2012年3月3日土曜日

枕草子?

写真をアップロードするアイコンが、またも表示されないので、復旧するまで巡礼記はお休みにするとして、清少納言のごとく、思いつくまま書きますか。(...と思ったら、アイコン出ました。まれに出てくる・・・。Rajeevとの偽婚約写真をアップしちゃおう!)

 嬉しかったこと。

 このブログの先生シリーズでご存知の人もいるでしょうけど、高校の時の陸上部の顧問だった後藤先生が、なんとFacebookで私を探してコンタクトしてくれたこと。嬉しかったなー。人生というのは実に乙なもんだと、またもシミジミ思いました。「出来る出来ないじゃねーんだよ!やるかやらないかだ!」という先生の名言の下りを読んで、泣いちゃったという読者もいるくらいなので、よほど怖かった・・・もとい、よほど心に響く真理を得た言葉なのだと思います。少なくとも17歳の私の胸にはズシリと響きました。

 その先生が、廃校寸前の高校を立てなおす機会を得たとき、カリキュラムにヨーガや、その他のユニークな授業を取り入れた、という話をFacebookで教えてくれました。私がヨガヨガ言っていたのを、心の隅に留めて置いてくださったとのこと。先生とのやりとりをしていると、当時のいろんな思いが紙ふぶきの噴水のように湧き上がって、初々しい気持ちがよみがえってくる。

 アラフォーシングルで、金なし子なしは、ちょっと前の言葉で「負け組」ってやつなんでしょうけど、これはとても幸せな人生だな、と思わずにいられない。そう思える私はまた、とても幸せな人間だ・・・と。男運がなくても、金運がなくても、先生運だけは飛びぬけて良い。つくづく、グルの星に愛された人生でした(なぜに過去形!?)。

 Facebookといえば、Maduraiで一緒だったRajeevが、Facebookで婚約発表をした翌日、ここにひょっこり現れた。コインバトールのダヤナンダアシュラムで三年半のコースに出ている筈の彼がなぜ?やはり婚約と関係が?と思って迎えたら、婚約発表は誰かのいたずらだったみたい。何はともあれ本人に会えて嬉しかったなー。

 Maduraiのアシュラムに居るとき、変な話ですけど、そこは西洋人上主義の世界というか、現代の世界の縮図みたいな状況で、英語も下手で、アジア人の私は、完全にスタッフの輪から外れてしまっていたんですね。あからさまに口をきいてくれない子とかも居た。当時の日記には毎日「つらい、つらい」と綴られてます。そんな状況の中で、私がサヴァイヴ出来たのは、インド人スタッフたちや、インド人生徒たちの存在のお陰でした。てらいなく接してくれる彼らの明るい心が、私を孤独から救ってくれていた。

 西洋の方とは殆ど、深い接触を持つことはなかったけれど、私がインドで、並々ならぬインド人脈を持っているのには、実はそういった経緯があったんですねー。彼らは兄弟同然。だから、こうして数年に一回でも会えるということは、本当にありがたいです。辛かった時間が甦るけど、ソリューションが明らかに見える。孤独なんて概念でしかないことを思い出す。シンプルに明るく生きる糧がある。私がインドに居て楽しいのは、スワミジ達だけでなく、彼らの存在によるところが大きいのかな。Facebook上で「私がその婚約相手です!」といってだまし返したいところなんですけど、Rajeevのアカウントはこの騒動によって消滅しましたー。残念っ!

これが偽婚約写真。左端のオレンジはスワミジ。


 婚約者から転じて・・・どんなタイプが好き?ともし聞かれたら(・・・というか、誰も聞いてくれないので自分で聞いてみた・・・)感覚的に出てくる答えは「才能のある人」みたいな言葉なんだと思うのだけど、才能の中に努力が含まれてるのが人、ひたむきさが、空回りでなく少しずつでも実を結んでる人は、男でも女でも魅力的に思えます。そういう努力・・正しいプロセスは、ちゃんと滲みでて、伝わってくるから、見ているだけでも清清しいね。素材の良さに胡坐をかいているような人は残念。

ここままいくと、止め処なくなりそうだから、閑話休題。

また書きます。

今度はヨガのこと書きましょうね。


またね!