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2009年11月23日月曜日
みんなのQ&しーたのA
Q. 地元の先生が、断食するなら、その前後の食事も気をつけなさい。そうすれば、3日どころかもっと断食しても大丈夫と言われるんです。日本語で、もうちょっと詳しく教えていただけませんか?
A.そういえば、断食の後の食事の復活についてお伝え忘れてました。確かにこれは、とっても大事なことでした~。私の場合、一週間の断食をしたら、まったく前と同じ食事に戻すのに3週間くらいかかります。
基本的に食べなかった期間が長ければ長いほど、復食にかかる時間も相乗的に長くなる、と考えて下さい。胃腸がとってもピュアになってるからです。赤ちゃんに与える食べ物を、ミルクから離乳食、固形物と段階的に変えていく、あの感覚です。ミルクを飲んでいる赤ちゃんにスルメを食べさせたら、結構大変なことになってお医者さんに駆け込むことになる筈ですが、それと同じ・・・と考えると、イメージしやすいかも。実際に、断食道場を抜け出して町になにか食べにいったら死んじゃったって話も聞きますし・・・。こわいです・・・。
でも、一日くらいの断食なら、心配いりません。例えば、
「断食の翌朝は野菜スープとか、おかゆ。ランチは温野菜中心に軽めの食事など、ディナーで普通のご飯に戻す(ただし焼肉とかはダメですよ。消化に良いもので野菜中心に。)で、翌々日からいつも通り・・・」
こんな感じで全然問題ありません。
しかも、フルーツや生ジュースを使っての断食なら、より安全ですしね。ただし復食の日だけは、アルコールやコーヒー・唐辛子などの刺激物を控える。そして、よく噛む。一口を30も40回も噛みしめる。
もし、3日とか1週間程度なら、食べなかった期間と同じ時間から2倍、3倍くらいの時間をかけて戻すって感じですね。だけど、最初は、どなたかの指導のもとで断食することをお勧めします。
断食の真意は復食にあるんじゃないかなって思います。「食べなかったらスッキリした。痩せた。なんか達成感!はい終了」ではなく、日頃の悪い食習慣を是正することが目的というのかな・・・。
時々短い断食をして、その度に復食に気をつけていけば、自然と食が整ってきて、ゆっくり噛む習慣がつくし、食べ物のありがたさを知るし、いずれ、断食の必要もないくらい、いい腸内環境になるんじゃないかな。燃え残しをつくらない体。
ちょっと前から「食育」の必要性が論じられてるけど、断食とは「大人の為の自分食育」がなのかも知れませんね。とにかく食べることに感謝する為に断食してるってことですね。
シータより