2009年11月8日日曜日

My Dear Child,


Swami Sivananda Gurudevの高弟の一人である偉大な師 Swami Chidananda ji (右から二番目、ちなみに左から二番目がSwami Krishnananda ji だと思いますが・・)の書かれた、若者向けの本の序文が美しく、心を弱くしたとき、揺るぎそうになったとき、折に触れ目を通すごとに、支えとなってくれます。私の最初の、そして永遠の師である友永淳子先生の名訳でご紹介しましょう。 (「ヨーガ 幸福への12の鍵」東方出版 スワミ・チダナンダ著、友永淳子訳)
Hari Om Tat Sat,
Sita

「親愛なる子供たちへ」
あなたは今、10代。覚えておいてください、何歳であろうと、どのような状況の中にいようと、あなたは神の神聖な子供であるということを。ですからどんな時も、思い、言葉、行動において神聖であってください。強くあってください。真実に対して勇敢であってください。あなた自身であることに、ゆるぎない勇気を持っていてください。弱気になって他人の真似をしようとしてはなりません。精神的に強く勇敢であってください。そして、あなたが正しいと思うなら、他の人々の意見が違うとしても恐れてはなりません。
  川に浮かんだまま流れて行くのは易しいことですが、流れに逆らって泳ぐには勇気が必要です。神聖であるとはそういうことなのです。言い換えれば、AさんやBさん、......Zさんが最近どんな風にしているかといったことに巻き込まれず、有るがままの自分で居る勇気を持つということです。誰にも依存せず、独創的であってください。いつでも、どんな時でも、どんな状況の下でも、どんな人々の中に居ても、そうあってほしい。それが私の願いです。頭と肩は体の中で一番高い所に置かれています。しかし、いばったり他を見下したりはしません。ただ謙虚で力強くそこに在るのです。
  あなたは尊敬されるようになるでしょう。過去25年間、10代の若者は混乱に陥っていました。あなたが新しい道を示すことで、その人たちを混乱から導き出し助けることができるでしょう。あなたに神の恵みがありますように。そして、光のように輝きますように。
  優れた学生であってください。分別の有る息子や娘であってください。理想的な人間でありますように。また善良で、高潔で、美しいものすべてを真に愛する者であってください。
  簡素な生活を送り、高潔な思想を持ってください。神聖さを感じとり、理想的な行動をとってください。どんな小さなことにも完全であってください。そうすれば、偉大な栄光に満ちた人生となるでしょう。なぜなら、あなたの人生は一日一日の積み重ねで出来ているものだからです。あなたの一日を、配慮して過ごされますように。                                                  Swami Chidananda