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2011年3月1日火曜日
つれづれに思うこと
Hari om、みなさま。
ごきげんいかがですか?こちらは例によって、いつもどおりごきげんです。
スタッフにとって怒涛のごとき一ヶ月のコースが終わり、またスタッフにとってノンビリモードの二週間のコースも中盤。二度目の来訪だったthe happiest person、Swami Tattvarupananda jiが、昨日ケララに帰っていったので、駅までお見送りに行きました。スワミジの(たぶん無免許)運転で(ひえー!)。そりゃもう、クリシュナを御者に得たアルジュナ気分でしたよ。贅沢!
スワミジの、インド人としては激レアな安全運転の車に揺られながら、いろんなことを思っていました。そういえばタットワルーパジと出会ってから、いつしか6年目、35歳だった私は、40歳になろうとしている。こんなに近しくご縁が続くことになろうとは、あの時は思いもよらなかったのに、縁とは本当に不思議なものです。
私の親分というか、おそらく師匠ということになるSwami Govindanandajiに会ったのは、それよりも二年近く後で、スワミジとも、以来、ガタゴトと、たくさんの道中を共にしました。Delhi-Haridwar-Rishkeshi-Uttarkashi。Gangotri-Uttarkashi。そしてGoa-Amboli。スワミジの下で暮らすのは、今回のタームを終えると述べ6ヶ月くらいになるのでしょうか。人生の中の6ヶ月というのはほんの一瞬で、一瞬だからこそ、どれだけ貴重な時間なのかが、身にしみる思いでいます。そこにはもちろん私自身の決断もあるのだけれど、そんなのは1%程度もので、この稀なるチャンスに恵まれることを、大いなる意識の恩寵といわずしてなんと言えましょう。果てしない大地の中に輝く、一粒の宝石のようなものです。
Come&Goの生徒さんや、出会ってはすれ違っていくグルバイ達との時間は、6ヶ月どころかもっと短くて、まさに一期一会の、うっかりすると見失いそうな小さな小さな石のよう。それでも6ヶ月の宝石と同じ輝きを持つ、なんら変わらぬ存在。日本から、そして行ったこともないような世界中の国から、広い地球の一点にポツネンと転がっている私に出会ってくれたことに、心から感謝しています。
人生において自分にとって必要な人にきちんと気づき、アプローチできて、そしてちゃんと一緒に居れるように、日頃の行いの中で精進して、無数の選択の中で決断していかないといけないね。もう今生に間に合わないというのなら次があるし。そういう点では、私にとってこの人生は大変に上々であったと思う。みなさんが、一緒にいるべき人と、出会えるように、そしてちゃんと一緒にいれるように、願っています。
先日TTCを終えて、今コースに出ている生徒さんが、「Sitaは毎日忙しくて大変ね。でもこういうボランティアワーク好きでやってるんでしょ?」というのでちょっと答えに困った私。えっ?馬車馬のようなタダ働きを好きな人なんているのだろうか?ちょっと考えたあと、「うーん、ワークが好きっていうか(苦笑)。私はスワミジの教えが好きでここにいるだけ。」と答えました。でもその答えも適切ではなかった気がするんだな。そもそも、カルマヨーガのアティテュードってのは、好きとか嫌いとかを超えた次元にあるようなものだし。でも、彼女にはうまく伝わらなかったように思う。でも、いつかわかってくれたら、私はなんだか嬉しいです。だって、そしたら生きることがとても楽になるからさ。好きも嫌いも、良いも悪いも、全ては、現れては消えてゆく姿。その向こうにある、決して消えない光が私達であることを、いつか。