2021年3月25日木曜日

液晶画面を捨てよ、空の下へ出よう。

月曜、午後二時。とつぜん思い立って家出した。

一人住まいではあるのだけど、これも立派な家出なのである。

「書を捨てよ町へ出よう」は言わずもがな、寺山修司の作品の表題。

でも、今は町よりも、もうちょっと違うところに出た方が良くないか?と思い、町と反対方向の列車に乗りました。

そしたら、ほら、思いがけず、満開の桜やら何やらお花の数々と、化学汚染少なめの空気が迎えてくれましたよ。こんな風にちゃんと桜を見たのは、本当に10年ぶりだよな。



さっき「とつぜん思い立った」と言ったけど、実はそれは本当ではない。
私がなにか新たに行動を決めるときって、基本的に閃き待ちなんですよ。

先週くらいからですかね。「あれ?なんか、みんな疲れてない?けっこう”塵が積もっちゃった”っていうか・・・」と急に頭に差し込んで来たのよね。

大きな変化を受け止めてきた一年だったからねえ。もちろん自分も含めてだけど、人々の双肩に疲れが積み重なるのも、当然ではあるよね。そろそろ、歯車の軋みが、体感できるくらいに芽吹き始めるんじゃないかな・・・と。

私は、どちらかというと、その辺のガス抜きを小まめに出来るタイプなんですよ。でも、そうでない人もいるから、何か理由を付けて、バランスの軸を戻しやすいように方向付けを、ちょっとだけ手伝えないかなあって、ここのところ、ずっと考えていました。もちろん自然の力(太陽とか)も借りてね。

それで「お外でアーサナしようぜ!」とか言って、ちょっくら生徒さんを連れ出すか、と。

あんまり大仰なことにしたくないので、都心でと考えたんだけど、「塵積」な悪しき神経回路の轍からちゃんと抜けだせるように、喧騒からは離れたほうが良い気がするんだよな。

で、ロケハンに飛び出したという訳。

個人的な好みをいうと、アーサナするなら土台が揺らいでしまうビーチはNG。でも水が好き。で多摩川を遡ってみた。



人が集まって、体操していても怒られない、人が沢山いない、そして平たい場所はないか?

10キロくらい歩いて、二三箇所ほど候補地を探し回りました。


チョイス①水コース。
〇砂部分だと土台が揺らぐけど、玉砂利の部分なら足が埋まらないことが分かった。
〇水好き
×雨が降って地形が変わったら消滅してしまう。
〇現場へのハイキングが楽。



チョイス②空コース

×私の好きな水がない。

〇×現場へのハイキングが①より若干タフ。でも良い運動としては良い。

〇釣り人、バーベキューのグループがおらず静か。



 チョイス③ 公園コース

〇トイレが近い。

× 週末は人の往来があるだろう。

?こういう時期なので公園の管理事務所に集会を咎められるかも。


・・・というのが、ロケハンの収穫ですね。

JR青梅駅に集合して、30分程度のハイキング → ヨーガして、お昼ごろに現地解散です。そのままハイキングコースに行くのもいいですね。ランチ持参か駅前で購入も自由ですが、コロナの件があるので、みんなでピクニックとかは計画していません。東京駅からは、在来線の直通列車で1時間半。

てな感じで行こうと思ってます。

最少催行人数は2名。上限は6名~8名くらいかな?

ひとまずは4月の日曜日・・・4日、11日、25日のうちどれか。天気予報をチェックしつつ、詳細と開催日はスケジュールページで発表しますね。


ということで、まずは「家出のススメ」でした!

神経、五感のバランスを取り戻す実践的な方法?の一つとしての企画です。

あ、その点においては、今年の夏の京都と横須賀は、皆さんにがっつりシャヴァ―サナについて仕込む予定なのでよろしくね。

他にも考えていることがあるので、形に出来そうになったらお知らせします!


またね!