一緒に一つの「何か」を作り上げることが出来たことが嬉しかった。どうぞこれからも一緒になにか良いことをしていけたら、私は嬉しいです。





私は最近ゴパールジに顔が似てきましたね。もうすぐゴパールジと再会です。

とりあえず帰国のご連絡でした。後日、もはやカリスマと言ってもいいでしょう!ヒロミダスのカッサ&タプシャレポートをするぞ。

またね。

2012年10月13日土曜日

闇の中の光

皆さん、元気でお過ごしですか?

こちらは上々。毎朝、毎晩、サットサンガの為に、みなの泊まっているhoshihana villageまで、1.5キロくらいの距離を自転車で通っているのですが、これが、暗い。真っ暗。

夜ってこんなに暗かったんだなあと、感慨深い・・・とはいえ、この真っ暗な林のなかで一人きりぃ~自転車のチェーンが外れてガーン・・・!



それはさておき、タイはチェンマイ郊外で進行しているこのコースもいよいよ佳境に入ってまいりました。昨夜はスペシャルサットサンガということで、バーンロムサイの子供達にお手伝いいただいて、夜空にコムロイというランタン気球を飛ばす集いをしました。子供達は孤児です。彼らには、眠りにつくまで傍らで絵本を読んでくれたり、いつでもそうして欲しい時にギュッと抱きしめてくれるお父さんやお母さんがありません。

彼らの明るく健気な姿にうれしくなりました。




これがコムロイ。深海をたゆたう発光クラゲのよう。



闇深い空高く、舞い上がっていくコムロイに、みんなはどんな願いを込めたのでしょうか・・・。


2012年10月10日水曜日

YOGA 知識と暮らしのリトリート in タイ

・・・は、以下のように順調に進んでおりますよー。

タイマッサージのクラス


ヨガはこちらで・・・ときどき雨が降っちゃうけどポチッとです。


今日は、HIV感染孤児のための施設、バーンロムサイでのお勉強会。


10分ほどのDVDを見て涙。ううううー。
発症して亡くなった子供達も過去には沢山いました。
 


施設内を案内してくれているのはスタッフの麻生さん。



名取さんとバンロムベアーと!
次回はオリジナルベア作りクラスを入れようって思いついた。



ヨガふたたび~


ご飯は常に大盛り~。


祭壇。毎日コーキさんがお花を一杯に飾ってくれる。


サットサンガに新しい仲間。ヂャイエン君。
毎日マッサージスクールから私たちと一緒にホシハナに通ってます。

・・・てな感じでつつがなく進行しています。始まったばかりなのに、皆ずっと一緒に暮らしていたかのように馴染んでいて不思議。楽しい日々です。


ではまたねー!

2012年9月27日木曜日

om om 皆様 om om,

突然に寒くなりましたね。
そして突然ですが、ホームページの余白にグルのメッセージ欄作ってみました。豆に更新するのでKちゃん、これをぼちぼち日本語に訳したりして練習してみて下さい。

秋の訪れを知るとき、やはり少し寂しくなります(この感覚、日本的情緒だね・・・)。6月に開講したウパーサナサンガ・水曜クリシュナクラスのファイナルは南インド料理屋さんでご飯を食べる会でした。4ヶ月間、本当に楽しかったし、私自身の励みにもなりました。皆さんどうもあがとう。



お花を頂いたのでルームメイトのマリリンに持たせてみた。お花って本当に嬉しい、心はずむ贈り物だよね。いや〜ときめきました。ありがとう。男子諸君、女の子にはどんどんお花プレゼントしたらいいと思うよ、これほんと。


先日の月曜シヴァクラスで、たまたま話したからか、ここ数日「Jnana yogaの3ステップ」について深く考えるのですよ。全ての学びに共通すると思うのですが、

Sravanam
Mananam 
Nididhyasanam

まず聴く。
熟考、考察がする。
そして初めて智識と自分が一体となる・・・自分に完全に落とし込むってやつです。

みんなお金を払って聴きに行く。
しかしMananam がなされてない気がするんだよね・・・。

聴いて「へー、そうなんだ!」って解ったつもりになるのだが、しかしですよ、Mananamの無いところに真の理解、Nididhyasanamは無い。絶対に無い。残念ながら多くの場合「へー」とまり。私は高校生の時、G先生にこう習った。

「なんでも産むときは苦しいんだよ!」

そうだと思います、なんでも。なんかMananamからNididhyasanamまでの道のりは、実は結構苦しい・・・だいぶ苦しいです。ま、この過程に踏み込めるのだから、私のだいぶ慎重で疑り深い性格が、ちっとは役に立ってるのかも知れない。


慎重どころか実は臆病でもあって、今年もインドのヴィザ申請方法が今年も変わった為(またかっ!)ドキドキして苦しい。もういい加減にして欲しいがさすが「インクレディブル(アンビリーバブルの間違いでは?)インディア」。いつだって一筋縄には(・・・どころか二筋でも三筋でも)いかない。次はいかなる悶着にぶち当たるのか、ううう。滅多にスワミジにお願いごとをしない私だが「ヴィザが・・・(沈)、どうぞ私の為に祈って下さい」と呟いてしまった。

そしたら

Prayers are always for you.
om om om


・・・とな。涙。ううう頑張ります。

スワミジと私の文章のやりとり、何かとom om om で面白い。Om sitama, om om om・・・みたいな。てな訳でまたね!

om om 

sita




シータマ大好きニキル&ニキル大好きシータマ

2012年9月21日金曜日

そうですか・・・?


ゴパールジからメールが来て「(ミャンマーも非暴力運動の指導者)Aung Sun Suu Kyi さんのニュースを見ていたらSitaを思い出した。似てるぞ。年をとってキモノを着たら、絶対この人みたいになるよ!」という。そんなこと言う人は初めてだぞ!私はあんなべっぴんさんじゃないし・・・とはいえ(和服の話はおいといて)ゴパールジの言わんとすることも分からんでも無いような気もする・・・。





黄色いだけとも言えるが、ようは頬骨の高い東アジア顔なのよね。いつも頭がボサボサなところは凄く似てると思う。そういやこの人、デリー大学なんだよね。インド繋がりはありってことで・・・。




ってことで、まあ、それだけなんですが、とにかくムンバイの聖者と噂されるゴパールジは元気そうです〜。

またね。

2012年9月20日木曜日

勉強の秋冬!


6月&7月から始めた勉強会もいよいよ佳境。最初から分かっていたことではあるのだけど、やはり人数は半分くらいに減ってしまって、でも皆さん本当にすごいな〜と感心する次第。

西行は、我が子を足蹴にしてまで出家したと聞くけれど、自分の子が可愛くない親なんていないわけで、となると、彼が「道」に対するどれだけの「思い」を持っていたか、その覚悟の程が伺える。

まあ足蹴にする必要なんてないんだけど、どんなジャンルでも、社会での役割を持っている我々が学び続けるのって、西行みたいに大変なことなんだって思います。皆さんよく頑張ったなあって思った。学ぶことの良さ・・・世界がまた新しい色に見えるかも知れない。フレッシュだ。私も、まだまだまだ頑張るし、頑張れる。だってグルのリーンネイジの中に居るんだもん、安心、安心。そしたらまた皆とシェアしようね。

これはあゆみちゃんのノートのフォト。勝手に拝借〜。



お一人様好き、自習の鬼の私は、「数百パターンのサンスクリット文字のバリエーションを書き出して!」などという容赦ないボリュームの宿題を皆さんにも要求してますけど、いやあ、みんな、よく頑張りますね。(お前がその宿題出した張本人だろ!と怒られそうだけど)アンタがたはエライ!先生やってて良かったな〜って思える感動と幸せを、皆にいただいてます。ありがとー!

で、触発された私も昨日からヒンディ語、勉強し始めてみた。音を聞いて自習だけどね。

メーン ヒンディ ナヒーン サマチティー フーン

だけ言えるようになったよ。

「私はヒンディ語がわかりません。」

はっはっは!これの一言で全ては解決だ!

2012年9月19日水曜日

残暑お見舞い申し上げます。


Om Namah Sivaya. Dear friends.

元気にしてますか?

大阪の皆さん、先日は仲良くしてくれてありがとうございました。ビルの狭間で米を作ってる田んぼとか、商店街で変なサンダルとかを見つけたりして楽しかったなー。いってみたかった場所にも沢山連れて行って貰ったし、食べたかった511のアイスキャンディーも食べれたし、大和タケシの頭が変になった回の話も出来ました。(※レインボーマン。すごい番組だ・・・。)


可愛い可愛い、志ある有志達とお話も出来ました。本当にこんな「知らない人」である私に親切にしてくれて感謝です。今年は特に、新しい出会い「知らない人」との「繋がり」発見が多かったかもな〜。


時の過ぎるのは早いもので(いっつもこれ言ってない?)、スケジュール欄の内容もだんだん少なくなってきました。イコール、またインドが近づいているってこと。やっぱちょっと寂しいっちゃ寂しいのよ。だって日本に居るとこんな楽しい人達が沢山居るんだもんね・・・。


インドに行くと、また暑いから白髪が増えてスワミジに怒られまくって、ハードな日々が幕開けだ。風呂もないし、お湯も出ないし、自由にどこかに行くなんてことも出来ない。でもグルの無償の愛というのはやっぱり恋しいものです。Swami Govindananda ji の新しいオーガニゼーションを手伝い始めて次が三度目のシーズン。3年持ち越したら安定への第一歩と言えるのではないでしょうか。私も慢心を起こさずに、また私の弟子さん達もしっかり育てて、次の世代へと繋いで行かないとね。

今期は、新たな出会いの中からも、昨年以上に世界中の沢山の知り合いが来てくれるようです。どこにも行けない私にとってはありがたい話。みんなありがとねー。

もうすぐタイです。タイも頑張るぞ!

2012年9月12日水曜日

おおさかざんす。


昨日9月11日、第2回大阪チャリティーヨーガを行いました。道に迷い、「王将」などという餃子屋と見まがうような宿が満載のラブホ街に迷い込みながらようやく辿り着きました、さすが大阪!都島区民センター。どうだ!ローカルだ!こういった、地域型のチャリティーイベントがを々定着させていきたいです。

昨日は東日本大震災から一年半。2001年の同時多発テロから11年・・・という日で、朝から色々と思うところがあったので、そんな日を皆さんと一緒に過ごせたことは、とてもプレシャスなことでした。人の命とは、そもそも儚いものであるのだから、こうして同じ時代を共有して袖振り合うこと自体が奇跡なのだと思うし。

昨日のクラスで皆様が下さったご寄付もまた、海を越えて、キラキラした知識となって、あるいはキラキラした思い出となって子供達に宿り、彼らの人生になると思うと、それもなんだか凄いことだなあって。

人生か。それはやっぱり儚いからこそ、奇跡なんでしょうね。


それでは明日、江坂でお会いしましょう!

2012年9月8日土曜日

Sat Cit Ananda


今日はスペシャルデイ。1887年の今日(かどうかは不確かだが・・・・基本インドが太陽暦じゃない為・・・)スワーミ・シヴァーナンダ先生の生まれた日です。グルデーヴ・シヴァーナンダはいつも私とともにあり、いつもギロッと見張ってくれ、悲しい時には「大丈夫だ」と包んでくれ、負けそうな時には叱咤激励してくれる。あなたの支えの中、私はダルマに生きるのです。

今頃、リシケシのアーシュラムではプージャが行われているのかも知れないね。
グルデーヴは遍満している。



「愛と慈しみに満ちた尊き存在よ
 あなたに礼拝し、平伏いたします。

 普く世界に満ちる、全知全能のサッチダーナンダ
 存在、智識、完全なる至福であられるあなた
 生きとし生ける全てのいのちの本質よ。

 どうか私達の魂が、正しい理解と偏りの無い見方
 調和のとれた心と、献身、智慧で満たされますように
 心を統制し、誘惑に打ち克つ強さをお与え下さい。

 私達を、我執、欲望、怒り、貪り、憎しみと、妬みから解放して下さい。
 私達の胸を、その神聖さで満たして下さい。

 全ての名前と形の中に、あなたを見いだせますように。
 全ての名前と形の中の、あなたに仕えることができますように。

 常にあなたを覚え、その栄光を讃えられますように。
 この唇に、あなたの御名を唱えさせて下さい。
 いつもいつも私達があなたの内にとどまって居られますように。」



グルデーヴ、あなたの綴った祈りの言葉を、そのままあなたに捧げます。
今まで翻訳した中で、いまのところベストな訳かな・・。
まだまだ精進します。

あなたの子より


2012年9月7日金曜日

速報!

いつも読んでくれてありがとう。

来週は大阪に遊びに行くのです。インドで毎年泊めて貰ってたマスター(っていつも呼んでます)Dr. Madavanが日本に来るのでご挨拶に行くの。私の親友達の先生です。あ、Sitaのマハラニハウスをご存知の読者諸君、そこです、その場所。


ヨレヨレのSitaとマスター。このヨレヨレは恥ずかしすぎないか?

懐かしの「Sitaのマハラニハウス」=屋上の蚊帳

小学校の父母会の為のクラスね。真ん中がマスター・・・って分かるか。


「インドで挨拶に行きゃいいじゃん!」とお思いでしょうが、インドでの私は忙しい。スワミジに

「数日だけ休みを下さいプリーズ。タミルナードゥに挨拶に行きたいのです!」

とお願いするも

「う〜ん・・・だめ!君が行っちゃったらここの運営はどうなるんだ!」

ということで却下。昨年も、一昨年も、マスターのとこに行けなかった。今年も来年も無理でしょう。でも「う〜ん」って一応考えてくれるだけでも充分スワミジの優しさが伝わってるし、立派にスワミジのお役に立っていればマスターもそれで満足して下さるはず。



マスターがどうして私にとって特別なのかというと、ある日、マスターの家の玄関でブラブラしていたらマスターがココナッツを食べながら無表情でやってきたから聞いたの。

シ「サントーシに一緒にカイヴァリヤ・ダーマ大学の一年コースに留学しようって誘われて迷ってます。どんな学校ですか?」

マ「科学的なアプローチをする良い学校だよ。」

シ「行くべきでしょうか、私は?」

マ「・・・・」(モグモグモグ)(ココナッツを一切れ差し出す)(無表情)

シ「・・・」(モグモグモグ)

マ「ヴェーダーンタってどういう意味?」

シ「科学・知識の終わり・・・」

マ「・・・」(モグモグモグ)(どっか行っちゃった)


・・・って凄くないですか、この話?

かの大学に関して一言も悪く言わずに、私に適切なアドヴァイスをしたマスター。私は留学の話を断りましたけど、もし言葉にして「Sitaは行く必要ないよ」って言われたら、私はその学校に対して否定的な印象を持ってしまったでしょう。マスターは優れたハタヨーギですけどゴールを見失っていない。だから「マスター」なの。恩人です。普段はもの凄く静かな方です。しかしクラスの時はとても面白くて笑いが絶えません。


さて、ここでお知らせなのですが(前置き長いっつーの!)携帯版だと右のスケジュール欄が出ないらしいのでコチラにも書いておきます。大阪でクラスを二つ。11日は大阪でも恒例化したいチャリティーヨガ。皆様から頂戴するダクシナはアヌープ校長のやってる学校へ寄付します。

13日はたまき先生の代行です。TOKYO YOGA大阪ね。TOKYOだけど大阪だよ。
どちらの会場もそんなに広くないと思います。ご予約お願いしますねー。


【特別クラス@大阪】


9月11日(火)19:00 for charity
要予約:premametta@hotmail.com

9月13日(木)13:00
要予約:06-6384-2171

every moment 2

★Mata Amrtanandamayiの来日をネット検索をしてる時に私を発見してくれたKさんと、家の近所で待ち合わせた。Kさんはこの近くでお仕事をされているのだ。Kさんは来週、韓国に私の友人である朴さんを訪ねる。偶然だが、Yさんは私が以前手伝ったコースの生徒Mちゃんの英会話の先生だ。

ちなみに、今、この町のマンションの一室に私を置いてくれているのはTさんで、リシケシに居た彼女を訪ねて行って朴さんと出会ったのだ。ここはTさんとのご縁がなければ私なんかが近づくことの無い町。

人のネットワークとはかくも繊細で強かなもの。国境を超えて繋がって行く。

★ビートルズの「Sexy Sadie」を久々に聴いて笑ってしまった。彼らが一時期傾倒していたマヘーシュ・ヨーギ・マハリシに対するメッセージソング。マヘーシュ・ヨーギのセクハラ・スキャンダルに幻滅させられたジョンが作った歌で、元は「マハリシ」のタイトルで発売しようとしたところ、大人なジョージの説得によって現タイトルに変えられた。セーディはサードゥのもじりだ。「おまえ、俺らをコケにしてんのか?こんなに信じてたのに!」という憤り。そう、ジョンは純粋だったのだ。でもさ、ジョン。傾倒の仕方、間違っていたんだと思うよ。そうでなきゃ、そんな歌つくらず黙って去れたよねえ・・・と言いつつも、パンクで好きだ。

★ああ、どこでも堕ちたトップって一緒ね。下らないわ。そこいらじゅうにセクシー・セーディがいっぱい。こないだクラスで「修行してると出てくる障害物・・・落とし穴」について語りながら「あああ・・・」と思ったよ。やたら名声欲が高ぶってくるとか、やたら性欲が高ぶってくるとか、やたら金欲が高ぶってくるとか。そういうの書いてあるし実際に沢山見た。「私が、私が、私が」っていうやつね。仏教でいうところの慢心てやつなのかな。修行者は星の数ほどあれど、最後迄到達できる人間というのは、ほんの一握りなんだって。漠然とした荒野には、素敵な落とし穴が沢山あって、そこに落ちたことに気付かずに、そこで終わる。気をつけなきゃ。

道は厳しい。道は孤独だ。

だけど、自分の弱さに、まけない、まけない、まけない。

自分と世界の接点を冷静に観察しつづける必要があるね。








2012年9月5日水曜日

every moment

Om Namah Sivaya 皆様。

元気?明け方などだいぶ涼しくなって過ごしやすくなってまいりました。ああ、過ぎ行く夏よ・・・などとノスタルジーに浸っていたのですが、昼間外に出たらあぶない暑さではないですか。危険、危険。油断禁物。

暑さにかまけて、つぶやきが溜まりに溜まってしまった。今週開けて、忙しスパイラルが一段落した(ような気がしている)ので、徒然なるままにひねもす Mac Bookに向かいて日々ざんざん書くべし書くべし。


★水曜日は私のやってる勉強会「ウパーサナサンガ」のクリシュナクラス。先週からサンスクリットを始めて見たんだけど、水曜日のみんなの物わかりの良さにキラーン!先生は嬉しい!見たことの無い進み具合なんですけど・・・天才ですか、あなた達は?今回の目標は「文章をつくる」では無く「読み書き」なので、すぐ達成できると思います。来年チャンスがあったら、もう1ステップ行こうね。ありがとう。


★ついにこんな本が出てしまった。いま国際社会でどれだけインドが重要な位置にいるかってことよね。早い、訛ってる、の二拍子で世界中の英語スピーカーが難儀しているインド英語のリスニング。私はコレに関してはプロです。ここだけに特化しているからインド人以外の英語は聞き取れないんだけど・・・。



★月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり。本当に時の過ぎることの早さよ。この夏日本でやろうと思ったことの半分くらいしか出来ていない気がする。もちろん沢山たくさん働いたけど、自分のことに関してはこれさっぱり。この「百代の過客=旅人さん」の加速度が上がったら、こりゃあっという間に死ぬぞ。こんなんじゃ私はまだ死ねない。ふと、歩みを止めて、流れる風の匂いや、空の色、小さな虫や草花、噛み締める米粒の味・・・などなどに、今、心を留めることが、出来てる?会いたい人にちゃんと会えてる?そんな自問自答と反省の夏。世に生きるなら静かに魂が震えるような感動をしたい。「今」にしか宿らないそれを、紡いで生きて行くのに。わかってるのにね・・・。あっというまにこの人生は終わる。

★ってことで来週、お世話になった方にご挨拶に大阪に行くことにした。ついでにといっては何ですが、緊急速報です。9月11日(火) 夜。前回に引き続き、大阪でチャリティーヨガしよう。都島区民センターってとこになると思います。詳細は追ってUPしますね!早い者勝ち。

徒然日記、後編に続く!

2012年8月27日月曜日

Try and feel 女子会ふたたび!



コレを読んでいる紳士淑女の諸君は「トラコレ」というお試しサイトを知っているだろうか!またの名を「トライフィールコレクション」・・・なーんて、もったいぶる話じゃないんですけど、たしか大阪に端を発する実用的なサイトなのです。

いろんな業種のお店がこのサイトを通じて一般の方に「お試し価格でのサービス」を提供。私達は安心してお安く色んなお店を試せるし、お店の方も新しい顧客を広げて行けるという、まあそういうイマドキなサービスなんです。

本当にお安く試せるの。私も気に入ってリピーターになったお店もあれば、良くなかった、といってそれっきりになったお店もある。

で、今年のヒットはですね、東京は代々木公園近くのヒーリングサロンRENさんでして、その施術がフレッシュなぎこちなさがあるものの、ものすごく良かったんですよ。とても真摯で可愛い方で、お人柄がとても良い。で、そのセラピストの茜ちゃんをナンパ(?!)してお茶に誘ったの。私も人見知りなので、ちょっと勇気がいったし緊張もしたんだけど、話してみたらなんと中学の先輩後輩であることが発覚。それで全くヨガとは関係ないんだけど、彼女のサロンで二人で一緒に何かやろうってことになりました。またやります。女性の為のワークショップ。今回はナプキンとお茶つくって、体質チェックなどをして遊んで、茜ちゃんのプロフェッションであるアロマセラピー用のオイルの知識を学びます。女子会再びってやつです。

そして彼女の施術、いいですよ。おすすめです。トラコレでお安く試せます。

ちなみに9月15日(土)アロマサロンでの女子会の詳細はコチラをご覧下さいね。

トラコレといえば最近、勉強会の生徒さんの間で話題沸騰になっている奥沢の鍼の先生。こちらは実は1年前から気になっていた人だったんですよ。今年になって、頼りにしていた西荻窪の首の先生が山口に帰ってしまい困り果て、ついに奥沢の門を叩きました。

大ヒット!!

みんなで行ってます。

この治療院のWebサイトはおそらくプロの方が作っているのでしょう。実際の先生のイメージと全然違います。実物の方がずっと面白いです。良い先生だな、って思います。
何回か通っていると更に先生の味わい深さと、すごさが分かってきます。村上春樹から渋さを抜いたようなお顔をされています。

体調のすぐれない方は要チェック!

またね!




2012年8月24日金曜日

残暑お見舞い。


みなさまごきげんよう。お暑うございます。元気にしてますか?

私は毎年恒例の夏バテ。インフルエンザA型が入国されたそうで、まんまと風邪をしてしました。そもそも、もって生まれたこの肉体、そんなに頑丈じゃないんですよ。そうは見えないでしょ。ヨガって凄いなと思います。

タイのリトリートの話をふられたとき、正直不安でした。自分で発案した訳ではないものの、どうやら全ての責任と殆どの仕事が私の双肩に掛かってくるらしい話の流れで、これは大変だぞ・・と。スワミジ軍団には日本でセンターを作りなさいと言われてるし、もう不安だらけ。だいたい私は派手なことを好まず、リスクの多い賭けを選ばないタイプ。学芸会なら森のリスみたいな薄〜い役が好きなのに・・・。責任を取りたくない、器の小さい奴なんです。

だから、バーンロムサイのオフィスの前のテラスで、お水を飲みながら思わずつぶやいてしまった。

「本当に出来るのかな・・・」

本音中の本音。しけた顔してたに違いない。

すると庭を背に坐ってらした名取さんが「やってみることよ、一歩を踏み出さなきゃ始まらない」というようなことを優しくおっしゃいました。

出来る出来ないを論じても仕方ない、ただやるのみ・・・ということ。そうなんだよね、わかってるけど、でも最初の一歩は怖い。

名取さんは髪がベリーショートで、多くを語らず、静かさの中に「強さ」を感じさせる。ちょっと怖いかんじ・・・ともいえる。私は少し緊張する。ようはカッコイイ方でした。何も無い状態から、今では知名度のある施設となったバーンロムサイを、幾多の困難をブレイクスルーして支えてこられた名取さん。


相変わらずこの世界では、下らないポリティクスと足の引っ張り合いが蔓延。財と数の力こそがパワーとされている現代、たとえ悪政だろうとパワーの傘の下に入ること、利用することばかり考える人、人、人。


ちょっと怖くみえる(すみませ〜ん!)名取さんの一言を、私は心の杖とし孤独と戦いました。それは戦いの相棒として相応しい「言葉」であり、これからも不安な私の背中をグイグイ押してくれるであろう力強い「言葉」です。

名取さん、バーンロムサイのスタッフの皆さん、本当にありがとうございます。これからも良きことの輪が広がっていきますように。

名取さんといえば28日に鵠沼でこんなお話ランチ会があるそうですよ。→クリック

また、今回の件を通じて尾道でショップをされている方と知り合うことが出来ました。こちらでは今まさにバーンロムサイ展開催中です。

どちらも、お近くの方は是非足をお運び下さい。


現在タイのリトリートは女性枠キャンセル待ち、男性枠あと2名様OKという状況になっています。男性の方ウェルカムです。

今年の日本での生活も残り僅か・・・。月日の過ぎるのは早いものですね。また暑いインドが待ってる。年中夏バテのSitaでした。

またね。

P.S. 名取さんという人物を描いた本や、名取さんご自身が書かれた本もあるよ。写真貼っときます。







2012年8月15日水曜日

マキリンピック観戦。

オリンピック、素晴らしかったね。

・・・といっても、あまり観てないけどね、テレビ無いからね。お盆に里帰りしてレスリングだけ観ました。インドvs日本の決勝で、思わずインドを応援してしまう非×民な私。


インド人は小さい。日本人よりも小さい。小さいスシル・クマールが、でかい西洋人に果敢に挑んでいくのには心打たれました。後情報だけど、彼のイシュタデーヴァタ(個人的に崇拝する神様)はハヌマーンです(そりゃそうでしょー!)。そして、彼はヴェジタリアン。しかも、結構制限された食べ物しか摂ってないらしい(チャパティとミルクとサムシングね)。

「お肉も食べなきゃだめよー!」という人々に対して、私の健康状態とか、筋肉量を示すだけじゃ全く説得力なかったんだけど、スシルのおかげで益々胸を張って言えるぜ。よっ!ヴェジタリアンの雄!


しかし、いったいヴェジの何がいけないってんだい?



さて、私もマキリンピック(母校の陸上部OBが4年に一度開く大会)に行ってきました。
高校生だった当時、運動なんてしたこと無かった私は早い選手じゃなくて、県を幾つかのブロックに分けた地区大会で2位だか3位だか、そんな程度。しかし、とりあえず、私の居場所はあのトラックでした。


さて、開会前に裸足でトラック一周してみたんだけど、足裏から伝わる感触は「こんなだったけか〜??」って感じ。「うーん。スパイク履かないと分かんないのかも・・・。」しかし、レースが始まって後輩や同級生らが走るのを観てたら突然思い出した。血液沸騰!思わずホームストレッチを駆けながら「ファイト!」と叫んでました。

思えば今以上に・・・というか、今よりもずっと、ストイックだった、あの二年間。自分以外に全く興味が無かった私にとっては、陸上競技は自分に挑戦する新たなファクターだったのかも知れない。

まあ、今も似たり寄ったりなんだけどさ、正直、順位とか、名誉とか、他のレーンを走る対戦相手も、どうでもよかったんです(・・・いやあ勝てない訳だよね〜)。不可解な「自分」というものを、ただ、ブレイクスルーしたかったんだと思う。自分に纏わる「まやかし」をブレイクスルーし続けるのが人生だ。そうだ、人生は挑戦だ。




あのトラックは、どんな声援と喧噪の中でも、ただひたすら静かだった気がする。私の記憶の中で、そこは完全な静寂の場所。(瞑想的な空間だったってことか?)変な場所でした。

マキリンピックも、なんだか時間と空間の交錯する、なんだか不思議なひとときだったな。つらい戦いとともに、陸上部の仲間と過ごしたエラく面白い日々の記憶も蘇った。本当に楽しかったんだ、あの頃。みんなのおかげ。やんちゃだったね。


それから(このブログの読者の中にも隠れファンが多い)G先生ともお会い出来て心底嬉しかったなー。先生は昔とちっとも変わらない不敵な・・・もとい素敵な笑みを浮かべていました。こんな先生になりたいと、私は思うのです。




先生、またも勝手に載せてすみません。ふははは。先生はかっこいい。一番かっこいいです。今後とも宜しくご鞭撻のほどを。


あとがき:

「君のお母さんは、高校生の時100M早かったんだよー。12秒で走っちゃうんだから!」
「え、すげ!ボルトと3秒しかかわらないじゃん!」
「そうだよ、たったの3秒!」

その3秒の果てしなさも真実だけど、3秒が一瞬というのもまた本当だ。そう、君のお母さんはカッコ良かった。走れ、少年!

2012年8月9日木曜日

粋な神様。


どーもどーも。(外国の方が日本人の真似をするとき必ずこれを言う。便利な言葉。)

ったく神様って粋なことしやがるぜ。(これは私が毎度つぶやき続けている言葉)

本当にそうなのよ。心からそう思う。人生は(ときに悲惨に見せかけたりするけど)驚きと喜びに満ちている。

日本に帰って来るか来ないの時期に、知らない人から一通のメールが届いた。送り主はフランスで活躍する日本人の音楽家でした。「日本、インド」などのキーワードでGoogle検索して、たまたまヒットしたブログの一つが私のとこだったのでしょう。そして、彼はそうやってヒットした複数の連絡先にコンタクトしたのでしょう・・・というのが私の推測でした。

さて、その人、辻さんはパリを中心に、IONAHというグループで音楽活動をしているとのこと。8月にはメンバーを連れて一時帰国をするのでコンサートを開くツテを探している。

・・・で、4月に横須賀で行われたジミーさんのサントゥール、加えて後日行われたとジミーさんとアリフ・カーンのコンサートのことを思い出したのですね。ああ、あの横須賀の夜は良かったなあ・・・と。アリフ・カーンの時は有志で頑張って実現された立派なホールでのコンサートでしたが、しかし、私は日本に帰って来たばかり。しかも、セクレタリーも居らず、たった一人の興行(?)で日本中を駆け巡っている身である私には、立派なホールでの企画をする時間も実力もないだろう・・・。

で、辻さんには「気持ちはあるのだけど、人の力を借りてアットホームなコンサートを実現するのが精一杯だ」ということをお伝えしたのです。辻さんはメンバー全員の移動費などを捻出せねばならない訳で、まあ、あちらからお断り頂けくのかなあ、なんて思いながら。

でも・・・この広い地球上で、ひょんなことから全然知らない人とご縁して、これってまた粋な神様の仕業じゃない?しかも今、私は生の音楽に飢えている。だからコンサートやりたい・・・というか聴きたい。



この話がその後どうなったのか知りたい・・・?


小さな温かいコンサートを開けることになりました。

あの横須賀の精霊宿る古民家で。
一生懸命生きていて良かった。


真理ちゃん、お忙しいなか快諾してくれて本当にありがとう。

お勤めの方にも、遠方の方にも足を運んで頂きやすいよう、土曜の夜、しかも早めの時間を設定して下さいました。だから皆さん、私は声を大にして言う。

絶対、来て来て!→詳細

サロード、タブラ、そしてギターというインド古典スタイルの演奏会。ついでに私の120分アーサナ・クラス、講義もつけてもらいました。もしも制作が間に合えば京都で完売してしまったアイピローも持参しようと思うので、入り用の方は声をかけて下さい。



IONAHメンバーの詳細については記事のラストに添付しておきますね。平日に大使館での公演もありますが、演奏と人物に身近に迫れるまたとない機会だと思います。去り往く夏に別れを惜しむ夕べを、一緒に楽しみましょう。だって粋な神様の計らいだから。長くなりますが以下詳細です。



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「よがふぇす夏の陣」プログラム

2012年8月25日(土)
10:00~12:00 アサナクラス 
シータ由美子先生の2時間どっぷりハタヨガクラス 2000円(定員20名)

12:30~ランチ
随時皆でランチ今回はポットラック方式にします。参加可能な方は、ランチからでもokです。野菜や果物の持ち寄りでも、前の晩の残りのおかずでも何でも気兼ねなく、持ち寄り集まりましょう!!遠慮は無しです。

14:00~16:00 
ワークショップ「ハタヨガの基礎理論とチャクラ、3つの身体について」

シータ由美子先生 2000円(定員50名)

18:00~19:30 北インド古典音楽のライブ 2000円

今年はなんだか色々と企画が盛りだくさんでインド旅行にも今だ行けていませんが、そんな私の気持ちを神様はご存知か、インドからの風を沢山スタヂオに送ってくださっています。その風に乗りたいと思います。

シータ先生のアサナクラス、今回は2時間たっぷり汗かきコースです!今まで練習してきた集中力がどこまで続くかの挑戦ですね。定員になり次第締め切ります。入金をもって予約完了とします。お早めに。

それから午後のワークショップは、今皆がクラスでやっている、シバナンダヨガや、平日のクラスの基礎となっているハタヨガを理論的にお勉強します。一体自分はクラスで何を学んでいるのか、理論を知ると普段の練習の理解がもっと高まります。それから皆が興味津々のチャクラについて、それからヨガで考えられている私たちの身体のあり方について、シータ先生が皆に分かりやすくお話ししてくれます。


連絡先
問い合わせ、予約専用メール
yogasalapremal@gmail.com
アクセス
神奈川県横須賀市佐野町5-17
IONAH#trio
二人のインド人ミュージシャンとフランス在住日本人クラッシックギターリストとのコラボレーション。 それぞれの楽器が奏でる心地よい音色と、圧巻の超絶技巧で異国情緒溢れる音の世界に身を任せ一時の音楽の旅を。


辻 英明 → ストラスブール(フランス)在住、ギターリスト・三味線奏者。 1993年より渡仏。リヨン国立音楽院、オルネイ・スウ・ボワ市立音楽院、ストラスブール国立音楽院でギター、 音楽一般教養科目、室内楽を取得する。 また、多くのマスタークラスに参加し、レオ・ブローウェル、アルヴァロ・ピエルリ、パブロ・マルケス、 アルベルト・ポンセらに師事する。三味線を京極流民謡家元、京極利典師の下で学ぶ。
現在、ストラスブール国立音楽院で教鞭をとる傍らソリストまたはアンサンブルの一員として ヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。 自らリーダーとして作曲・企画を担当し活動している ワールド・ミュージック・グループIONAHは2009年から 二人のインド人演奏家、アビセック・ラヒリ(サロード)と パリマル・チャクラバルティー(タブラ)らと共にトリオ としてドイツ・フランス各地のツアーを行っている。 民謡アンサンブルSAKURAの一員としてフランスを中心に ヨーロッパ各地でのフェスティヴァルで演奏。 現代音楽のプロジェクトにも数多く参加し、フランスのensemble LINEAとピエール・ブーレーズ作曲の”Le Marteau sans Maitre”をヴィトリア・ガステイツ(スペイン) の現代音楽フェスティヴァルで演奏、ルーブル美術館主催 のコンサートシリーズ「無声映画と現代音楽」では、 溝口謙二監督作品の「瀧の白糸」を基に作曲家望月京が 書き下ろした新曲を初演し、後にジュネーブ、アムステルダム、 ベルリン、ケルンなどで再演する。



アビセック・ラヒリ/Abhisek LAHIRI → インド国営放送局認定のA級サロード奏者。27歳の若さにして、その完璧な技巧、綿密な構成力、深い音色により世界各地で才能を認められている奏者である。
6歳から父Pt.アロック・ラヒリの下で学び、幼少時にはオランダで開催された「ワールド・キンダー・フェスティバル」に天才サロード少年として招待され そのコンサート模様ははドイツのテレビ番組で放映された。 また、インド人としてはじめてフランスのヨーロッパ議会(EU)より演奏依頼を受け、インド国文化省より海外派遣アーティストとして助成金を与えられる。
ノルウェー大使館よりアヌン・ランド・レジ賞、インド国営ラジオコンクールにてテレグラフ・スクール賞および大統領賞ほか、 などの多くの受賞暦を持つ。 2010年11月に開催された第一回GIMA(グローバル・インディアン・ミュージック・アワード)で 彼のアルバム「スパークリング・サロード」が北インド古典音楽部門にノミネートされる。 総勢数百枚のエントリーの中から北インド古典音楽部門にノミネートされたのは5人のみ、 その中にはウスタッド・ザキール・フセインやハリ・プラサッド・チャウラシアなどがいる。
現在、インド国内の主要なフェスティバル、また、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ各地でのコンサートツアーを行っている。 


パルタ・サラティ・マケルジー/Shri. Parta Sarathi Mukherjee  幼少時より父、アスホク・クマール・マケルジーよりタブラの手ほどきを受け後に、ベナレス・ガラナ流派の長老で伝説的なタブラの巨匠、パドマブサン・パンディット・パラサジの一番弟子となり、現在ではタブラ研究者としての肩書も持つ多彩な演奏家である。インド国内外のフェスティバルで、 Pandit Budhaditya Mukherjee, Smt. Shubha Mudgal, Begum Parveen Sultana, Shruti Sadolikar, Ustad Shahid Parvez, Ustad Shujaat Khan, Pandit Rajan and Sajan Mishra, Smt. Laxmi Shankar, Smt. Malini Rajurkar, Pt. Ronu Majumdar, Ustad Nishat Khan, Ustad Imrat Khan, Pandit Alok & Abhisek Lahiri などの国際的に著名な演奏家達と共演し、また彼の活動は伝統的な音楽家、舞踏家との共演だけにとどまらず、ギリシャの著名な作曲家/ロス・ダリ―とのコラボレーションでは2004年のアテネオリンピックのオープニングセレモニーで演奏するなど他にも、フラメンコギターリストEduardo NieblaウッドベースのAchim Tang、ジャズギターリストGiorgio Serci、パーカッショニストRonny Barrac、フルーティストDeepak Ram などとの共演が一例として挙げられる。Swar Sadhane Mandir, Abhinav Kala Samaj, All India Radio Music Competition などの受賞歴を持つ。

2012年8月8日水曜日

夏バテ読書録

じつは・・・ちょいと夏バテ中・・・なんだと思う。お腹こわしてます。まあそれも良かろう。暑いながらも風は涼しく、そんな時私は、この気だるい部屋という水槽の底から水の外の世界を眺めています。あるいは手当り次第に本を読みまくる・・・何冊も平行して読みながら、自分の中の世界だけを眺めてみたりしています。

ジュリア・ロバーツが主演した映画「食べて、祈って、恋をして」は、ヒロミダスと一緒にタイで観たんだけど「うーん・・・」という感じでした。同じ日に観た「ベストキッド」の方が良かったねって感じ。

しかし、この夏バテのさなかに縁あって原作本を読んでみたんだけど、本の方はだいぶ良かったのです。なかなか面白かった。「私だったら?」と自分に問いかけながら読める女子本。





統合のつかない情緒に振り回されながら、それをなんとか制して自分の生き方を見つめよう、とガッツなトライをする女の人の自叙伝ですね。本の中に、すごい執念というか、アメリカ人の素朴さとパワフルさを観ることができました。中には「へ?」というような記述もあるんだけど概ね良かった。

アンボリに居た時「この本を読んで(あるいは映画をみて)来た!」といってアシュラムを訪れる西洋人女性が幾人かいた。そういう場合ちょっと面倒くさい人である可能性が高い。本当に嫌だよ、いい加減にしてくれよ!って私は思ってた。

本を読んでみて、その理由がなんとなく分かったような気もするな。同時に、こういう迷惑っぽい人も、純粋な「自己」へ探究心の種をもっている、みんながon the wayなんだ!ということもわかった。ちょっと勉強になりました。


それにしても、主人公の「自分自身を生きたい」と願う根性?執念?はなかなかエライものがある。

とにかく、学ぶこと・・・学び続けることっていうのは、そう簡単なことじゃないんですよね、きっと。主人公が挑戦し続け得るのは、執念というより「本心」なのかな。本当に知りたい、その強い気持ち。正直。

たとえその気持ちがあっても「大人になってからの学び」は、これまで学校で受けた受け身教育とは違う。だから大変。「自分の頭を通さないとダメなんだって分かった」と月曜日のよっちゃんが言ってたけど、その通り、絶対的な能動性がまず必要。

世渡り上手な大人になると、自分相手にまで上手く世渡りしちゃって、それもよくない。周りの人や自分を誤摩化して楽な方に流れたりする。

しかし、たとえ「本気度」があったとしても、病気になったり、仕事や家族などの環境の為に「学び」を続けられなくなることもあるのが世の常なのです。だから私達はクラスの前にお祈りを唱える。どうぞ、この学びがつつがなく成就しますように、と。それからシャーンティという音を三回。三つの世界からもたらされる邪魔を退けるため。一つは「自分」から、一つは「自分以外の生き物」から、そしてもう一つは私達を取り巻く「環境」からもたらされるもの。


でもね、私は思うのですよ。たとえ様々な障害があなたの身に降り掛かっても、「本気中の本気」でなんとか持っていけるのではないか?本気の願いを神?が聞かない訳がないのではないか。本気の本気の人間を見たら、その人に手を差し伸べずには居られないんですよ、人は。この本を読んで更に確信した。必死で生きる本気の姿を観た時、人は感動するし惚れるんだって、ある結婚式で神父さんが言ってたけど、一理あると思う。

Jnana yogiは猿の子のように、何がなんでも自分から、必死にお母さんのお腹にしがみついていくんだって、そう教わった。猫のようにお母さん猫の名前を呼んでいてもダメだって。

だから気を落とさないで、その思いを燃やし続けていて下さい。上っ面ではなく、本気の本気を。きっときっといつか、あなたの学びが成就しますことを祈ってます。

ちなみに遅くなりましたが、豆の王国で話題に上った英語もうちょっと頑張りたい人の為のヨガ本はコレですよ。英語と日本語のダブルでもってね!でも言語なんてただの道具。何の心配もない。印グリッシュの私でも幸せに生きてるよ。

窓から誰かの口笛が聞こえる。「ルパン三世のテーマ」だ。
さ、そろそろ水槽から世界へ出るか。
今日も勉強会に行ってきます。




近畿・山陽、大旅行の記


7月15日(日)京都

祇園さんで大にぎわいの京都のはずれ、ぶらり一人旅気分で嵐山へ。天龍寺にいってみましたが、お寺の中を見学するばかりで誰も本堂にお参りしない。不思議。日本の寺。お庭がとっても綺麗で、遠くに水場にくると癒されます。明日のワークショップ、どうぞ頑張れますように。夜はマリちゃん、アマネちゃんと晩ご飯をご一緒させて頂きました。ありがとー!

天龍寺の池の睡蓮。今はじめて気付いたけど睡眠の睡って書くのね。


お庭の清流。私はとにかく緑の水場が好きですな。



7月16日(月)京都→兵庫

いよいよ、京都は誓願寺でワークショップです。寺町っていうくらいだから当たり前なのかも知れないが、あっちにもこっちにも寺がある。寺崎という名前の私は、というか寺好きの私はうはうは。場所をお貸し下さった誓願寺さま、ありがとうございました。沢山の方にお越し下さりました。混雑&インド時間になっちゃった点をお許し下さい。終了後は兵庫県たつの市まで移動。兵庫、大阪、京都の三府県をまたぐ快速列車が便利。東京ではありえない。便利さだ。


とても懐かしい感じのお寺でしょ?

グループフォトは「修行」って感じにしてみました。photo by おかん。

夏休みの一コマっぽい。おかんとラディカ。


7月17日(火)兵庫

今日は貴重なデイオフ。たつののラディカハウスに泊めていただいています。洗濯をさせて貰ったり、畑にいったり、夜のドライブにいったり。お母さん、お父さん、おじいちゃん、お姉ちゃんにとても優しくしていただき大大大感謝。本当にありがとうございました。


滝にも連れて行ってもらったの。今年初の滝コレですなこれは。
いやー、良かった。三宝の滝。


7月18日(水)兵庫→大阪→兵庫

ついに行ってきました!キングダム・オブ・豆での座談会。こちらの食堂を経営しているのは、豆の問屋さんなんだそうです。そのあとルミカちゃんの新しく始めるスタジオを見に行って、可愛いカフェでお茶をして、いざ大阪のチャリティーヨーガ会場に向かいます。ルミカちゃんと、この短期間に三回も会った!すごい。ありがとねー。


遠くから来て下さった方も居て、嬉しかったです。

うまかった。ベジ仕様です。これでたったの1050円なり。

ヨガ後。学校つくちゃったアヌープと。


みんなで記念撮影です。学校の名前を英語とヒンディで。


アヌープ君とは、実はまだ4回しか会ったことが無い。でもなんだか昔から知っているような変な感じである。それはアヌープが思っていることをなんでも正直に話してくれるからじゃないだろうか。コレを書いているさっき電話があって「もう(インドに)行くよ。ありがとうございました。」こちらこそありがとうございました。そして、大阪のチャリティーにご賛同下さった皆様ありがとうございました。皆さんが目に涙をうかべて話を聞いて下さった姿がとても印象に残っています。本当にありがとうございました。


7月19日(木)兵庫→大阪→岡山

ますみちゃんのお家で、アヌープがご飯を作ってくれた。ありがとう。そして、今日は近畿を抜けて山陽へ向かう日です。・・・とその前に、大阪に戻ってよしえちゃんの勤める事務所のお引っ越し先の開所のお祝いにアーラティをさせていただくことに。「えっ!?この日本で、こんな怪しいっぽく見えることをしてくれ、と頼んでくる法律の事務所があるのかっ???えーーっ!まじですか?」という同様のもと事務所へ。実に素敵男子なお仕事仲間にお目にかかれて光栄でした。晩ご飯までごちそうになり、ありがとうございました。ちなみに遅くなってしまったので、新幹線で岡山。はじめて「のぞみ」だ!


7月20日(金)岡山

激しく移動を繰り返し、疲れ果てております。しかしその疲れも、よしえちゃんちでのんびりさせて頂きふっとびました。家族以外の人には100%突っかかるという犬のマロが、デレデレと甘えてくれて、心の疲れも吹っ飛び。今日は・・・とある場所でのPujaを頼まれていまして「えー!この日本で、そんな怪しいっぽく見えることを頼んでくる人が!」と、どこかで聞いたような動揺もありつつ、身を清めてから夜の会場へ。

きっとSwami Nさんは、こんな日の為に、私にプージャの儀礼を伝授してくれたのだわ!ということで承りました。金曜といえばDevi。夜といえばDevi。折しも新月の時期で、月といえばDevi。Deviに捧げるプージャを執り行いました。この日は実は、予定通りいくとムーンデイになってしまうんでは?という懸念があったのです。そうなると祭事のものには一切触れなくなります。そうしたらご要望にお応え出来ない。では!ってことで気迫の精神統一をはかり、気合いで遅らせることに成功。人間てやればできる。すごいね。



一体全体、あたしゃ何をやっているんだ?と思いつつも良い夜でした。Devi、知らずに犯したミステイクがあると思います。どうぞお許し下さい。

個人的な事柄としては「セルフうどん」の「たぬき屋」に感動!おいしいの連発!

サリー来てみました。上手に着せてあげることが出来るようになった!



7月21日(土)岡山

今日は新しく出来たばかりのヨガスタジオ「kula yoga shala」でワークショップ。その前にランチブッフェを堪能。食べ過ぎたか?ベジの人にも沢山選択肢がある「露菴」さん。昨日から「おいしー、おいしー」と豆を食らう鳩のように連発しながらご飯を食べる二人です。さて、ワークショップですが、会場にぎゅうぎゅうに集まって下さった皆さんに感謝。私が東京で教え始めた頃を思い出すような、懐かしい空気感がありました。

イエス!シャヴァーサナ!グッド!

集合写真は手作りの可愛い旗の前で。


そしてスタッフの皆さんと。

なんというんでしょう。皆さんのお人柄の良さが伝わってくる良いスタジオさんだなーって思いました。ずっと、その温かさを守り伝えていって下さるんだと思います。ちなみに私がセルフ饂飩とランチビュッフェに興奮していることについては「先生、もしかしたら食のハードルが低いのか?」ということになっていました。そうなの。なんでも美味しいのですー。20年以上ぶりにおとずれた岡山の街を少し歩いてから、また行きましたともセルフ饂飩へ!また饂飩食べにきます。今度はみんなも一緒に食べにいこう!


7月22日(日)岡山→東京

朝から実に興味深いDVD(NHK特集全4話〜人はなぜ人になれたか?とかそういう題名)をガッツリみまして、ついに空港へ。今日は楽しかった岡山を離れ、東京に戻る日です。マロと遊んだり、おばあちゃんとお喋りしたりお経唱えたり、本当に楽しい滞在をさせていただきました。最後の食事。「セルフ饂飩のたぬき屋に寄ったんでしょ!」と思うでしょう・・・違うんだな、たぬき屋はスルーして空港のうどん屋にはいりましたよ・・・と思っていたら「たぬき屋」空港店だった。そして今日も美味しかったのです。ありがとう岡山。

そして全てのイベントの企画をして下さった皆様、会場を貸して下さった皆様、お家に泊めて下さった皆様、この旅でお会いした全ての皆様に感謝の意を込めて。どうぞ、皆様の心が、そしてこの宇宙全体が、Shantih 平穏でありますように。またいつか、どこかで、きっとお会いしましょう。

本当にありがとうございました。


Sita