2014年7月24日木曜日

もっと触ろう。

はい、みなさん、こんにちは。

「先生、普段なにしてるんですか?」

・・・という問いに、そういや何してるかなあ〜と思って、まあ、たいしたことはしてませんね。教えてないときは、大抵家にいてデスクワークをしているか、内向的な時は、ひたすらミシンを踏んでいたり・・・。あと、ここにも書いたけど、今年はいろいろとお見舞いに行っていることが多いです。

友人のM君のところが多い。

自分のTattvabodhaのテキストを見ると、2006/12/21とか日付が入っていて、まさにこれはM君と一緒に勉強した時のことですよ。あの頃、代々木にSivananda Yogaの認可センターを作ったばかりの時で、あれを作るときは筆舌に尽くせないほど、精神的に大変なことの連続だったんだけど、そんな頃に、一緒に勉強していた後輩です。懐かしいね。


彼のところに足を運びながら学ぶことは多い。我々お見舞いの者は、少しでも安心してもらえるように、手を握ったりするわけですが、M君はその手をグッと引き寄せて、ハグして背中をポンポンしたり、頭をなでなでしてくれる。

低いベッドに向かって、鼠蹊部から90度に折れ曲がった妙な体勢になるので、皆は「さすがヨーギニー」など言って笑ってくれます。いやー鍛えておいた甲斐があった。


それはさておき、そのハグは、言葉を発することが出来ないM君が、なにかを伝えてくれようとしているわけで、「ありがとう」だったり「友愛の念」だったり、そのこと自体にも感激するんだけど、その触れあいの中で、自分自身も、ものすごく癒されてるってことに気づいた。


私は、どうも日本人ぽくないフランクなとこがあって、少しのあいだNYにいたときは、すごく楽でした。馴れ馴れしい文化の方が、楽といえば楽なんです。インドだと同性同士では結構ベタベタするし。距離間の計測って本当に緻密だし、その為のエネルギー使用っての本当に徒労だから。

しかし、そういっておきながら、私は、かなり警戒心が強い。靴選びの基本は、走って逃げられることですからね。「俺の後ろに立つな!」・・・と、ゴルゴ13の読み過ぎかも知れない。


そんなわけで、他人を怖がらせない距離感のキープと自らの警戒心の為に、日本では人と触れあうことは極度に少ないです。だから、すっかり忘れていた・・・・。


有心の、命と命の触れあいは、なんて美しく響くのだろう。
音楽のように、ありとあらゆる情緒を秘めて、
それは、胸に染み入る。



言葉だけじゃないんだね。


いや〜、もと触った方がいいです。


介護の現場の方はみんなそういうよね。私も、高齢者のヨーガクラスのときは、実際に手で触れあうことを実践してますし、生徒にもそう薦めている。


といっても日本の文化の中では、特別な場合以外は難しい・・・のかなあ・・・。わからん。





普段は、まあ、そんなこんなで、好きな石ころとかを触って、鉱物の周波を感じておりますけどね。京都に持って行く、シータマン趣味の世界が出来上がりやした。チャクラ対応のカラーを集めた石セットですが、個々の石でもあるので、パワーストーンとしての意味に関してもマニアック解説書、各セットに対応して作成しました。リネンの保護袋に入れてお渡しします。毎年恒例のクリスタルのアイピローも6つ持ってくよ。ブラジル産でいいのが手に入ったのだ。ふははは。ビバ!石!



ちなみに、居候先ではロッキーと毎日触れあってまーす。ロッキー可愛い!

京都で会いましょう。
















2014年7月21日月曜日

みやこちゃん

ららら〜。

これを書いている今日は、楽しい一日でした。

とーっても地味な暮らしを好む私の日々は、実にとーっても地味です。クラスとパソコンの(食事は納豆とキャベツの)ルーティーンなんだけど、今日は仕事じゃないのにお出かけをする珍しい日で、東京が綺麗だったし、楽しかった。

こういう一日は、神様からのご褒美っていうかプレゼントだなあ〜、ありがたく受け取ろう・・・と思いました。そして明日もまた頑張ろうと思った。神様からもらった幸せは、みんなに、世界に、ちゃんとお裾分けしないと・・・。


最近、私は友人の入院する病棟に、マメに足を運ぶようにしています。日頃つるんでいた訳でもないのだけど、そうしようと思って。


それは、みやこちゃんが教えてくれたことでした。みやこちゃんは6年位前の生徒さんで、すっごく騒がしいお母ちゃんです。いつもギャハハと笑っては、みんなに親切でした。

彼女が入院してるときに知り合った患者のハマちゃんは、骨肉腫で片足を切断していました。癌は脳などにも転移していて頭の手術もしました。


みやこちゃんは、病院で知り合っただけの赤の他人のハマちゃんのもとに足繁く通ってお世話をしていたし、孤独なハマちゃんを勇気づけていた。



ある日、みやこちゃんは私を連れ出し、身寄りの無いハマちゃんのところに繋いでくれたんだよね。何度か病室を賑やかしに行きました。一緒のスタジオで教えていたジョセフも、私と同じようにハマちゃん盛上げ隊に入隊しました。


最期の最期まで、みやこちゃんはハマちゃんの側にいましたね。



ハマちゃんは泣きながら私にこう言った。


「みやこちゃんは天使」


ハマちゃん、私も同感だよ。



彼女自身が置かれた状況も決して安穏ではなかったのに、他人の為に、惜しみない愛をそそぐ彼女に、思わずひれ伏したくなった。そもそも、みやこちゃんは看護師でもなんでもなくて、まあ、むしろ同じ外科の患者だったわけなんだけどね。マザーでした。






みやこちゃんとは、ここ数年、連絡がとれません。万一読んだら、連絡くれるかな?


みやこちゃんが元気でやっていることを願いつつ、今度は私が、みやこちゃんになるよ。まだまだ未熟だけど、少しでもみやこちゃんに近付けたら、いいなと思います。


ハマちゃん、どうぞ天国から、みやこちゃんを守って。













2014年7月19日土曜日

シータマ的成功哲学


なんでもないような日々だけど、毎日まいにち、生きていると、そこに静かに、ドラマがある。日常というのは、実はものすごく濃い。


コミュニケーションの場であるインターネットが、時どき億劫になるんだけど、この初夏は特にでしたね。宣伝・告知もサボりまくり(笑)。あとは、そうですねえ、体調を崩した複数の方たちのお見舞いに、いったりしてました。


今年はあんまり忙しくしていません。だから沢山お見舞いに行けます。


人生は短くてあっという間に終わっちゃうんだから、忙しくて会いたい人に会えなかったり、行きたいところに行けなかったりするのは、いかん、と思うんです。

私の暮らしは毎年「いかん」のです。日々に流されて。だから今年は少しだけ改善してみようと思ってます。


すっごく昔にみた「フライドグリーントマト」という映画でおばあちゃんが言う台詞。

You reminded me about what the most important thing in life is friends.


結局人生で一番必要なのは友情。


そうだね。



ところで、





話は全然、逸れるんですけど、そんなこんなな訪問先で一冊の本をもらいました。ジェームズ・アレンという1800年代の人が書いた、今でいう成功哲学の本の元祖みたいな本です。言葉少なく、シンプルな本です。

個人的には、シンプル過ぎて分かりにくい人も多いと思うので(要解説な気がするってことで)、特に推薦するという訳ではないんだけど、長く読まれ続けている本です。



「あらゆる種類の価値ある達成が、努力と思いによってもたらされる王冠です。自己コントロール、決意、けがれのない思い、気高い思い、正しい思いの援助を得て、人間は上昇します。」

なるほど。

「自己コントロールの欠如、怠け心、けがれた思い、卑しい思い、謝った思いの援助を得て、人間は降下します。」


それから?


「成功を手にできないでいる人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。人間は、もし成功を願うならば、それ相当の自己犠牲を払わなくてはなりません。」





私が、日頃、先生をやっていて思うことは、

「あれも欲しい、これも欲しい、それも欲しい」

というカワイイ欲張りが、一つの大切なことを達成する障害となっているか、ということです。



人として生まれた全ての者が闘わなければならない、共通のものってなんだかわかります?

チッチッチッチッチッチッチ










それは「時間」ですよね。正解した?


限られている時間の中で、欲しいもの全部、やりたいこと全部、とってたら、たぶん何一つ高みに達成することはできません。多分、ネットサーフィンみたいな人生で終わっちゃう。

この本で自己犠牲っていうのは、そいうことだと思う。


他の人たちに比べると、私は極端な例で、だいぶストイックだと思います。少数派という意味において、だいぶ過激なような・・・それが自分のことをテロリストみたいだなあ、と思う所以なので、私を真似しろとは決して言えません。



ただ、コミットするってことだよね。


それは、何があなたの成功なのかを、知ること。

あと集中力。


学びは一生。


根性ある生徒さん達には、いつも本当に元気をもらいます。


来週も頑張ろうね。



Sita









2014年7月2日水曜日

シータ万蔵、趣味の世界&京都ワークショップ


もしかして嫌いじゃないかも、梅雨・・・という大発見があったシータです。

みなさま、お元気ですか?

今年も京都ワークショップが近づいて参りました。京都では毎年なぜか、私の趣味のおすそわけショップが恒例となっているんですが、今年はまだ、私の愛用のクリスタルのアイピローを作っていないのです・・・。良い石が手に入ったら作るかもしれません、はい。


私の趣味の世界といえば『石』なんですが、


では、今年は何をしてムフムフとしていたかというと、色んな石を集めては組み合わせ、また組み合わせなおしては並べて遊ぶ・・・という、まあ変な趣味ですわ。


ハタヨーギーとヨーギニーにはおなじみのチャクラに対応させた石をジロジロ見たり触ったりして遊んでいます。

わたくしですね、実は臼井 甕男(1865 - 1926)先生の霊気療法の3rdディグリーまで取っているんですけど、その時に、レイキのコンセプトにのっとったクリスタルヒーリングのクラスも受けているんです。理由はもちろん、石が好きだから。


このチャクラ対応ストーンのセットを、調子にのって沢山つくり過ぎてしまったので、京都に大小3、4セット持って行こうかな、って思ってます。専用のポーチを作ってるので、出来上がったらまた写真アップしましょう。


あ、ちなみに祭壇の一番右の写真はお父さんです。といってもSoftBank犬でも実のお父さんでもないですよ。ああ、今日もお父さんはカッコイイ。写真だから毎日変わらないんだけどね。


以下、京都ワークショップのお知らせです。現在、定員の50%が埋まっています。お申込はお早めにー!


追伸:いま思いついた!瞑想がテーマなので、ジャパ用にルドラクシャのマーラー(数珠)を持って行きましょう!それプラス、シータ万蔵の趣味の世界ってことで。





『シヴァーナンダヨーガワークショップ〜瞑想はじめの一歩』

日程:2014年7月27日(日)
時間:11:00-13:00  アーサナクラス(定員あり)
   14:30-16:00  座学
場所:京都市 誓願寺
参加費:アーサナのみ 3500円
    座学のみ 3000円
    2クラス通し 6000円

※お申込は、件名を「京都WS」とし、お名前、お電話番号をご明記のうえ sivanandakendram@gmail.com までメールにてご連絡下さい。


2014年7月1日火曜日

チェンマイリトリートのお知らせ

またサボってしまった。ははは・・・。

しかも、皆さんへのご連絡事項を。

なので、ここからしばし、お知らせの嵐の予感です。

今年で三年目になります、タイはチェンマイでのリトリート。タイトルに「暮らしの」と入っているくらいですから、やさしく言えば暮らしの提案として(厳しく言えば、悪しき生活習慣の矯正のための)10日間であり、ヨーガはその提案の一部。これまで初心者の方も参加して下さいました。





10日間って長いですよね〜。おそらく日本から提案されているヨガリトリートで一番長いと思うんだけど、どうかしら。こんな酔狂なことやってる人いないですよ。「やっぱり私ってアホなのかしら・・・」と思いつつ三年目に突入してしまいました。


このまま続けてしまった理由は、参加して下さった皆様の「この長さが良かった!絶対長いままで!」との多数のご意見。それから「三年ひと区切り」という私の思い込みですね(笑)。あとは「生活の改善には一週間では不足」というまともな理由。


そんな毎度おなじみのリトリートですが、今年はとってもスペシャルなことがあります。

昨年のリトリート直後に動き出したクラウドファンディングが成立し、宿泊場所であるhoshihana villageにヨーガホールを寄贈できることになりました。

今回は、このホールを利用させていただく初めてのリトリートになります。リトリートによって発生するホールのレンタル費がバーンロムサイ孤児院の運営費となります。

現地での諸費用の値上がりの為、昨年より若干参加費が上がりましたが、それでもスーパーコストパフォーマンスを自負しています。試しにいろいろ比べてみてね♪


誰も来てくれる人がいないと、リトリートはキャンセルになりますが、私の出来ることは、これまでと同様「人事を尽くして天命を待つ」のみ。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


「毎日頑張ってる自分にご褒美!」の方も、「人生ここらでリセットだ!」の方も、男性の方も、カップルの方も、どんと来いです!皆で新しいホールに命を吹き込みましょう!

チラシは全国各地に飛び立って行きましたが、さらに配布にご協力下さる方いらっしゃったら、ご連絡下さい。


『YOGA 暮らしと知識のリトリート』

日程:2014104日〜13
会場:hoshihana village (タイ)
参加費:110.000
お申込:以下メールアドレス迄 sivanandakendram@gmail.com
    現地集合(現地までの交通費は含まれません。)
    最小催行人数8名、定員有り(男女の参加比率によって変ります。)

    コース代金に含まれるもの=9泊分の宿泊費(相部屋)・1日2菜食、お茶・ヨーガ&講義、タイ式フットマッサージ等の講習
    プログラムは初日の夕食から。最終日はチェックアウトのみです。

◆スケジュール
5:00 起床
5:30 瞑想とチャンティング
7:30 ティータイム
8:00 ヨーガ実践
10:00 昼食
11:30 講義、その他
12:30 フリータイム
15:30 マッサージ講習
18:00 夕食
20:00 瞑想とチャンティング
22:00 就寝

    スケジュールは予告なしに変更になる場合がございます。
※    コース中、バーンロムサイ見学ツアー 子供達との交流イベント、他シークレットプログラムをご用意しています。